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今日も人生はライフ

60代主婦の日常はけっこうビジー。

ATM

2025年07月13日 | 私のイライラ

ショッピングモールの一角にあるATMに長い列が出来ていた。4つ
しかない機械のうち2機が使えなくなっていたせいだ。警備保障会社
の人たちが機械のフタを全開にして作業をしている。

だけど、なんで2ついっぺんに始めちゃったの? ひとつ目が終わっ
たら次の機械を開ける、ではダメなの? 残り2つのうちひとつは、
1人の利用者がさっきからずーっと「占拠」しているから実質使える
機械はたったひとつ。列は長くなる一方だ。

警備会社の社員に向かって、ついでに、機械を占領し続けている女性客の
背中に向かって、並んでいる人たちの視線がつきささる。まるで槍ぶすま
のように。


ラーメンの食べ方

2025年06月15日 | 私のイライラ

「私のイライラ」カテゴリーに入れるほどの ”事件” ではないのだが……

近所の中華屋さんに入ったときのこと。斜め前のテーブルでこちら向きに
座っている女性のラーメンの食べ方がすごく気になった。箸ですくった
少量の麺を左手に持ったレンゲの中にいったん落とし込み、少し待ってから
改めて箸で口へ運ぶ。その繰り返しで最後まで食べきってしまったのだ。

なぜ、そんな手間のかかる食べ方をするのだろうと不思議に思う私は
彼女の様子をこっそり観察するのをやめられなかった。

ひとつ考えられるのは、壊滅的に猫舌だからという説明。これだけの段取り
を踏めば、熱々のラーメンはぬるいを通り越してすっかり冷めてしまうに
違いない。口中のやけどなど何のその、熱いものは熱いうちに食べたいと
考える超せっかちな私に言わせてもらえば、もったいない話だなあということ。

もちろん余計なお世話です。

 


イヤホン

2019年12月26日 | 私のイライラ

スーパーのレジに並んでいた。私のひとつ前のお客さんが
支払いを
しようとしている。レジの店員さんが「袋はご入用
ですか」と尋ねた。
だが返事がない。再度質問されてようやく
気づいたらしく、そのお客は
左耳からイヤホンをはずした。

続いて店員が質問する。「ポイントカードをお持ちでしょう
か」また
もや返事なし。だが、今度は何か質問されている
ことはわかったらしく
「えっ何?」という仕草。

でも聞き取れない。そのお客さん、あきらめたようにイヤ
ホンを再びはずした。
オイオイ、さっき外したイヤホンを
またつけたんですか! 

人の話を聞く時くらい、はずしとけ~。私の心の叫び。


簡潔にお願い

2018年02月02日 | 私のイライラ

もちろん、時と場合と必要の度合いによってはその限りではない
のだが、基本的に話のくどい人が苦手である。

Aさん、事務上の電話連絡なのに、ありとあらゆる話を盛り込んで
くる。

  「この間、担当の人に会ってきました。そこで………と
  説明したのよ。そうしたら担当者が言うには………。
  そもそも、この話が必要になったわけは……………。
  担当者もその点はわかってくれて………と言うんだけどね」

……の部分には、それぞれ微に入り細を穿った実況報告がはいる。
で、結論は?と言いたいのをぐっと我慢する私。

   「でね、結局○○でOKということになりました。
   もともとそれでいいと私も思っていたからね、
   担当の人に会って………ときっちり説明したのよ。
   そもそもこの話が必要になったのは………」

やっと結論にたどり着き、ヤレヤレと思う間もなく、いつのまにか
話がはじめに戻っている。同じ話が4周したところで、さすがに
ストップをかけた。

話がエンドレスにグルグルと回ってしまう人がいるけれど、彼や彼女
のたどる思考回路は謎である。

   *************

正反対の例がこれ。Bさんからの電話だ。

   「用件は二つよ。担当者に、あなたが午後出向くことを
    伝えたら、15時までにお願いしたいって。
    それから、例の件、話し合って○○でOKってことに
    なりました。
以上。じゃね」

何という歯切れの良さ。こういうの大好き!



