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今日も人生はライフ

60代主婦の日常はけっこうビジー。

ひとつ覚え

2017年01月20日 | 暮らし

洋菓子店でケーキを買った。

自分用には、そのとき食べたいと思ったザッハトルテ。
夫用には……サバランでいいわね。考えるのが面倒なとき、夫には
サバランを買って帰る。

その昔、彼の洋菓子の好物がサバランだと聞いて以来、その事実は
すっかり私の脳に刷り込まれ、だから、毎度夫にはサバラン。

こういうのを何とかのひとつ覚えって言うのよね。

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生前の義母は、たい焼きを買うたびに我が家へも持ってきてくれた
ものだが、どういうわけか、私には必ずカスタードクリーム入りの
たい焼きを
差し出すのである。

確かに「クリームたい焼き、好きですよ」と言ったことがあるかもしれない
けど、あんこ入りが嫌いと言った覚えはない。それなのに、毎回毎回
私にはクリームオンリー。

これも、刷り込まれた思いこみのひとつなんだろうなあ。私の横着とは
違って、義母のそれは純粋な親切心。

「私、あんこ入りがいいです」とは、最後まで言えなかったのでした。


魔法のような品ぞろえ

2017年01月14日 | 暮らし

一時閉店していたが、1年ぶりに戻ってきたスーパーマーケット。


今日は青果コーナーですごいものを見つけた。なんと生栗である。 
真冬に栗ってどういうことだろう。丸々と太ったツヤツヤの小布施栗!
思わずカゴに入れてしまった。季節を大きくはずしてはいるが、冬の
栗ご飯もいいかもしれない。

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ソラマメも発見した。いくら季節感が薄れてきていると言ったって
ソラマメは早すぎない? さらにタラの芽である。ハウス栽培には
違いない
けど、すごく立派な姿のタラの芽。その隣にはさやつきの
グリーンピースが当たり前
のように並んでいるし。

このスーパーの野菜売り場には、すでに春の色がいっぱいで、もう
びっくり
してしまった。季節の春は苦手だけれど、春の野菜は大好き
なのです。


もやしのひげ根

2017年01月11日 | 暮らし

もやしのひげ根を取り除く作業って、けっこうめんどう。ひげ根がついて
いたって食べられないわけではないのだから、省略しようかと思わない
わけではないのだが、気がつけばせっせとひげ根を取っている。

これだけのもやしから、こんなにひげ根が取れるのだから、食感が良く
なるはずと信じて毎回頑張っているのだ。

 

とはいえ「もやしのひげ根はむしろあった方がいいんじゃない?繊維質が
摂れるわよ」と知人から言われたときには、それも一理あるなあと思ったり。

もっとも、このひげ根取り、最近は夫の仕事のひとつに移行中。面倒な作業
という意味での
ネックはほぼ消滅したのではあるのだが。


今、風邪をひくわけには…

2017年01月10日 | 暮らし

出不精で怠け者の私にしては、年明け早々 外出が続いた。

義姉の喜寿を祝う食事会、伯母の病院への面会、二胡のレッスン。
いずれも都心だったり都心を通過しての「長旅」だったり。だから
マスクをつけて出かけたし、帰宅後の手洗いうがいも忘れなかった
んだけど。

それでも、風邪って ひくときにはひくのよね。喉がいがらっぽくなり
危険信号がピコピコ点滅を始めた。今月の後半は音訳の作業が
目白押しだから、風邪なんかひいている場合じゃないんだけどなあ。

何とかねじ伏せないと。

 


2017年の家計簿

2017年01月01日 | 暮らし

婦人之友社の家計簿を結婚以来 使い続けている。毎年12月になると
翌年の分を購入するのだが、昨年はちょっとした異変が。何軒もの書店を
回った挙句、入手できなかったのだ。

婦人之友社のは、ちょっと独特だからいまどき流行らないのかもしれ
ないね。仕方ないので、コーナーに並んでいるたくさんの家計簿の中から
一冊選ぶことにした。

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そして年明け。新しい家計簿をつけようと開いてはみたのだが…

やっぱり使い慣れたものでないとだめみたいだ。一年間使うことを思うと
妥協は禁物。そして、ネットで買えるということを
今さら思い出したのは
いかにも迂闊なことだった。

そんなこんなで新しい家計簿なしでスタートしてしまった2017年は何だか
ちょっと縁起
悪くない? まさかね。

 

 


危うく踏み倒すところ

2016年12月31日 | 暮らし

1通の請求書が届いた。商品にも金額にも覚えはある。あるけど、
え~まだ支払っていなかったっけ?と思わず首をかしげた。

ネット通販での買い物は、ほぼ例外なくクレジットで支払うことに
しているから、この10月の買い物の代金もとっくの昔に口座から
引き落とされていると思いこんでいた。

同封の手紙には 「支払い予定日を過ぎていますが、何か不都合な
点などございましたでしょうか。弊社までご連絡賜りますよう……」
顧客の神経を逆なでしないようにと目いっぱい気を遣った言い回し
である。だが、言いたいことはただひとつ。「品物はとっくに届いて
いるはずなんだから早く支払ってくれ~」ってことよね。

