市の広報紙を録音する作業は、毎回4人一組で行う。
録音者は3人、残りの1人はパソコンで編集する役目だ。
メンバー表のトップに名前のある人が、その回のリーダー
ということになる。
リーダーは忙しい。まず、市から届いた原稿の下刷りを全部
読んで時間を計ったら、それを3人に振り分ける。単純に
分量を平等にするわけではなく、内容の難易度を考えて、
難しい記事はベテランの ”読める” 人にとか、新しい人には
読み易いところをとか、考えなくてはならない。
次に、下読みをした各メンバーから上がって来た疑問点を
まとめて、市の担当者に問い合わせる。それをまたフィード
バック。もちろん自分の分も読んで録音しなくっちゃ。
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発送当日の作業も盛りだくさんだ。持ち寄った録音データを
みんなで聞き、修正作業をする。この段階で上がってきた最終
原稿に訂正があれば、大幅に録音し直さなくてはならないこと
もあるからめんどくさい(訂正がけっこうあるのよねぇ)。
完成したデータを編集担当者がパソコンに取り込んであれこれ
やっている間に、発送の準備をする。名簿と宛名カードと郵袋、
そしてディスクをそろえ、それぞれの数も確認。
編集の終わったデータがCDにコピーされたら、それを発送する
数だけダビングする。ダビングしたCDは、冒頭部分だけだが、
必ず一枚ずつ録音チェックをしなくてはならない。間違っても
空のCDを送るなんて失態はご法度だ。
ここまでくると、ようやく先が見えてきて緊張が少しほぐれる。
年に何回か回ってくる「広報当番」は、音訳ボランティアの柱
ともいえる仕事だし、失敗は許されない作業だから、私などは
とにかく力が入りまくって、無事に終わるとドカッと疲れます。