地方の三文小説家「東義久」の独白

東義久のブログです。

草刈りの苦痛と恍惚

2017-05-22 02:11:54 | ひとりごとの部屋

 

ぼくの家の裏には約30坪ほどの庭がある。庭といえるほど立派なものではないが、柿の木や樫木、青桐と紫陽花や母の植えた水仙などがある。この小さな空間はぼくを癒してくれるのだが、半面、ストレスになる。それは雑草。知らぬ間に草がボウボウとなってしまう。植木屋さんやシルバーさんに頼んだりもするのだが、今回は自分で草引きをしてみることにした。足腰がきついので、牛乳箱に坐り、ゆっくりはじめた。引いても引いても少しも草は減らない。腰は痛いし足も手も・・・もう止めようと何度も思ったが、なんとか続ける。フ、と気づくと優しい風が心地よい。いっつもしんどいばっかりの草引きが少し違った感覚に。ただ草を引く、そのことだけで無心になれることがなかなかのものと、発見!草に埋もれていた紫陽花もこれで楽しみ。かなりの足腰の痛みの代償としての達成感と恍惚

ワトソニア

シラン