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階段

2018年01月09日 | 私のイライラ

電車を降りて、改札口へ向かう狭い階段を下っていた。

私の前を行くのは大柄な男性なのだが、妙にノロノロしている。
高齢というわけではないし、足が不自由な様子もない。

原因はすぐわかった。スマホを操作しながらなので、超スロー
モーションになっていたというわけ。
うー、いらいらする。
追い越そうにも一人しか通れない狭い
階段。

急げとは言わない。自分の足元をしっかり見て、せめて普通の
速度で歩いてほしい。

一瞬、蹴っ飛ばしてやろうかと思ったけど、辛うじて思いとどまり
ましたわ。



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クリーニング店で

2017年06月01日 | 私のイライラ

クリーニング店へ出かけた。カシミアのセーターが2枚、夫の冬用礼服が
1着である。普通のウール物は自宅で洗ってしまうが、デリケートな素材の
衣類はやはりプロに頼まないとね。

受け付けてくれた女性店員は、良くいえば丁寧で慎重。せっかちな私の
本音を言えば、要領わるすぎ。動作のひとつひとつがスローモーションの
ようにゆっくりなのだ。点検する手の覚束なさに一抹の不安を感じるほど。
何度もひっくり返しては同じところを見直しているし。

おっとりとした口調でいろいろ提案してくれる。

  「カシミアですので、素材別クリーニングにいたしましょうか」

  「しっとり加工はいかがですか」

  「礼服の方はローヤルクリーニングがよろしいのでは?」

  「撥水加工はいかがいたしましょう」

店頭で確認する決まりごとなのかなあ。全部いりません。普通でいいです。
と言い放つ私。

  「仕上がりは、〇日になります。礼服の方は…えーと…
   少々お待ちください」

  「あ、礼服の方はお急ぎですか。お急ぎでしたら…」

いいえ、冬物ですからぜんぜん急ぎません。でも、今は急いでいますので
さっさと会計してください。

自分の性格が恨めしいです。

 


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新聞違い

2017年02月03日 | 私のイライラ

夫が読み終わった朝刊。次に読む私が真っ先に開くのは連載小説の
ページである。林真理子のあとは浅田次郎だから、引き続き毎朝の

楽しみなのだ。

一発で小説ページにたどり着くには1面の目次が便利。ところが、
目次の組み方が
何か変。紙面の上の方へ視線を送って新聞が違う
ことに気がついた。同じ販売店で扱っている2紙のうちの、
もう片方が
配達されていたのだ。

時々やらかしてくれる販売店。 電話をすると、店主らしき男性が
恐縮
しきりだから、私も鷹揚に答えた。

  「では、夕刊の配達のとき一緒に持ってきてくださればいいですよ」

それにしても、全部読み終わったのに気がついていない夫のぼんやりには
呆れるわねと、この段階ではまだ笑い話。

   ***************

午後3時過ぎ、夕刊と合わせて朝刊が届いた。さっそく小説ページを開く。
あれ~どうして? 昨日と同じ話だ。こういう小説作法なのかな、と一瞬
思っちゃった。

もちろんそんなことではなくて、何と配達されたのは昨日の日付の朝刊
だったのである。オイオイオイ、何かの冗談ですか。それともまさかの
嫌がらせ?

早く今日の朝刊が読みたいんですけど。



入院手続き

2016年12月27日 | 私のイライラ

今日は入院手続きをするために病院へ出かけた。伯母の入院は
時間外の緊急入院だったため、順番が後先になってしまったのだ。

入退院専用の窓口ブースはふたつあり、すでに埋まっている。そして
後ろの椅子には順番待ちの3人が待機しているという状況だった。
私は4番目になるわけだが、ちょっと不安になる。私の後からも人は
次々やって来るけれど、番号札が渡されるわけでもなく、カウントの
機械が置いてあるわけでもないから、完全に自己申告の世界なのだ。

ブースが空くと、担当の女性はにこにこしながら「次の方どうぞ」と
言うんだけど、その次の方が誰なのかは、お客どうしの譲り合いに
任されているってわけ。

そこはさすがに日本人。礼儀正しく順番を守って先着らしき人から
進み出ていくので、まあトラブルにはならないんだけど。

ようやく次は私の番、というところまで来た。前の人も入院手続きだった
らしい。
説明を聞き書類に記入をし、やがて立ち上がる。
だが、受付スタッフの
次の言葉に私はあっけにとられるのである。

  「では病室にご案内いたしますね」

えっ、あなたが案内するの? 受け付け業務はどうなるの、次の番の人は
ほったらかしですか。

放ったらかしでした。しばら~くして戻ってきた受付の女性はブースに
着席すると
「次の方は…?」 とにっこり。この病院のやり方はこうなのだと
悟ったけれど、
受付の仕事と病室への案内は分業にしてほしいなあと
思ったのでありました。


