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今日も人生はライフ

60代主婦の日常はけっこうビジー。

義母の病院で

2006年12月31日 | 義母ユキコさん
義母が現在入院している介護療養型医療施設は、通算7つ目の病院だ。
転院から今に至る7ヶ月の間、病院と義弟との間にトラブルなく過ごせ
ているというのはなかなか大したことで、これは今までの最長不倒記録
ってことになるのかな。

今日もいつものように義母の病室へ向かって廊下を歩いていたら、前方
から歩いて来たおばあさんに突然しがみつかれた。ここには、認知症で
はあってもスタスタ歩ける患者さんもいるから、その中のひとりなのだ
ろう。

彼女は無言のまま結構な力で私を引っ張って部屋のひとつに入った。行
きたかったのはト・イ・レ。ズボンと紙パンツをおろして座らせてあげ
たら、上手にできました。

そこへちょうど看護師さんがやってきた。

   「あら、すみません。介助してくださったんですね。
    愛子さま、間に合って良かったですね」

この病院のスタッフは言動がとてもていねい。患者さんを呼ぶ時には必
ず「さま」をつける。それにしても愛子さまとは恐れ入りました。確か
にその部屋の名札には、名字の下に「愛子」と書かれていましたね。

さて、義母が在宅介護から入院になってそろそろ2年の月日が経とうと
している。義母のいない2度目のお正月。鼻からの経管栄養摂取とコン
スタントなリハビリのおかげで、ある意味「元気」を維持している義母
ユキコさん。まもなく92歳です。


年末の銀行で

2006年12月29日 | 私のイライラ

銀行へ行く用事があったのをすっかり忘れていた。気がつけば今日は
もう12月29日だ。役所や一般の会社はすでにきのうが仕事納めで
はないか。銀行はまだやっているかしら?

あせって駆けつけると、今年最後の窓口営業日にすべり込みで間に合
った。もちろんすごい混みようだが、A銀行は窓口をめいっぱい開き、
フロア係りも増員してフル回転の対応。11人待ちだったけど大して
時間はかからなかった。

それに引きかえ、B銀行の窓口業務の要領の悪さは、どうしたことだ
ろう。悪意があるんじゃないかと思うほどだ。順番待ちカウンターの
数字が30分経ってもいっこうに進まないっていうのはあんまりじゃ
ない?「ただいま2時間待ちとなっております」という貼り紙がまた
腹立たしい。

ディズニーランドじゃあるまいし。

B銀行といえば、こんなことがあったなあ。ユーロを買うことの出来
る支店はどこなのかをフロアの案内係に尋ねた時のことーー

  「うちではユーロは扱っていません」

と自信満々に断言されちゃったのだ。
  
  「えっ、そんなはずは。ここの支店では無理でも、ユーロを
   買える支店なり窓口なりがあるんじゃないですか?」
  「いえ、ありません。普通の都市銀行では買えないはずです」

余りのことに食い下がる気持ちにもなれず、その場は退散。隣りのA
銀行へ行って教えてもらいました。たまたま、この支店の顧客対応レ
ベルが低すぎるってことなのかなあ。口座を移すのもめんどくさくて、
毎回ストレスを溜めながら利用しているのです、B銀行さんを。


換気扇の掃除

2006年12月27日 | 暮らし
意を決して換気扇の掃除をした。最後に掃除をしたのはいつのことだった
ろうか。もともとは夫の受け持ちだったのだが、ここ数年、年末も多忙を
極めている彼はガラス拭きが精一杯なのである。




限界をとっくに通り越してベッタベタになった
換気扇を取り外す。気持ち悪っ!


油汚れ用の洗剤原液を振りかけて30分。まずは、へらで汚れをこそげ落
とし、次に固いスポンジを使って必死にこする。スポンジや指の入らない
隙間は割り箸がけっこう役に立った。










完璧とはいえないけれど、まあまあきれいになったかなあ。

22. パチンコ事件

2006年12月25日 | 消費者相談あれこれ
パチンコ店で立て続けに大当たりを出したRさん、何か不正を働いた
のではないかと店に怪しまれてしまった。金属探知器による身体検査
を求められたのである。

あくまでも任意のはず、と一旦は拒否したRさんだったが、周囲の客
が疑惑の目で見ているのに気づき、身体検査を承諾した。

  「こうなったらとことん調べてもらおうと思って俺の方から
   警察を呼ぶように言ったんだ。当たり前だけど、結局何も
   出なかったよ」
  「店は謝罪したのですか」
  「マネージャーが一応謝ったけどさ、問題はそこじゃないん
   だよね」

