花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ビーアンビシャス

2016年04月01日 | 研究
チームが参加した日本農芸化学会の会場は札幌コンベンションセンター。
大きくとても新しい建物で、学会はこの会場のほとんどすべての部屋を使って
それはそれは盛大に開催されていました。
大きなホールにずらりと並んだ大人の研究者たちのポスターは
100枚以上はあったと思います。
さらにパワーポイントを使った口頭発表では
学会員である大村先生がノーベル賞を受賞したこともあり
立ち見が出るほどの賑わいでした!
さて受付をするとこのような手提げ袋を頂きました。
中にはプログラムなどが入っているのですが
袋に大きく英語で be ambitiousと書かれています。
これはジャニーズのTOKIOではなく札幌農学校のクラーク博士の有名な言葉。
今大会の事務局が北海道大学だったのでこの袋が使われたようです。
ところが不思議なことに気がつきました。
be ambitiousのあとに、ローマ字でInazo nitobeと書かれています。
どうやらこれは新渡戸稲造氏の直筆をプリントしたようです。
「武士道」で有名な新渡戸稲造氏は、札幌農学校の2期生。
そこで学んだので、新渡戸氏はいろいろなところで
このサインやこの言葉についての講演をされたといいます。
北大キャンパスにはクラーク博士とともに新渡戸氏の銅像も建っていますよ。
しかし北海道大学では興味深い見解を述べています。
実は boys be ambitiousがクラーク博士が本当にいったかどうか
わからないというのです。
なぜならこの言葉は講義や講演で述べたのではなく
帰国する時に見送りにきた学生にかけられたものだからです。
本当かどうかわからなくても、夢のあるいい言葉です。
興味ある方は北海道大学のホームページに詳細が書かれているのでご覧ください。

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2 コメント

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NANO,  be ambitious! (名農応援隊)
2016-04-01 09:54:07
おはようございます。
近頃また、名農生が新聞紙上を賑わしていますね。各種発表会が年度末に集中することも要因と思われますが、相変わらずのご活躍に敬意を表します。
今後とも、新メンバーのさらなる活躍を期待しております。

今年度も、楽しく拝見させていただきます。
新たな挑戦者を迎えて (案内人)
2016-04-01 18:16:18
今日は新聞に新3年生が紹介されていました。
ところで先日、新2年生が5名仲間入りし、
また10名になりました。
そのうち女子は3名。
男子はみな真面目で一生懸命ですが
いざ発表となると女子の方が元気があるようです。
今までの研究活動はほぼ一段落したので
これからまた新しいテーマに挑戦することになりました。
結果が出るには2年はかかります。
急がず着実に楽しみながら進めていきたいと思います。
応援よろしくお願いします。

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