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今日も人生はライフ

60代主婦の日常はけっこうビジー。

私のミルクティー

2016年11月25日 | 暮らし

週に一回3本ずつ配達してもらっているビン牛乳が、冬になると
飲みきれないまま冷蔵庫の中にどんどんたまっていく。毎日クリーム
シチューやグラタンって訳にもいかないから、何とか方法を考えて
消費しなくてはならない。

そこで登場するのがミルクティー。 私なりにしっかり淹れてみるので
ある。

ティーポットとカップを温めるのは必須。茶葉はミルクティー向きの
アッサムね。牛乳はこの際だから半本分使ってしまうことにして、
レンジで60度くらいに温める。

ポットに小さじ2杯の葉っぱを放り込み、150ccのお湯を注ぐ。
箱には抽出時間3分とか書いてあるけど、そこまで待てないから
適当なところでカップに注ぎ、そこへ温まった牛乳を加えれば出来
上がり。

ミルクティーと言うには牛乳が多すぎて、どっちが主役か分からない。
紅茶の専門資格を持った人が聞いたら、天を仰ぎ肩をすくめ
「オーマイガッ」とか言いそうな淹れ方だわね、
きっと。



 

 


修理といえば

2016年11月24日 | 暮らし

どんなに古くなっても手放せない靴というのがある。足をしっかり包み込む
形で歩きやすい、でもドンくさくないデザイン。履きやすいからいつも
履いている。丈夫なので何年もの間、酷使に耐えてあまり古びもしない。

靴の中の靴。優等生靴だ。

ところが、履き口の踵カーブの部分がついに擦り切れてしまった。履けない
わけではないけれど、擦り切れ靴はやっぱりちょっと…

で、修理ができないかと買った店に持ち込んだ。この擦り切れた箇所を
直すには、
いったん靴をバラバラにしなければならないという。新しい革を
使って縫い
直すわけで、言わばオーダーするに等しい注文となってしまう
らしい。

料金はいくら? そもそもそんな修理をやってもらえるのか? 店からの
連絡をドキドキしながら待っているところ。

 

 


手がかりは猫の歳

2016年11月22日 | 家族

娘が結婚して何年になるだろう。夫との会話の中で、たまに登場する
話題だ。その計算方法はいくつかあって、

   「25歳で結婚して、今年34歳だから9年になるね」

   「タロウは3歳。結婚6年目に産まれたんだから、9年かな」

そしてもうひとつ、猫の歳に合わせて算出(は大げさだけど)する確かな
方法があるのだ。
ドーラと松が我が家へやって来るのと入れ違いに、
娘は家を出て行った
から。

そう、文字通り入れ違いだった。猫たちが里親コーディネーターに連れ
られてうちへ来る、まさにその前日、娘は彼と暮らすために親の手元
から飛び立っていったのだ。

当時1歳だった松はもうすぐ10歳になるんだものねぇ。


修理不能

2016年11月21日 | 暮らし

何十年ぶりかで黒のフォーマルウェアを新調したのは今年2月のこと。
そうなると、私の首にはちと長すぎるパールのネックレスを何とかしたく
なった。
そこでアクセサリーのリフォーム店に出向き、糸替えのついでに
首回りぴったりの長さに調節してもらうことにした。

そして、さらにそのついでに頼んでみようと考えたのが、このネックレスの
修繕だった。

高価なジュエリーというわけではないから、わざわざリフォーム店に出向く
のも気が引けて、それでもずっと気になっていたバラバラのネックレス。

糸やワイヤーではなく、チェーンにパーツを通してあり、そのチェーンが
切れてしまったというやっかいな状態だ。気に入っていたものなので、何とか
ならないかと淡い期待とともに持ち込んだ。

だが、やっぱり駄目だった。修理は無理。 MONETというアメリカのブランド
らしいのだが、今は、扱っている店舗が日本にないみたいだから、
もはや
どうにもならない。超腕利きの修理技術者が仮にいたとして、お金に
糸目を
つけなければ直すよ、と言われたらどうするかなあ。

などと、無意味なことを考えてみたり…


道に迷う

2016年11月19日 | 暮らし

つい先日行ったばかりの場所、というのが大きな落とし穴だったのだ。
行けば分かると思いこんでしまった。

駅の改札を出ると、目の前を走る都電の線路を渡り、ためらうことなく
右斜め方向へ歩き出した。確か、2,3分も行くと地下へ下りる入り口が
あるはずで……

ない。道を一本ずらしてみる。もう少し先のほうだったかと、さらに奥へ
進んでみる。やっぱりない。あれぇ、おかしいなあ。 この段階ではまだ
余裕の私。直接会場に電話して訊いてみよう。

