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今日も人生はライフ

60代主婦の日常はけっこうビジー。

自分の音訳はしばし棚上げ

2025年07月19日 | 音訳(点訳)

地元音訳サークルの作業が立て込んでいる。プライベートリクエスト
図書の編集作業が2件、図書館依頼図書の校正が1件。自分が読むわけ
ではないので気が楽といえばそうなんだけれど、時間を取られること
に変わりはない。

県の点字図書館から依頼された、私自身が音訳中の本はもう少しで読み
終わるところまでこぎつけた。
でも、いったん中止するしかないね。基本的にサークル内で請け負った
作業を優先させる。締め切りがよりタイトだからだ。

ただねぇ、私の場合引き受け過ぎが問題なのだ。やってくれる人が誰も
いない。忙しいって断られちゃった。そういう場面で「べに丸さんお願い
できませんか」と振られると、つい引き受けてしまう。

「頼めばやってくれる人」と思われているだろうか。断れないだけなんだ
けどなあ。


「着々と」

2025年07月17日 | 音訳(点訳)

音訳中の図書の中に、こんな表現が出てきた。

  「米政府の財政状況は着々と悪化してしていく」

何か変。

「着々と」という語は、良い方向へ向かう場合に使うのではないのか。
少なくとも、一定の目標を立て、そこへ向かってひとつひとつ確実に
進んでいくというイメージなんだけど。財政状況の悪化に向けて着々と
進んでいくなんて、著者の大いなる皮肉? そうなの? まさかね。

あるいは ”着々と悪化していく” という表現、少しずつ当たり前の使い方
になりつつあるのだろうか。辞書の語釈として採用されるかどうかの
端境期にあるとか?(『舟を編む』気に入っています)

ただ、現状ではやっぱり読者に違和感を覚えさせる言い回しだと思うのだ。
編集担当者なり校正者なりは指摘しなかったのだろうか。これが小説で
あれば、言葉の選択にもっとシビアになっていたのかもしれないが、
国際政治学について書かれた新書だからね。

 

 


マニュアルは何のためにある?

2025年06月11日 | 音訳(点訳)

今年も地元図書館から音訳を依頼する図書が何冊か届いた。いずれも
人気のある作家の小説。会員の中から音訳希望者を募る。

積極的に「やります」と引き受けてくれる人もいるし、遠慮するメンバー
に「ぜひお願い」と頼み込む場合もあるし、逆に「忙しいから無理」と
最初からシャットアウトの人もいるし、ボランティア活動ならではの
すったもんだの挙げ句、今年も何とか音訳者が全て決まった。

その中のひとりRさんから「読み終わりました。校正をどなたに頼めば
いいですか」と連絡が来た。「えっ!!もう?」と仰天する。
Rさん、段取りをすっ飛ばしているよ。まず校正者を決め、読み順や
レベル分けなどを打ち合わせして、20分くらいのサンプル録音をして
校正者に聞いてもらってから本録音でしょ。

打ち合わせなしに読むと、ヘタをしたら全部読み直しってことにも
なりかねないよ~。Rさん、去年も読んでくれたじゃない。そのときの
やり方忘れちゃった? そもそも「マニュアル」を読んでくれたのかな。

あふれそうになる言葉をぐっと押さえてお願いをする。
「校正者が決まったら改めて打ち合わせをしてくださいね。それから
お願い、マニュアルをもう一度読んでみてね」

誰が読んでも分るように、懇切ていねいなマニュアルを完成させたばかり
なのに。図書の音訳をするときはこのマニュアルに沿ってお願いしますと
伝えたばかりなのに。読んでもらえないなら意味が無い。マニュアルを
読んでもらうためのマニュアルが必要なのか…………

 





手強い騒音

2025年06月06日 | 音訳(点訳)

建物の構造体をショベルカーで解体したあとは、基礎部分のコンクリートを
破砕する作業に移ったようである。ドリルの連続音はショベルカーどころでは
ないけたたましさだ。

そろそろ〇〇市長選の選挙公報の音訳が始まる。こちらは期限が決められて
いるので、解体工事が終わるのを悠長に待ってはいられない。一日の作業が終了
した後の時間帯を狙って録音するしかないかも。ふたたび、わが家の生活リズム
は狂い始める。

雨が降ってくれないかなあ。これはもう八つ当たり。


工事の合間に

2025年06月02日 | 音訳(点訳)

2軒おいたご近所の家が、取り壊し中である。最初の何日かは人の手で
柱を壊してでもいたのか、ズシン、ドシンという音が防音幕の中から
断続的に聞こえていた。やがてショベルカーがやってきて、バリバリ、
メリメリと力づくで建物を破壊し始めたのは昨日のこと。

そうなるともう音訳は無理である。二重サッシをぴったり閉めていても
マイクは音を拾ってしまう。解体し終わるのに何日くらいかかるの
だろうか。

でも、諦める訳にはいかない。昼休みと3時の休憩時間だけは静かに
なるので、そのわずかな時間に少しだけ録音する。たとえ1ページでも
先へ進めないと。

 


問題はマイク?