ぅわー、どうしよう。これ、商品到着後の後払い契約だったんだ。
同封の振込用紙をひっつかむと、超特急でコンビニへ走った。

時々やらかしてしまうチョンボ。恥ずかしい。


文庫本だって重い

2016年12月28日 | 暮らし

伯母の病院へ向かう際に乗る電車は2本。それぞれ40分から50分
かかるので、この移動時間は恰好の読書タイムとなる。

出がけに大急ぎで選んだ本をろくに確認もせずバッグに放り込んだ。
電車に乗ってさっそく開く。登場人物の名前が記憶のどこかに
ひっかかったが、気のせいよねと自分に言い聞かせ読み進める。

だが、数ページで確信した。これ読んだことのある本だ。
タイトルを見直し、一気に記憶が押し寄せた。いくら面白い作品だと
言ったって、ミステリだからなあ。2度は読めない。

さあそうなると、この本は「お荷物」以外の何物でもなくなってしまうので
ある。たかだか200グラムの文庫本とはいえ、余計なものだと思うと
持ち運ぶのも腹立たしい。捨てちゃおうかな。

夫の本だったので、それは思いとどまりましたが。


記憶、まだ大丈夫

2016年12月25日 | 暮らし

うち中を捜しまわっても見つからない財布。いったいどこへ
置いたのだろう。昨日の買い物に持って行ったのは確かだ。
帰宅してからどこへ置いたかが問題なのだが、見えない場所に
しまい込むはずはない。

例によって、夫も駆り出して大騒ぎで捜しまわる。

それにしても見つからな過ぎだ。いい加減に出てきてほしいと
癇癪を起こしかけた時、突然思い出したのである。

スーパーの駐輪場から自転車を出す時、手に持っていた財布を
とりあえず前かごの中に放り込んだということを。家に着いてから
買った品物だけは取り出したが、財布は自転車かごの中に
置きっぱなしだった。

あぶないあぶない。でも、ちゃんと思い出せたから、まだ大丈夫だわ。
こっそり胸をなでおろす私。夫からは 「まったくもう」と非難ごうごう
でしたが。

 


誤解ですから

2016年12月15日 | 暮らし

「べに丸さん、○○さんのこと嫌いなんですって?」テニス仲間の一人から
突然こんなことを言われて仰天した。○○さんというのは、スクールの同じ
クラスでレッスンを受けている同年代の女性だ。

彼女のことを嫌いだなんて思ったこともないし、ましてや他人にそんな
話をするわけもない。いったいどうしてそのような根も葉もない話が行き
渡ってしまったのだろう。

彼女は、とてもテキパキとした頭のいい人だ。じゃんけんで順番を決める
ときなど、
全員の勝ち負けを把握して、私のように訳が分からなくなって
しまった者に
ちゃんと教えてくれる。

ローテーションが複雑で混乱している人には「あなた、次は反対側」
ってな具合に指示を出してくれる。さらにはコーチの説明と違う動きを
しているメンバーに 「そうじゃなくて、こう」とアドバイスさえしてくれるのだ。

頼りがいのある姉御肌の人物。 頼りにこそするけれど嫌うなんてこと
あるはずもない。ただ、その切れ味の良さに感心するあまり、


   「○○さんは、けっこう『仕切り屋さん』だよね」

なんて発言をしてしまったことがあるかもしれないなあ。それが回り回って
「べに丸さんは○○さんが嫌い」になってしまったのか。口は災いの元って
ホントだ。今さら、打ち消して回るわけにもいかないし…

 

 


戻ってきたスーパーマーケット

2016年12月13日 | 暮らし

耐震工事に伴って閉店していた駅なかのスーパーマーケットが、
1年ぶりにリニューアルオープンした。その初日は、入店制限が
必要なほどの混雑ぶりだったらしい。

それくらい待ちわびられていたお店。街にスーパーは数軒ある
けれど、鮮魚と精肉が素晴らしいという点で、この店の右に出る
スーパーはないのである。

隣の市まで、電車に乗ってお刺身を買いに行かなくても済むと
いうのは、ホントに嬉しい。


よく当たる占い

2016年12月09日 | 暮らし

友人N子の話である。

「赤羽の先生」と呼んでいる、とても良く当たる占い師さんがいるのだそうだ。
N子は、若いときから悩んだり迷ったりすると、必ずその先生を訪ねる。

   「あなたは、男運が良くないね。というか、一緒になった相手が
   頼りにならなくて、あなたの方が大黒柱になる運命なのよ」

   「路頭に迷うようなことにはならないけど、入ってきたお金は
   すぐに出ていっちゃう。貯まらないの」

   「で、とにかく一生働き続ける運命。死ぬまで身を粉にして働く」

本人曰く 「まったくその通りの人生だったわぁ」 気づけば人生の終盤に
さしかかり、そろそろ
振り返り作業を始めたN子なのである。

   「うちの夫、暴力をふるうわけじゃないし、浪費癖があるわけでもない。
   ただ、経済的に恵まれなかっただけ。男運が悪いと言われたわりには、
   まあまあ
だったかもね」

