中途半端な今頃の季節にちょうど良い薄手の長袖を、夫は3枚しか持って
いない。それを日替わりで着ているのでかなりくたびれてきてしまった。
補充しなくてはならないと、隣り町の百貨店へ出かけた。
夫にちょうど良い大きさは「S」なのだが、ただでさえ冷遇されているサイズだし、
売り場はすでに夏物中心。「長袖ポロシャツSサイズ」なんて、置いてある
はずもない。
それでも、紳士服フロアの店員さんが必死に探してくれて、やっと1枚掘り出さ
れたピンク色のポロシャツ。この際、色には目をつぶる。
「ありましたっ! Sサイズです」
「わぁ、良かった。助かりました!」
願わくば、もう1枚欲しいところだが…と思いつつ、隣りのテナントを何気なく
のぞいた私。
「Sサイズ、ございますよ」
待ち構えていたかのような店員さんの声。ゲッ、さっきのやりとりを聞かれて
いたのね、とちょっと赤面。でも、おかげで2枚目を調達することができたから
めでたしめでたし。
ホント、毎年苦労するのです。



