全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

トヨタ自動車の動き

2007年01月25日 14時58分09秒 | Weblog
エグゼンプションの先取り始まるのか。
 
 トヨタ自動車では4月1日から渉外部・調査部の
2部署に限って、エグゼンプション(企画型裁量労働制)
制をトライ(1年間)する準備をしていることが明らか
になった。細部については詰めているようですが、
2月の国会で法案が通過することを見込んで準備されて
(提出断念報道)いる節があり4月実施が出来るのだろ
うか疑問。
 概要を見てみると、適用対象者は事務系の上級専門職
(課長手前)所定外労働時間は「月間・年間限度超え」
の適用がない。
 
 トヨタ自動車労働組合の見解は「裁量労働制は自主
自律的に時間をコントロールできる働き方を実現する
一つの方策」との認識を示している。
 連合は今回のエグゼ・・・については否定的である
が傘下のトヨタ労組は同調しないようだ。

 トヨタでは(グループ含め)活発な生産で高負荷が
続いており、労働者にとっては疲れきっている。
 ここ数年病気等で長期間(3ヶ月以上)欠勤してい
る人が'05年240名余から'06年は320名余と
増えているのです。精神疾患も確実に増えているようだ。

 会社も従業員の健康管理に気を配ってはいるものの
働け働け(長時間・高負荷等)では健康管理もままな
らないのが現状である。

 全トヨタ労働組合は(全ト・ユニオン)そうした実情
打開のために「秋闘要求」団体交渉で労働時間の有り方を
提言した。1800時間の実現のために労使協議を設ける
提案も一つである。長く働く時間に傾注している今の労働
時間制度は社会的に大きな損失を生んでいる。生活時間
(社会活動時間)と労働時間のバランスを考えるべきです。

私たちは、「エグゼンプション」には断固反対です。
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