   「実際お金には苦労してる。でも、切羽詰まると、遺産を相続
   したり援助してもらえたりで何とか切り抜けてこられた。ただね、
   まとまったお金が入ると、必ず出費の必要が出てきて右から左。
   確かに貯金はできなかった」

   「一生働く運命だって言われたから 『過労死したりしませんか』
   って
訊いたことがあるの。『あなた、体だけは丈夫だから』だって」

   **********

占いの効用って何なのだろう。信じて納得するだけではなく、逆にそれを
バネにして頑張るなんていうのもあるのかな。

ちなみに、私は占いと名のつくものを試したことが一度もない。信じない
からではなく、振り回され支配されてしまいそうな自分の性格を自覚して
いるから。


   


言問団子

2016年12月01日 | 暮らし

浅草へ出たついでに「言問団子」を買って帰ろうと思いついた。
隅田川にかかる白髭橋と言問橋の中間あたりにあるお団子屋さんで、
とにかく行きにくい場所にある。

正しい場所を知らない私が地図も持たずに思い付きで目指したわけ
だから、簡単にたどりつけるはずもない。

細長い楕円形を想像してみてほしい。その楕円の根元付近にバスの
停留所A。 そこから楕円の最短距離を横断した先に団子屋さんがある。

しかし、正確な道を知らない以上、迷路に踏み込むわけには行かない。
効率最悪と知りつつ、楕円形に添って走るコミュニティバスに乗りこんだ。

バスが走る方向は決まっているので、歩けばたぶん10分ほどの場所へ
楕円形のバス路線をほぼ一周、40分かかって到着。
おかげで墨田区の西半分を巡るミニツアーを体験してしまった。

  *********

苦労の末に手に入れた「言問団子」だったが、実は相当がっかりの後日談。
あちこちのデパートの諸国銘菓コーナーで買えることが分かったのだ。
私の記憶では、隅田川まで行かないと買えないというのが値打ちの
お団子だったんだけどなあ……きっと大昔の話ですね。

 


私のミルクティー

2016年11月25日 | 暮らし

週に一回3本ずつ配達してもらっているビン牛乳が、冬になると
飲みきれないまま冷蔵庫の中にどんどんたまっていく。毎日クリーム
シチューやグラタンって訳にもいかないから、何とか方法を考えて
消費しなくてはならない。

そこで登場するのがミルクティー。 私なりにしっかり淹れてみるので
ある。

ティーポットとカップを温めるのは必須。茶葉はミルクティー向きの
アッサムね。牛乳はこの際だから半本分使ってしまうことにして、
レンジで60度くらいに温める。

ポットに小さじ2杯の葉っぱを放り込み、150ccのお湯を注ぐ。
箱には抽出時間3分とか書いてあるけど、そこまで待てないから
適当なところでカップに注ぎ、そこへ温まった牛乳を加えれば出来
上がり。

ミルクティーと言うには牛乳が多すぎて、どっちが主役か分からない。
紅茶の専門資格を持った人が聞いたら、天を仰ぎ肩をすくめ
「オーマイガッ」とか言いそうな淹れ方だわね、
きっと。



 

 


修理といえば

2016年11月24日 | 暮らし

どんなに古くなっても手放せない靴というのがある。足をしっかり包み込む
形で歩きやすい、でもドンくさくないデザイン。履きやすいからいつも
履いている。丈夫なので何年もの間、酷使に耐えてあまり古びもしない。

靴の中の靴。優等生靴だ。

ところが、履き口の踵カーブの部分がついに擦り切れてしまった。履けない
わけではないけれど、擦り切れ靴はやっぱりちょっと…

で、修理ができないかと買った店に持ち込んだ。この擦り切れた箇所を
直すには、
いったん靴をバラバラにしなければならないという。新しい革を
使って縫い
直すわけで、言わばオーダーするに等しい注文となってしまう
らしい。

料金はいくら? そもそもそんな修理をやってもらえるのか? 店からの
連絡をドキドキしながら待っているところ。

 

 


修理不能

2016年11月21日 | 暮らし

何十年ぶりかで黒のフォーマルウェアを新調したのは今年2月のこと。
そうなると、私の首にはちと長すぎるパールのネックレスを何とかしたく
なった。
そこでアクセサリーのリフォーム店に出向き、糸替えのついでに
首回りぴったりの長さに調節してもらうことにした。

そして、さらにそのついでに頼んでみようと考えたのが、このネックレスの
修繕だった。

高価なジュエリーというわけではないから、わざわざリフォーム店に出向く
のも気が引けて、それでもずっと気になっていたバラバラのネックレス。

糸やワイヤーではなく、チェーンにパーツを通してあり、そのチェーンが
切れてしまったというやっかいな状態だ。気に入っていたものなので、何とか
ならないかと淡い期待とともに持ち込んだ。

だが、やっぱり駄目だった。修理は無理。 MONETというアメリカのブランド
らしいのだが、今は、扱っている店舗が日本にないみたいだから、
もはや
どうにもならない。超腕利きの修理技術者が仮にいたとして、お金に
糸目を
つけなければ直すよ、と言われたらどうするかなあ。

などと、無意味なことを考えてみたり…