
先日紹介した毛細管ピペットで泡散布実験をしているFLORA The Ⅲrd。
主任研究員の紅一点が本番の試験に取り組んでいます。
今回のサンプルはさまざまな方法や量を変えたムクロジの水溶液。
種類は全部で9種類にもなります。もし界面活性剤をたくさん含んでいるのなら、
表面張力が弱まり、管をのぼる高さは低くなるはずです。
9種類の測定にかかった時間は40分。
その結果、やはり水よりも高さはかなり低く、
ムクロジが多いほどその高さも低くなる傾向であることを確認しました。
あとはサイカチでもセイタカアワダチソウでも同じかどうか。
そして植物によって違いがあり、
さらに水出し、お湯出し、煮出しで差があるかどうか確かめる予定です。
主任研究の分析の報告が楽しみです。
しかしそんなFLORAでも分析できないものがあります。
それがサポニンの含有量。大事なポイントですが、分析料は高額。
さらにムクロジなどに含まれているサポニンは難しいようなのです。
したがってこれらの状況証拠が大事になりそうです。
今日の課題研究はTVの取材対応。そして花友フェスタの打ち合わせです。
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