2025年05月23日 | 音訳(点訳)

点字図書館の新しい図書を読み始めている。サンプル録音を図書館に
送ってモニターをしてもらい、OKが出れば本式に録音を開始する。

モニター後質問された。「ところどころプツプツという雑音が聞こえ
ます。思い当たる原因はありますか」

録音環境や機材が原因ではないように思う。やはり口中音の影響か?
と暗い気持ちになった。だとすると、この雑音の解消はなかなか難しい。
録音したあとに細かく修正していくしかないかもしれない。

だが、モニターをしてくれた職員さんの意見はちょっと違った。

 「口中音ではないように思います。マイクとスタンドの
  間に何か挟んでみてください。それから、マイクとPCの
  距離を離して、さらにコード同士が触れ合わないように
  してやってみてくださいますか」

少し気持ちが明るくなる。マイクのセッティングに原因があるのだ
としたら解決策もあるわけで、絶望するのはまだ早いということ
だからね。


集合時間

2025年04月28日 | 音訳(点訳)

たまに、出張して音訳をすることがある。視覚障害者グループの会報とか
総会資料とかを、先方の活動場所に出向いて録音し、CDを作成するのである。

前回は集合時間ジャストに到着した。遅刻ではないけれど、すでにグループの
皆さんは全員そろってスタンバイ。気まずい思いをした。だから、今回は
集合時間の10分前に着いた。

一番乗りだった。机のセッティングなどをして待つ。やがて定刻の10時に
なったが、誰も来ない。えっ、時間を間違えた? と少し不安になる。
やがて10時を過ぎたが、誰ひとり来ない。まさか日にちまで違ってる? 
不安は増すばかり。

結局、全員がそろったのは10時15分だった。「べに丸さん、ずいぶん
早く来たんですね」と言われたけれど、私はほぼ定刻に来ただけ。皆さんが
遅かったんですよ~。すごく心配でした。


頼まれない人になりたい

2025年04月21日 | 音訳(点訳)

所属する音訳サークルが、まもなく新年度を迎える。小規模とはいえ、ボラン
ティアとはいえ、ひとつの任意団体が活動していくためにはいろいろな役割分担
が必要で、会長・副会長・会計・書記・会報、そして会計監査の係がある。

そして、その役員決めは毎回の大仕事だ。誰も好んで面倒な役員など引き受け
たくはない。頼み込まれ、説得され仕方なく引き受けるのである。そんな中、
最初から頼まれない人が2種類いることを私は知っている。
  
ひとつは、役員は務まらないかもと思われてしまう人。年齢的に難しいとか、
性格的に向かなそうとか、能力的にちょっと心配とか。

そして、もう一種類はこんな人。
音訳の力量はピカイチ、頭脳明晰で実務能力にも長けている。しかし「私は、
役員はやりません。音訳以外の仕事を引き受ける気はないので」と言い切れる
タツ子さんのような人。過去に一度打診したことがあるらしいが、キッパリ
断られたのだそうだ。以来「タツ子さんには頼んでも無理よね」という評判が
定着してしまった。

ああ、私もタツ子さんのように "頼んでも無駄" な人になれたらなあ。
なれないのは分っているけど。   


もめてくれるな……

2025年04月09日 | 音訳(点訳)

私が所属している音訳のサークルは、40名たらずの小さなグループ
ではあるが、会費を集めて活動している以上、毎年この時期に総会が
開かれる。

先日のミーティングで役員さんから総会のお知らせがあり「出席でき
ない方は委任状の提出をお願いします」という呼びかけがあった。
例年、会場に集まるのは半数くらいで、残りの人たちは委任状を提出
する。

ミーティングの席で何枚か委任状が集まった。そこで何気なく発せ
られたAさんの言葉がちょっとした波紋を。

  「日頃はあまり活動できていないので、総会くらいは出席して
   貢献しないとね」

自分の思いを口にしただけの悪気のない発言だと私は思ったのだが、
カチンと来た人がいたのである。Bさん曰く、

  「私は委任状を出したけど、サボるわけじゃないの。用事が
   あって欠席するんです!」

「あっ」という表情をするAさん。

  「ごめん。Bさんのことを言った訳じゃないのよ。私自身の
   反省の気持ち」

  「それぞれ事情があるのだから、みんながみんな出られる
   わけじゃない。ああいう言い方はしてほしくない」

  「だから、欠席の人のことをどうこう言ってるわけじゃ
   ないでしょ」

と温厚なAさんもヒートアップ。

いつも熱心に音訳活動に取り組んでいる真面目なBさんであるだけに、
Aさんの言葉を深読みしてしまい、傷ついてしまったのだろうか。
当たり所が悪かったとしか言いようがありません。

 


サピエ図書館に行ってみる

2025年01月21日 | 音訳(点訳)