大らかでありたいとは思うんだけど

2016年05月11日 | 私のイライラ

スーパーマーケットの駐輪場は、自転車を機械にガチャンとはめ込む方式。
解除する時は、精算機に各機械固有の番号を打ち込む。1時間以内なら
無料だし、それを超えると30分ごとに100円徴収されるというシステムだ。

   *************

昨日のことだが、私が精算機に向かうと先客がいた。就学ちょっと前くらいの
男の子がお母さんの指導の元、番号を打ち込んでいる。

  「25番だから、2 と 5。 そこじゃなくて、2はこれでしょ」

駅の券売機とか、街中の自販機などでしばしば目にする光景だ。子ども自身が
やりたがるんだろうなあ。でもまあ、多少のモタモタは待ちますよ。ゆっくりどうぞ、
と余裕の私。

  「次、確認のボタンを押して。あっ、それじゃない。
  リセットされちゃった。もう一度やり直し。いい? 2 と 5」

  「つぎは確認ボタン。そう、その赤いの押して。赤いボタン!」

機械音声が聞こえる。「精算されました。後方に注意して自転車を出してください」
やれやれ、やっと成功ね、と一歩前に出ようとする私。だが、今度は算数の勉強を
始めちゃった。

  「ほら見てごらん。何分て書いてある?」
  「………」
  「40分でしょ。4とゼロで40。じゃあ、お金はいくら?よく見て! 
  1時間たっていないから、0円。 40分だとお金はタダなの」

そろそろ、じりじりしてくる私。お客さんが2,3人並び始めていますよ~。実地の
お勉強は、空いているときにお願いしたい。

 

  


その髪の毛が

2016年04月19日 | 私のイライラ

地下鉄の車内。ドアに近い端っこの席に座る私。左隣りには若い女性が
スマホに顔を埋めている。この時期にしては気温の高い日だったためか
エアコンの送風がオンになっていた。それもかなりの強風。

おかげで隣席の女性のストレートヘアが私の顔にもろに当たってくる。
いっそ
ロングヘアなら重みで落ち着いていると思うんだけど、中途半端に
背中に
かかる長さだから、風にあおられてバッサバッサと私の顔に襲い
かかるのだ。

ヤダヨ~。でも、彼女の方はまったく気がついていない様子。

どうしよう、言おうかな。でも、何ていえばいいの? まさか「その髪の毛を
縛ってくれませんか」なんて言えるわけもない。それとも席を立とうか。
やっと座れたところだけど、この「毛髪攻撃」は堪らないもんね。

折しも、乗降客の多い駅に到着して、向かいのシートがひとつ空いた。
よし、このタイミングだ。ガバっと立ち上がった私は、素早くその席に
移動した。動きがちょっと急だったせいか、隣席の彼女がハッと顔を
上げて私を見る。

おっと、気を悪くさせちゃったかな。あなたの隣りが嫌だというわけでは
ないのよ。いや、結果としてはそういうことになっちゃうわね。終点に
着くまで文庫本から
目を上げられなかった私です。

 


音声認識

2015年12月28日 | 私のイライラ

電気カーペットが暖まらなくなったので、メーカーに修理を頼むことにした。
サポートセンターへ電話すると、例によってテープ音声が案内を始める。
まずは番号を押して新規修理の窓口へ。

すると

  「該当する製品の名称を、洗濯機、冷蔵庫などのように
  声に出しておっしゃってください」

なるほど音声を認識して担当の窓口に連れていってくれるわけね。手っ取り
早くていいかも。と思ったのだが、これがとんだ役立たずだった。

  「電気カーペット」

  「布団乾燥機ですね」

  「電気カーペット!」

  「空気清浄機ですね」

  「電気カーペット!!」

  「食器洗浄機ですね」

挙句の果てに「認識できませんでした。相談員におつなぎします」ときた。
だったら最初から人間を出してくれ~。
  

 


気まずい思いを

2015年12月27日 | 私のイライラ

「手袋が落ちてます。手袋が落ちてますよ!」

電車のシートに腰かけてうつらうつらしていた私は、すぐ横から
聞こえてきた
大声にハッと目を覚ました。思わず辺りを見回す。

手袋を床に落としたのは、はたち前後の若い女性だった。彼女は
ドアの方へ移動していく。落とした手袋には気がついていない様子。
このまま電車を降りてしまっ
たら大変と、隣席の女性はさらに声を
大きくして呼びかける。