かなり気分を悪くして家へ帰ったRさんだったが、本当の災難はその後
やって来たのだった。

Rさん行きつけのその店は彼の家からそう遠くない所にあったから、身
体検査騒動を目撃した客の中にはご近所さんも混じっていた。おかげで、
その日の出来事は近所中に広まった挙げ句、尾ひれがたっぷりついてR
さんの奥さんの耳にも届いてしまったというわけ。

Rさんの奥さんは、夫のパチンコ好きを日頃から苦々しく思っていたの
かもしれない。妊娠中の不安定な精神状態が拍車をかけたのかもしれな
い。彼女は、黙って実家へ帰ってしまったのだった。

  「消費生活センターにお手伝い出来る事があるでしょうか」
  「いやあ、おたくらに何かしてもらおうとは思ってないけ
   ど…ただ、どうしたらいいか分からなくってさ。元はと   
   いえばパチンコ屋が悪いわけだろ? 文句を言いに行っ
   たんだけど、埒があかなくってさあ」

そうでしょうねえ。身体検査の求め方に配慮が足りなかったかもしれな
いという問題点は考えられるとしても、奥さんの怒りにまで責任は持て
ないよねぇ。

だんだん人生相談の様相を呈して来たRさんのお話。返す言葉が見つか
らない相談員の私。30分ほどもお話を伺っていたでしょうか。Rさん
が自ら下した結論はーーーー

  「ま、自業自得ってとこもあるよね。子どもが産まれたら
   何とかなるかもしれないから、それまでは『ごめんごめん』
   で頑張るわ」

何とか「自己解決」してくださって、よかったです~。

   

転んだ

2006年12月23日 | 家族
テニス仲間とペチャクチャおしゃべりしながら歩いていたら、石段に
足をひっかけた。両手はポケットの中。前のめりにゆっくりと倒れ、
顔から着地。

左のアゴにちょっとしたすり傷を作ってしまった。

顔に怪我なんて、小学生の時以来だ。絆創膏を貼ったらかえって目立
つから、傷をさらしておいた方がいいかしらね、と娘に相談したら

  「どっちにしても、誰からも突っ込まれないと思うわよ。
   顔に傷なんて作ってたら、まずみんなドン引きだからね」

夫はアゴの絆創膏を見て見ぬ振り。どうしたのかとも訊いてくれない。

  「なんか、きいちゃ悪いかと思って。今更ニキビでもない
   よなあとは思ったけど」

傷は一カ所、ほんのすりむいた程度だが、あくびをするとツレて痛い
し、ついうっかり手でこすったりしてヒリヒリ。ちょっと落ち込んで
ます。


ぽぽちゃん人形

2006年12月20日 | 家族
二歳になる女の子にどんなプレゼントを持って行ったら良いの
だろう。子育てからすっかり遠ざかってしまった私は、今どき
の幼児がどんなおもちゃを喜ぶのか、さっぱり分からなくなっ
てしまっている。

とにかくオモチャ屋へ行けば何かヒントが見つかるかもしれな
いと思って、トイザラスへ向かった。

あまりの物量に圧倒されてめまいがしそう。4、50分も陳列
棚の間を行ったり来たりしたが、候補を絞り込むことすらでき
ない。予備知識がなさ過ぎるんだわ、と諦めかけたその時ーー
祖母と母親とちっちゃい女の子の組み合わせがーーー

   祖母「ベッドとベビーカーはもう持ってるのよね。今度
      は洗濯機にする?」
   母親「クローゼットがいいわ。洋服がずいぶん増えちゃ
      ったから」

見れば、そこは「ぽぽちゃん」と名付けられた人形のコーナー。
棚の全面に「ぽぽちゃん人形」と関連グッズがぎっしり飾られ
ている。こんなにたくさんあるってことは人気者なんだ、と合
点。決めました。

うちの娘に抱っこされた親戚の二歳の女の子、その女の子に抱
っこされているのが「ぽぽちゃん」です。


21. 福袋といえども…

2006年12月18日 | 消費者相談あれこれ
若者向けファッションの店で、1万円の福袋を買ったQ子さん。
数日後、中に入っていたデニムパンツをはこうとしたらファスナ
ーが壊れている。

Q子さんは商品を持って店に出向き、修理か交換をしてほしいと
申し出た。ところが店は、福袋なので苦情は一切受け付けないと
言う。そんなものかと一旦は引き下がったが、やっぱり納得のい
かないQ子さんは消費生活センターへ。

