『ナイブズ・アウト: グラス・オニオン』予告編 - Netflix
ダニエル・クレイグがスパイではなく探偵を演じるナイブズ・アウト・シリーズ(もっと続くのかはわからないけど)2作目「グラス・オニオン」。
孤島での「殺人ゲーム」に招待された人々という設定は、今回もまた懐かしいミステリーの香りがいっぱい。
ダニエル・クレイグの探偵ぶりが飄々としていて、不思議な南部訛りと相まって、ゆるゆるっとした雰囲気が漂っています。
招待客の元に届いた大きな箱を開けるカギは、"stereogram" だったという設定ですが、stereogram ってこれなんですね。
視力が良くなるらしいというので、一時がんばってやってました。
You're running this entire place off this.
この場所はこれで動いてるんですか?
「これ」というのはある画期的なエネルギーのことなんですが、何かが電池で動く、なんていう時は"run on" だと思ってたけど、"run off" とも言えるのか。
英和辞書ではこの意味が見つからなかったので、英英辞書で探したら、
to operate using something as a source of power
という意味が載っていました。例文がこれ。
This CD player is portable and runs off batteries.
レトロな雰囲気がするこのシリーズ。
ダニエル・クレイグが"fiddlesticks!"と叫んでいたシーンがあったけど、「ばかばかしい」という意味のこのことばも、何となく古いぞって気がします。
ダニエルはベルギー人でしたっけ、フランス人でしたっけ?時代設定はいつかわかりませんが、話す英語がもしかしたら古めなのかも。
最初の方で止まっていますが、彼が演じるブノワが島についたときのシーンで、アンディという女性に靴のひもがほどけていると伝えますが、You got a flat tireと言っていました。パンクじゃなくて靴ひもの?と思ってアメリカ人女性に聞きましたが、彼女は分からないと言っていました。幅広く使われてる表現ではないのかなあと気になります。
見続けたら面白くなるかもしれませんね。
こちらのブログを読まなかったら視聴再開していなかったと思います。有名な俳優やスポーツ選手が出演していたり、ジャレット・レトやジェレミー・レナーの名前が出てきたりしたのも楽しかったです。
タイトルからあれと思いましたが、最後にビートルズの「グラス・オニオン」が流れてきて嬉しかったです。
次回作もNetflixで見られそうなので楽しみです。
今回は孤島での殺人ゲームに招待されるセレブたち。
どちらもどことなくクリスティを連想してしまう、レトロな感じが楽しかったです。
一作目の時にダニエル・クレイグの英語が、あれれ、Britishじゃないと思ったら、何と南部訛りだったんですね(でも南部訛りにも聞こえなくて)。
flat tire のところ私も気になって調べたんですが、誰かが靴を踏んだせいで脱げてしまった時に使うらしいんですが、ここでは別に靴を踏まれてはいなかったみたいですよね。
次回作もありそうなんですね。楽しみです。
南部なまりに詳しいわけではありませんが、過去の映画で聞いてきた南部なまりとは違っていました。
私はフルネームがフランス語みたいだからフランスかベルギーから移住した人なのかと。
南部といってもイギリス南部だったりして。
そうですか、誰かに踏まれて脱げるとき限定だったらわかりますね。でも、おっしゃるとおり誰にも踏まれていませんでしたよね?難しい。
映画の中でも南部英語だと言っている箇所もあったそうなんですが(覚えてません)、ダニエルの英語が何だか不思議で、いったいこの英語は何?と気になって後で調べたような気がします。
今クリスティの"The Big Four" を少しずつ読んでいるところですが、このナイブスアウトシリーズ、次もクリスティ風かなあ。