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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

培養土と黒土

2016年06月04日 | 研究
一輪車に土が積まれています!
これは2年生が挑戦しているバイオエンジンTYPE3のもの。
今までのTYPE1、2では培養土を使っていましたが
今回は真っ黒な黒土を使います。
培養土と黒土はどこが違うのでしょうか。
チームが着目しているのが肥料成分。
市販されている培養土は家庭菜園や花を育てるのに必要な
肥料がすでに入っています。
それはそれで便利なのですが、実験をする際に
その肥料分が邪魔になることがあります。
バイオエンジンは過剰な肥料分を除去するシステム。
そこで2年生はあえて肥料分が入っていない黒土を使っています。
培養土も黒土もみんな近くのホームセンターから購入しますが
どちらのお値段が高いと思いますか。
なんと黒土の方が肥料が入っていないのに2倍以上もするんです。
農家と違って大量に使わないにしても
チームが1年間で購入する土の量はおよそ200kg。
ホームセンターのチラシが気になります。
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環境システム科の肥料?

2016年06月04日 | 環境システム科
水耕栽培用の液肥です!
このようにA液とB液の2種類あるのが一般的。
この2種類を別々に水に溶かして混ぜて使います。
それはどうしてでしょうか。
土と違って水には肥料がほとんど含まれていません。
したがってすべての栄養分を与える必要があります。
しかしそれらをすべて混ぜてしまうと
ものによっては化学反応がおき
沈殿してしまうことがあります。
それでは効果が落ちますし、
水耕装置に影響を与える心配もでてきます。
そこで面倒ですが肥料を2種類に分けて
与えることにしているのです。
生物生産科や園芸科学科では
大きな袋に入ったペレットや粒状の化学肥料を使います。
しかし水耕栽培を学ぶ環境システム科では
肥料といえばこの液肥。
学科が違うとこのように肥料まで違ってきます。
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