   「福袋ですから、品物の種類やデザインを選べない
    のは承知ですけど、壊れたものが入っていても諦
    めないとだめなんですか」

「そんなことはないはずですよ。何か行き違いがあったのかも知
れませんね」とお答えしつつ、消費生活センターからその店に尋
ねてみた。

何と何と、行き違いどころか店側の言い分はかなりぶっ飛んでた。

   「福袋って、何でもありなんですよ。たまたま着ら
    れるものが入っていたらラッキーと思って頂きた
    いですね。それでも1万円の袋には3万円相当の
    品が入っているんですからお得だと思いますよ」

   「福袋コンセプトとしては間違ってはいないかもし
    れませんが、だからといって不良品を混ぜてもい
    いということにはならないと思いますが」

   「わざと不良品を入れるわけではないですし、基本
    的にノークレームでお願いしています」

いくら福袋とはいえ、対価を受け取って販売するのですから、本
来なら店頭に置けないような欠陥商品は許されないんですよ、と
いくら説明してもこの店長さんは分かってくれない。心底自分の
言い分が正しいと思っているらしい。

「だめだ、こりゃ」と諦めて、デニムパンツのメーカーへ申し出
てみた。事情を聞いたメーカーは、即座に代替品をQ子さんに送
ってくれました。

一件落着ではありましたが、最後まで店長さんに分かってもらえ
なかったというのは、残念なことでした。


サブダのしかけ絵本展

2006年12月16日 | 暮らし
『ロバート・サブダ しかけ絵本の世界展』へ行った。
池袋西武本店イルムス館の2階。けっこうな人出。



サブダのアトリエが再現されていたり、絵本の製作過程が紹介されてい
たりで、興味深い。彼の代表作の有名なページを巨大サイズに再現して、
電動でゆっくり開いたりとじたりさせるという趣向は、迫力があった。




前から欲しいと思っていた『DINOSAURS(邦題は恐竜時代)』を買いました。

20. 交際という名のあぶないお仕事

2006年12月14日 | 消費者相談あれこれ
38歳の男性Oさんは、女性の交際相手を募集する新聞広告を見て
さっそく応募した。お客である女性の元へ派遣されて、規定の回数
交際をすると、最後に150万円の報酬が支払われるというのがそ
の仕事の中味らしい。

ちょっと聞いただけで十分怪しい話なんだけど、この仕事をするに
あたって保証金100万円を預けなくてはならないというのだから、
もう致命的に信用出来ない詐欺話だ。

だが、Oさんは大乗り気。

  「僕、女性を楽しませるという点ではけっこう自信ある
   んですよ。ただね、ほんとうに150万円払ってもら
   えるかどうかが心配なもんで、似たようなケースで苦
   情になった例がないか教えてもらおうと思って」

Oさん、自信満々だぁ。でも私の頭の中では「公序良俗に反する行
為」ということばが飛び交い始めた。慎重に言葉を選びつつOさん
に助言を試みる。

   「高額な保証金を要求する求人は、その保証金をとる事
    だけが目的である場合が多いんですよ。そもそも『交
    際』の中味が法に触れる恐れもあるんじゃないでしょ
    うか」

でも、Oさんはてんでめげないのであった。

   「ある程度のリスクは覚悟していますから。だめもとで
    やってみようと思ってるんです」

ちょっと、ちょっと。だめもとじゃないでしょう。みすみす大金を
失うかもしれないんですよ。しかし聞く耳持たないOさん、結局彼
は、消費生活センターが何を言おうと、この「おいしい仕事」をや
ることに決めていたに違いない。大丈夫ですよという言葉をもらっ
て安心したかったのかもしれない。

果たしてOさんはどうなったのだろうなあ。

パトロール・カー

2006年12月13日 | 暮らし
義母が入院している病院へはいつも車で出かけるのだが、そこへ行く途
中にどうしても渡らなくてはならない踏み切りがある。狭い一車線の生
活道路に架かっている踏み切り、しかもその先に信号があるから、常に
渋滞している道だ。

今日も両方の車線は車で埋まり、じりじりとしか進まない。ところが踏
み切りの直前にさしかかった時、うしろの方からパトカーのサイレンが
聞こえた。サイレンはどんどん近づいて来て、アナウンスの声も聞こえ
てくる。

  「36ー18の運転手さん、出来るだけ左へ寄って下さい」
  「36-18? 私だ! ど、ど、どうやってこれ以上寄れ
   っていうの」
  「36-18の運転手さん! 左へ寄って」

仕方ないのでハンドルを目いっぱい左へ切ったら、狭い歩道に乗り上げ
てしまった。でも対向車線だってぎっしりだから、この程度じゃパトカ
ーの入るすき間なんて出来やしない。

