地方の三文小説家「東義久」の独白

東義久のブログです。

淡路島へ行ってきた

2016-08-18 08:20:55 | 文学
8月16日、17日と淡路島へ行ってきた。このところ検診などで体調などがもうひとつだったので、温泉にでも、と考えていたが、直前のため空いてる宿がなく、空いていても宿泊代がすごく高いので諦めかけていたが、昔からの知り合い一貫田達也くんが淡路島パルシェでゼネラルマネージャーをしていることを思い出し、無理をいって予約を取った。ハモ鍋ということで、ハモは京都と思っていたぼくは淡路島が本場と知り自分の無知に反省した次第。
淡路島といえば、淡路人形座と司馬遼太郎の菜の花の沖でお馴染みの高田屋嘉兵衛歴史文化資料館はぜひのぞいてみたいと思っていたので息子に運転を任せて行ってきた。
淡路人形座では「戎舞」と「八百屋お七・火の見櫓の段」を観たが、お七の火の見櫓に人形がのぼっていくシーンにはあまりにリアルな動きに驚かされた。次は高田屋嘉兵衛歴史資料館に行ったが彼が淡路島出身で江戸時代後期の廻船業者であり、驚いたことに函館を開き、やがてロシアの人質になるが、彼の人となりからゴローニンが「日本にはあらゆる意味で人間とゆう崇高な名で呼ぶに相応しい人物がいる」と、いわしめた。今の政治家に聞いてもらいたいものだと思った。菜の花の沖で司馬遼太郎が彼を取りあげたのがよく判る気がした。
淡路人形座も高田屋嘉兵衛記念館もどちらも感動があった。息子の運転、ありがたかった。温泉もハモ鍋も、体と精神を癒してくれた。





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