電話番号案内に尋ねる(そう、呆れたことに地図はおろか連絡先すら
持ってこなかった阿呆もの)。しかし、登録がないのか、分かりませんと
言われる。

しょうがないなあ、交番で訊こう。だが、地下のライブハウスってやつは、
ビルの名前が分からないとお巡りさんにも探しようがないのよね。そして、
住所が不明ではそのビルの名前もわからない。

こうなったら街を行く人たちに訊くしかないと覚悟を決めて歩き出した。
バイク便のお兄さんとか、郵便
配達のおじさんとか、宅配便のお姉さんとか、
可能性のある人たちに
声をかけまくった。しかし、成果はゼロである。
どれだけマイナーな場所
なんだ。

駅からはどんどん離れていき、気がつくと、自分のいる場所すらわからなく
なってしまった。慌てて、駅への道を尋ねてふりだしに戻る。かれこれ40分
以上は歩き回っているから、ライブはとっくに始まっているだろう。
もう帰ろうかな、チケットはもったいないけど、悪いのは私なんだから。

最後の最後に思ったこと。まさか、駅の反対側じゃないわよね。ダメもとで
回ってみたら、ありました。歩いてほんの2,3分。私の記憶は間違っては
いなかったのです。


谷中で道を尋ねられる

2016年11月17日 | 暮らし

数年前に行ったときは、ちょうど改修工事中で入れなかった「朝倉彫塑館」。
今回は谷中の街歩きの途中、見学することができた。

彫刻家・朝倉文夫のアトリエと住居。そこに彼の作品が展示・公開されている。
猫のブロンズ像がたくさんあって、興味深い。もちろん有名な「墓守」もあった。

    **********

妹とふたり、上野から谷中へ向かって歩いていたら、観光の外国人女性に
道を訊かれた。私たちだって観光客だからなあと思いつつ、彼女の地図や
スマホをのぞき込みながら、目的地を探したのだが…

どうやら英語圏から来た人ではないらしく、英語のつたなさは私たちと
どっこいどっこい。大きな仏像のあるお寺に行きたいと言われたけれど、
本人にも肝心のお寺の名前が分かっていない。

残念、役には立てませんでした。


会報の原稿に四苦八苦

2016年11月15日 | 音訳(点訳)

音訳ボランティアの会報に載せる原稿を書く順番が回ってきた。
フリートークのコーナーだから何を書いてもいいのよ、と言われた
けれど、何を書けばいいのかまったく思いつかない。

会報のバックナンバーを読み返してみると、旅行の話、趣味の話、
身近にある穴場スポットの話……肩に力の入らない題材を
読みやすい表現で、皆さんサラリと書いている。上手だ。

私、ますます書けないじゃない。原稿用紙を前に頭の中は真っ白の
まんま。

活字にして印刷される媒体----たとえそれが、仲間内の会報誌だと
しても----に文章を載せるというのが ものすごく大変なことに思える。

想定される読み手が、日ごろから交流のある顔見知りの人たちだと
いうのは、却ってやっかいなのかもしれない。書いたものへの
彼らの反応がどうしたって気になってしまう。会報を真剣に読む
会員なんて、そうはいないとも思うんだけど。

締め切りが迫る。何とか原稿用紙の800字を埋めなくてはならない。
どうしよう~。こんなところで泣き言をいっている場合ではないのだが。

  


どちらを選ぶ?

2016年11月14日 | 暮らし

10人程の会合の席で、近くの店に昼食の配達を頼むことになった。
サンドイッチは何がいい? パスタの人は? などとひとしきり
やりとりがあった後、最後に飲み物を決めたのだが-----

10人中9人がコーヒー。紅茶は私ひとりだった。たまたま私以外の
全員がコーヒー好きだったのか、それとも、2者択一
の場面では
コーヒーを選ぶ方が良いという理屈が何かあるのだろうか。
などと、らちも
ないことをこっそり考えたのであった。

    *********

私だって外出先でコーヒーを飲むことはある。コーヒー美味しい店
に入ったとしたら、いくらなんでも紅茶は頼まないし。だが、腕前の
分からない
店では紅茶にしておくのが無難だぞ、という習性がいつの
まにか
身についてしまったのだ。