それでも、踏切の向こう側で機転を利かせた反対車線の車が停止してく
れたので、こちら側の反対車線に2、3台分のスペースが出来た。やれ
やれ、さあ、目一杯左に寄ったんだからさっさと行ってちょうだい。

  「36-18の運転手さん、踏み切りを渡って下さい」
  「何よ、また私? こんどは踏み切りを渡れって?」
  「いいから、36-18、渡っちゃって下さい」

何がしたいんだ、このパトカーは。私の車を追い越して先に行きたいん
じゃないの? 乗り上げた歩道からガッタンと降りて急いで踏み切りを
渡った。一時停止なんか忘れちゃってた。

では、パトカーはどこへ? 踏み切りのすぐ手前の路地を左折して行き
ました。思い切り左へ寄った私の車が勢い余ってその路地をふさいじゃ
ったものだから、今度は踏み切りを渡れと言ったらしい。

すみませんでした、ドジな運転で。

19. 小麦粉にカビが!

2006年12月10日 | 消費者相談あれこれ
50代半ばの女性P子さんからのご相談は、賞味期限はまだまだ先のは
ずの小麦粉に、カビのようなものが発生したというもの。

   「黒っぽい粉が見えるんです。虫かと思ってよく見たら、
    何だかカビみたい。もうびっくり」

原料の外皮が残っていたのか? 袋詰めの段階でカビの胞子が紛れ込ん
だのか? それとも粉の中で虫の卵がふ化してしまった? ひょっとし
て袋にピンホールでも開いていたのかなあ。

同時期に出荷された小麦粉にも同じトラブルが起こっていることも考え
られるから、保健所に持って行ってもらうのがいいかもしれない、など
など目まぐるしく頭の中で考える。

   「どんなふうに保管していらしたんですか」
   「保管ですか? 袋のまま調味料なんかの棚に」
   「袋にごく小さな穴が開いていないかどうか確かめて
    いただけますか」
   「穴、ですか。でも、開封してあるから」
   「えっ………」
   「半年くらい前に開けたんです。でも、賞味期限まで
    まだ8ヶ月以上あるんですよ」

わぁ、開封しちゃってるんだ~。最初にそのことを尋ねなかった私が悪
かった。そうなると話は全然違って来るんです。とP子さんに賞味期限
の定義をご説明する。開けてからの月日が経過しているし密閉容器に入
れてあったわけでもないのだから、P子さんの小麦粉はこの半年間何で
もありの状態だったと言うしかない。

   「そうなんですかあ、賞味期限て未開封の状態で有効
    なんですね。勉強になりました」

とP子さんは納得して下さいましたが、私の方こそ、自分の聞き取り技
術の未熟さを思い知らされて、とっても勉強になっちゃいました。

トイザラスに並ぶ

2006年12月09日 | 暮らし
12月7日の朝、『XBOX360ブルードラゴンプレミアムパック』を買うために
地元のトイザラスへ出かけた。開店の30分前に到着すると、入り口の前には私と
同年輩の女性がひとりポツンと立っている。

尋ねたら、やっぱり『XBOXプレミアムパック』を買いに来たとのこと。2番目な
ら余裕だ~、とひと安心の私。

まもなく店員さんが登場して言うことには『XBOXプレミアムパック』は2台しか
入荷していないんですと。2台って、本当にただの2台なの? 思わず顔を見合わ
せる先着のおばさんふたり。

    「今お並びのお二人様には販売できます。それで、恐れ入りますが
     もしこのあとご希望のお客様がいらしたら、2台しかないことを
     お伝え願えますか」

はいはい分かりました、と請け合った私たち。でも、結局『XBOXプレミアムパッ
ク』を買いに来たお客さんは、我々以降ただのひとりも現れなかったのでした。
秋葉原では早朝から100名以上が並んだというニュースも。

それにひきかえ、2台の入荷に対して並んだお客も2人って、目出たいんだか淋し
いんだか。


18. ネットオークションでうっかりは禁物

2006年12月06日 | 消費者相談あれこれ
  「代金を支払ったのに落札商品が送られてこない」
  「出品情報では"美品"となっていたのに届いたものは傷だらけ」
  「欲しくもない商品を間違って落札してしまった」

ネットオークションに関わる相談て、ほとんどがこういうもの。言って
みれば、落札者側からの相談がほとんどなのだ。ところが、Nさんの場
合は出品者という立場での珍しいご相談だった。