ようやく手袋の主は「あっ」と気づいた様子で拾い上げた。どうやら
降りる駅ではなかったらしい。まずは良かった。お礼の言葉が
聞こえてくるのを何となく待ち受ける私。ところが、驚いたことに
その女性は無言のままで振り向きもしない。

あら~、ここは、声の主に向かって思わず「ありがとうございます」と
言いたくなる場面じゃないの? 肩すかしをくらって、居心地の悪い
気まずさを感じてしまった私は、もちろん部外者ですけどね。

 

 




年金事務所で

2015年09月11日 | 私のイライラ

母の年金停止手続きのため、最寄りの年金事務所へ出向いた。
窓口には初老の男性。相談窓口だから、もちろん社会保険労務士
の資格を持った人である。

けっこうエラそうな態度。あくまでも専門的な立場で相談にのって
やる、というスタンスらしいから、来所する市民をお客様扱いする気は
さらさらないってことね。

もちろん、それでけっこう。仕事をミスなくきちっとやってくれさえすれば
私の方も文句はない。だが、このおじさん、少しは愛想よくしようとでも
思ったのだろうか。トンデモ発言が飛び出した。

   「ひょっとして○○さんのご親戚か何かですか」

ドキッとする。夫の弟のことだ。ちょっと珍しい苗字だし住所も近いから
ズバリ的中してしまったのだ。

   「やっぱりね。○○さんにはいろいろお世話になっています。
   こりゃあ手抜きしたら怒られちゃうな

え~ ! 場合によっては手抜き仕事もありなの? それに、相談者の
身内と知り合いだなんてことをペラペラしゃべるあなた、相談者で
ある
私の情報もその「○○さん」に話す気まんまんでしょ。

この社労士さんが「職業上の守秘義務」をどうか思い出してくれます
ようにと
密かに祈ってしまったわ。




早く言ってほしい

2015年06月28日 | 私のイライラ

セキュリティソフトのサポートセンターへ電話をかけた。自動音声の
案内が流れる。

  製品別の4択からひとつ選ぶ。

  次に用件別の3択から選ぶ。

  さらに細かい用件別の3択から選ぶ。

  目的の窓口に到達。

ここまでは当たり前の手順だ。でも、次のアナウンスにずっこける。

 「お電話ありがとうございました。本日は営業時間を終了いたしました。 
 午前9時から……」

オ~イ、営業時間が終わっちゃっているのなら、いの一番に告知してよね。
担当窓口へたどり着くまでに3分はたっている。有料通話だからすでに料金
がけっこう掛かっちゃってるんですけど。

   **********

ところで、なぜ電話なのか。私以上にパソコンに疎い夫のセキュリティソフトの件
で問い合わせを試みているからなのだ。夫のメールアドレスは無効になってしま
っている。
セキュリティソフトのサイトに入るためのパスワードも不明。

電話で問い合わせるしかありません。


プロですよね

2015年06月16日 | 私のイライラ

お客がタクシーを何日か前に予約する場合、少なくとも行き先と
到着希望時間とを前もって伝えておくことが多いと思う。
それは
裏を返せば、あらかじめ目的地について予習しておいて
くださいね、という言わずもがなの期待が込められているという
ことではないだろうか。

   **********

行き先はある地域の民間総合病院。かなりの規模の病院だから
調べる手段はいくらでもあったはずなのだ。しかし、今日のタクシー
ときたら!

最寄りの駅まではスムーズに来た。この分だと予定よりずいぶん
早く着きそうだと喜んだのもつかの間、駅から数分の場所にある
はずの病院へたどり着くのに何と30分!

悪気がないのは分かる。タクシー会社の本部に電話で問い合わせ
途中のコンビニで道を訊ね、道路地図を眺めまわして首をかしげる。
運転手さん必死だ。だが、走るほどにどんどん迷路に迷い込んで
いく。

病院に問い合わせましょうか という私の提案には「いや、大丈夫です」
となかなかのプライド。余裕で間に合うはずが、約束時間ぎりぎりに
滑り込む結果となった。

タクシーが道路のプロで走りのプロだという思い込みは、そろそろ
捨てなくてはならないのかもしれない。分かりやすい地図を用意して
いなかった私が、たぶん悪かったのです。