音訳自体は2023年度中に終了していたのだが、校正がなかなか戻って
来なかった。校正者の手が足りないこと、校正結果の判定に時間がかかる
こと、この2つが理由だ。

2024年秋になってようやく校正が戻ってきた。それも立て続けに2冊。
勇んで訂正をし、点字図書館に返送する。ここまで終わって初めて肩の荷が
完全に降りるのである。

全国の点字図書館からデイジー版音訳データが集約される「サピエ図書館」
のサイトへ行き、検索してみた。私の音訳したデータがアップされている
のを確認。そう、確認するだけなんだけど嬉しい。


衆議院議員選挙の公報を音訳

2024年10月17日 | 音訳(点訳)

衆議院議員選挙の「選挙公報」の音訳が終わった。小選挙区と
比例区を合わせて8時間以上の分量になるから6人の音訳者で
分担した。読む順番や漢字の読み方などを指定通り誤りなく読む
のは当然だが、大変なのはスケジュールがタイトなこと。

15日の公示日の夕方までに候補者は原稿を提出することになって
いるが、その翌日の16日中には音訳版を完成させなくてはなら
ない。もちろん、届いた原稿からどんどん録音をしていくのだが、
締め切り日の17時ぎりぎりに出してくる候補者もいるから気が
気ではないのである。

この数日間は、文字通り寝食を後回しにして音訳にかかり切り
だった。つい垂れ流す愚痴や弱音。聞かされる夫もお疲れさま
でした。
  


インターネットの不安定

2024年01月05日 | 音訳(点訳)

締め切りのある音訳。自分の分担を仕上げて校正に出そうとしたら
データファイルをアップロードすることができない。
「ギガファイル便」がだめなので「データ便」でやってみたが、
結果は同じ。

わー困った。データをUSBメモリに入れて郵送するしかないかしら
と諦めかけた深夜、何とかアップロードできたので大急ぎで送信
した。全く繋がらないのではなく、不安定なのだろう。

昨日の音訳関係のミーティングはZOOMだったのだが、途中で
何度も切断した。これもわが家のインターネット状況に問題が
あったからに違いない。

  ********

契約している会社に問い合わせて原因がわかった。どうやら私の
住む地域で電柱の工事をやっていたらしい。あちこちで通信の
不安定さが苦情として上がってきていたとのこと。

工事は今日までなので、明日には回復すると言われた。原因が
わかってひとまず安心しました。


ひとまず終わった!

2023年10月07日 | 音訳(点訳)

県の点字図書館から預かった本の音訳が終了した。
今回は、録音だけで何と2ヶ月もかかってしまった。下調べと
打ち合わせも入れたら4ヶ月近くにもなる。

歴史を扱う本は、とにかく引用が多いから、ほとんど全ての頁に注が
くっついてくる。小説と違って、調べることが桁違いに多いのだ。
その”注”を本文の中に読み入れながら進めるので、いわば、たえず
つんのめりながら歩いているみたいなものである。当然、録音は
スムーズには進まない。

上手な読み手なら、もちろんそんなことにはならないはずだけれど、
私は「上手の域」には到底届かないから。
ともあれ、データと調査資料一式を図書館に発送した。校正には
けっこう時間がかかると思うので、しばらくはこの本のことを忘れて
いられる。


「頑張りすぎないで」

2023年10月03日 | 音訳(点訳)

地元の音訳グループで、今年から役員を務めている。音訳活動が
円滑に進むための「お世話役」である。

図書館からの依頼図書音訳のコーディネート、新しい会員の勉強会
セッティング、活動日の出欠を把握して事務連絡に漏れがないように
すること……その他雑用諸々。

今はコロナ対策のひとつとして、メンバーを2つのグループに分け、
午前と午後の2部制で活動しているから、私は両方のグループに
参加している。

自分では苦にしていなかったのだが、先輩会員のYさんが心配のあまり
忠告してくれた。「一人で頑張りすぎないで。仕事を他の人に頼むのも
必要よ。協力を頼まれた方も嬉しいんだから」

ああ、そうなんだ……と納得。バタバタと忙しがっているようにみえる
私の姿は、ちょっと鬱陶しかったかも知れないね。少しくらい抜けたって
かまわない。ゆったり仕事をする技を身につけないと。


喉をやられて

2023年08月05日 | 音訳(点訳)

久しぶりに取り組んでいる「図書の音訳」作業が頓挫している。
何年かに1回襲われる”喉の不具合”のせいだ。いつもは、処方して
もらった抗ヒスタミン剤を2週間ほど飲めばきれいに治るのだが、
今回は長引いている。

年齢のせいか、免疫力の衰えのせいか。

日常生活には支障がほとんどないんだけど、音訳を始めるとだめ。
声が引っかかり、喉がガラガラして続けられなくなってしまうのだ。
早く進めて仕上げたいのに、何もできずに日にちばかりが過ぎていく。