中古の映画DVDを出品し、希望価格で落札されたのはよかったのだが、
相手の人からの送信メールをうっかり削除してしまったという。送付先
の住所はもちろんメールアドレスも分からなくなってしまったのだ。

   「相手からは、前払い代金がとっくに振り込まれて来て
    るんです。もしこのままDVDを送らなかったら、僕
    が詐欺をはたらいたみたいになっちゃいます」

すっかり弱り切っているNさんではあったが、さすがネットオーク
ションのベテランだけあって、打つべき手はぜーんぶ打ってる。だ
が、オークションサイトも銀行も警察も助けにはならなかったのだ
そうだ。消費生活センターはもっと役に立たないと思うなあ、と内
心つぶやきつつ、

   「商品が送られてこなかったら、そのうち相手の方
    から問い合わせメールが届くんじゃないですか」
   「そんなぁ~。それじゃ、僕のオークション評価が
   『非常に悪い』 になっちゃうじゃないですか。そ
    れが困るから相談してるんですよ」

でもね、現実的な解決策はそれしかないと思う。そもそも、メール
をうっかり削除してしまったNさんの落ち度なんだもの。ここで
「役立たず!」という捨てぜりふを覚悟した私でしたが、Nさんは
オトナでした。

   「わかりました。元はと言えば僕が悪いんです。相手
    からの連絡を待ってみます」

後日、落札者と連絡がとれてDVDを送ることが出来たそうです。
謝りに謝って許してもらえたとのこと。よかったね、Nさん。

歳末の郵便配達

2006年12月04日 | 暮らし
郵便配達の人から電話がかかってきた。

  「お宅の場所が分からないんです。中屋っていう酒屋さんの
   ところまで来てるんですけどね」
 
あらま、郵便屋さんがうちの場所を知らないなんて、と思いつつ道順を説明
する。念のため道路に出て待っていると、郵便マークのついたバイクがわが
屋の前を通過しそうになった。

「ここです、ここです」と合図。オットット、と引き返して来たのは70歳
は過ぎてるかなあという感じのおじいさん。手紙ではなく荷物の配達だった。
バイクの荷台から荷物を持ち上げ、よろよろと運ぶ。重さをこらえきれずに
地面に落っことしてしまうという信じられない事態。

大丈夫ですかぁ? と手を貸す私。ビールの詰め合わせだから重かったのね。

「新人なもんで、道が分からなくてね」と郵便屋さん。どうやら、お歳暮の
シーズンだけのアルバイトさんらしい。

   「ペットショップがこの辺にありますかね。番地は近いはずなん
    だけど、それらしい店がないんだわ」
   「えーと、この辺でペットショップというと駅前になりますけ
    ど…。住所はどこになってますか」

荷物の宛名を見ると「ペットショップ」じゃなくて「ペットクリニック」が正解。
道順を教えてあげながら、大丈夫なのかなあ、今日中に全部配達できるの? と
心配になる。

年末の郵便局は猫の手も借りたいほどいそがしいんだろうな、きっと。颯爽と走
り去って行くバイクの後ろ姿を、呆然と見送る私でした。


17. 毒入りのお茶

2006年12月02日 | 消費者相談あれこれ
   「お茶の味が変なんですよね。毒を入れられたんだと思います」
   「へ? 毒…ですか」

40代前半の女性M子さん、淡々とした口調でものすごいことを言い出した。
 
   「冷蔵庫に入れてあるペットボトルのお茶、外出から帰って飲
    むたびに変なんです。その都度捨てるんですけど、また別の
    日になると毒が入ってるんですよ」
   「お体に異変はありますか」
   「不思議なんですけど、体は大丈夫なんです。すぐ吐いちゃい
    ますしね。でも、絶対毒だってことは分かってます」

一人暮らしとのことだが、彼女の考えでは近所に住む甥の仕業だと言う。

   「合鍵を作られたんだと思って、鍵はもう何回も交換してます。
    でも、すぐ新しい合鍵を作られちゃうんです」

警察に通報し、問題のお茶を保健所に持っていったが何もしてくれないと訴える。そうだろうなあ、M子さんが行くべきところは心の病を治してくれる病院なんだと思う。でも、消費生活センターがそんなことを助言するわけにはいかない。

彼女の話を聞き、相づちを打つことしか出来ない時間が無為に流れて行く。

   「怪しいのがお茶だけというなら、毎日新しいお茶を買って帰
    られてはどうですか」
   「だめです。店の人も自販機の係りの人も皆グルなんだもの」

相談員から電話を切るということは絶対しないから、M子さんの果てしない妄想話は延々と続くのです。助けて~。