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緊急報告 中国電力がまた埋め立て工事再開を強行!

2010-11-16 | 南の海
山口県上関の長島田ノ浦を埋め立てようと、中国電力がまた工事を強行しようとしている。原発を建設するためだが、原子炉設置許可もまだ下りていないのに。祝島の住民の90%以上が同意していない。漁業権も放棄していない。なのに、なぜ埋め立てを強行するのだろう。原発推進で経済回復したい民主党政府は、この暴挙をむしろ促進しようとしている。国民の生活第一というマニフェストはどこへいったのだろう。以下は、長島の自然を守る会からの呼びかけです。

16日
>11:30
緊急報告です。
中国電力がまた埋め立て工事の再開を強行しようとしてきました。
台船1隻は祝島沖で祝島の漁船の抗議によって引き返しましたが、
砂利運搬船と見られる1隻は排水口側の海域に侵入しました。

>20:30
排水口側に侵入した台船ですが、祝島の漁船の抗議で工事区域外の海域で停泊しました。


午後4時過ぎには中国電力の社員の乗った船や海上保安庁の船は現地から去りましたが、

台船はそのまま停泊を続けています。
報道によると中国電力は明日も作業強行を試みるとのことで、
この台船とは別の台船が動く可能性もあります。
なお今日は10月19日に座礁した台船は姿を見せませんでした。

また今日も前回に引き続き、経済産業省の旗を掲げた船が現場海域に張り付いていました。
経済産業省は、地元住民の理解を得られないまま埋立て工事を強行しようとする
この中国電力の暴挙を、いったいどのように見ているのでしょうか。
前回の10月25日の最後の台船の撤退後、なにも状況が(中国電力にとって)
前進していない中、むしろ中国電力に対する非難の声が全国的、また世界的にも寄せられた中で、
そういった声に真摯に応えることすらしないまま工事再開を強行しようとすることは、理解し難い行為です。

祝島島民の同意のないまま、また全国及び世界から寄せられた批難や声明に
きちんと応えないままでの工事再開の強行に対し、ぜひ下記連絡先やマスコミ等のメディア、
そしてご自身のネットワークに、抗議、要請、また情報の共有をしていただけますようお願いいたします。