植木屋さんのトラックの駐車場所を確保するために、うちの車を一時
移動させることになった。朝のうちに近所の有料パーキングへ運ぶ
ことにする。
ところが、エンジンがかからないじゃないの。昨日夫がテニスへ行くのに
使ったのだから、その翌朝に突然の故障だなんてあり得ない。たぶん
バッテリーが上がってしまったのだろう。夫、何をしたんだ!
こういう場合、JAFを呼んでもいいのだろうか。たとえば路上で急にエン
スト、高速道路でパンク、出先でキーを閉じ込め、こんな感じの緊急事態
でなければ出動要請をしてはいけないのではないだろうか。自宅の車庫
でたかだかバッテリーが上がったという程度のことは、ディーラーに連絡
して有料で直してもらうべきケースなのではないのか。
と、極めて遠慮深い私は、ためらいながらダメ元でJAFの電話番号を回した。
何と、驚くべき速さで駆けつけてきたJAFの隊員は、テキパキと原因究明
をし、あっという間に応急的なバッテリ充電、そして今後の対策をわかり
やすく説明してくれた。
安心したというべきか、なるほどと言うべきか、出動原因のトップは、ダン
トツでバッテリー上がりなんですって。入会して25年、延々と会費だけ払って
ただの一度も使ったことのないJAF会員証だったが、まあ、こんな時のため
にあるということですね。
ちなみに、今回バッテリーがあがってしまった原因は、ルームランプのつけ
っ放しだったことが判明。「えーっ? ルームランプなんかつけた覚えないよ」
としらばっくれる夫。はいはい、わざとじゃないかもしれないけど、とにかく
あなたのせいなんだからね。