創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

墨遊 俳句

2010-03-05 17:01:39 | Weblog
墨遊 俳句

Kの俳句二句書く

 園児より父母が主役の卒園式 

  平日昼過ぎの某幼稚園での光景。
  記念写真用の長椅子の雛壇に整列している卒園児たちを
  取り囲んで背広姿の男親が幾人も我先にカメラのシャッター
  を切っていた。会社を休んで来たのだろうか。
  最近は、物分りのよい(?)会社もあるようだが、古稀を
  過ぎたものには考えらない光景。我が子の成長は頼もしい
  が、父親の存在感の軽さを見た思いだった。

 啓蟄の耕地に虫の居らざりき

  明日6日は地中の虫どもが這い出てくるという啓蟄でる。
  春の代表的な季語であるが、手放しで春の到来を喜んでも
  いられない。田畑に虫の姿をあまりなくなって久しいが、
  農薬や化学肥料が原因と思われる。
  虫も住めない田畑からの収穫物で溢れる店頭は脅威で
  あり、細々ながらも菜園では 従来より無農薬・有機
  栽培を実践し自己防衛している。
  

二月の終わりから庭先の花々が狂い咲きをしています。
「いちはつ」は紫の花をつけ、月日を間違えているような気配。

ハイチ地震の後にまたチリの地震と続いて大きな被害が出ています。
地球上では国々が勝手なCO2を排出して温暖化をまねき、最近の状況を
見るにつけ、このような現象は人類への警鐘のような気がしてなりません。
次世代の人たちへ住みよい地球を残さなければと思います。