どちらも美味しい店なら、紅茶の好きな私にとってはラッキー。仮に
スキルの低い店だったとしても、まずいコーヒーよりはまずい紅茶の
方がマシだと思うからだ。「さ湯」を頼んだことにして諦めをつける。
コーヒーは抜群に美味しいけど紅茶はダメだった、という店に当たっ
ちゃったときは、完敗を認めるしかないけど。

基本的に紅茶好きという私だからこその選択なのか、いやいや
真に紅茶の好きな人なら、まずい紅茶は絶対許せないだろうから

評価未知数の店では逆にコーヒーを選ぶのか。

さらには、コーヒー大好きな人なら、どんなふうに考えるだろう。
話はどんどんこんがらがっていくのです。

 

 

 

 


交流会に初参加

2016年11月09日 | 音訳(点訳)

地元の視覚障害者団体と私たち点訳と音訳のボランティア団体は
年に一度、会食と懇談のおたのしみ交流会をする。

視覚障害者の手助けをする正しいやり方は、点訳講座の中でも
DVDを見ながら学んだけれど、実践は初体験だから、かなり緊張
しつつ臨んだ私だった。

まずは受付から会場のテーブル席への誘導から始まる。私が担当
する中途失明者のMさんは慣れたもので、

   「私は杖を使うので、左側に立ってくださいね。
          腕をこう組んで、
あなたの右手は固定してね」

席につくと、部屋の様子を尋ねられた。細長い会場で6つの円卓が
並んでいることを説明すると、Mさんは私の手を取って 「テーブルの
配置を教えてくれませんか」。そうか、全体の中の自分の位置を
イメージ
するためだなと思う。

重箱入りのお弁当の説明はどうすればいいのかとドギマギ。

  「箱はどんなふうに仕切られていますか?」

Mさんは重箱の外枠と中の仕切りとを指でなぞりながら、中身を尋ねる。
私は、左の上はブリの照り焼き、右の上は野菜とゆばの炊き合わせ、
右の下はお刺身…と説明していく。

箸にはさんだお刺身が、マグロなのかハマチなのかは、その都度教えて
と言われた。口に運ぶものが何であるのか心の準備が必要なのだと知る。

お味噌汁とお茶が接して並んでいるので倒さないかと心配だったが、
Mさんは慎重に手で確認しながら持ち上げ
、また同じ場所に戻す。
見事だ。

トイレに立った時、Mさんに「あなたの着ているものを触ってもかまわない?」
と言われた。

  「すべすべのシャツね。絹かしら。このベストのデザインは
  すごく
変わっている。はいているズボンはウールだわね。
  グレーとグリーンの
配色なの? オシャレねぇ」

そういうMさんは、黒の上下に複雑な織り柄のイエローとグリーンの
カーディガンベスト。
とても素敵でした。

 

 

 

 

 


メガネと私

2016年11月05日 | 家族

家の中で動き回る際、メガネはかけない。家事をするのに不便がない
程度には見えるからだ。それでつい、外出するときにもしばしば
メガネ無しで出かけてしまう。

歩き出して1,2分たってから「あ、しまった」と思うんだけど、取りに
戻るのは
めんどうだから、近所の場合はそのまま強引に出かける。
メガネを掛けずに車を出してしまったときは、さすがに道のわきへ停めて、
あたふたと戻ったけれど。

もうひとつ私が毎回やってしまう失敗は、テニスに行くというのにメガネを
忘れて出かけようとしてしまうこと。車の次くらいにテニスではメガネ必携
だというのに。そして、困ったことに 気づくのはいつも靴を履き
終わって
から。

とばっちりを受けるのは夫だ。

テニスシューズを履くのは、けっこう手間がかかるので、いったん履いたら、
もう脱ぎたくないのである。だから、玄関先で夫を呼び立てるしかない。

  「メガネ忘れた。持ってきてくださる?」

この時ばかりは、ていねいにお願いをする私。

  「また~?」

と言いながらも、メガネを持って飛んでくる夫。もう儀式になっています。


うっかりにも程が

2016年11月01日 | 音訳(点訳)

ようやく点訳を終えた。点訳したファイルはメールに添付して送信する
ことになっている。原本の方は郵送でOK。

締め切りに遅れること1ヶ月とはひどい状況だが、見習いの一冊目と
いうことで許してもらうしかない。

せめて速達で送ろうと思い、朝いちで郵便局から発送した。

さ、ファイルの方も送らなくちゃ。そうだ、一か所訂正する場所があった
んだ。チャチャっと直してしまおう。

とパソコンに向かいハタと気がつく。元の本は、さっき送ってしまった。
何というドジ!