墨遊 俳句
Kの俳句二句書く
行く秋や丹波の里に名酒あり
バスツアーで丹波路を辿った。焼き松茸、土瓶蒸しなど松茸づくしの昼食を堪能したあと、
最寄りの酒蔵に立ち寄ったが老舗の有名な酒造所とか。秋の新酒の試飲は口当たりもよく美味だった。
酒は水が命というが、人里離れた鄙びたところにこそ思いがけない名酒があるのかも。
丹波は丹波栗、丹波黒(黒豆)でなじみがあるが、酒どころでもあった。紅葉には少し早かったが、
秋日和の一日、美味しいものを食し、美味い酒を楽しみ大いに英気を得た。
天を突く皇帝ダリア秋深し
この春、10センチほどの皇帝ダリアの苗木を庭の一角に植えた。
先年、戒壇院近くの民家の塀から伸びた枝にきれいな花々を見てその気品ある優美さに魅かれた。
後日、皇帝ダリアと分かったが、その苗木が偶々園芸店にあったので興味深々で早速買求めた。
ラベルには「11月に開花、一年で3~5メートルに成長する」とあったが、疑心暗鬼だった。
ところが、日を追うごとに幹は太くなり、ずんずん身長が伸びて何と、今では4メートルくらいに。
蕾が沢山ついており開花が楽しみな日々である。ラベルに偽りなしというところ。
ところで、天辺に新しい枝と葉ができるたびに根元の古い枝葉は自然に枯れ落ちる様は、人間界の
世代交代を見る思いで感慨深い。自然の摂理には抗し難いものがあると痛感した。
先日 「HOME愛しの座敷わらし」というの映画を観ました。
都会から転勤で東北の古民家に引っ越した一家のものがたりでした。
一転して現代の便利な生活から風呂も薪で沸かすという不便さの生活で家族はそれぞれに不満や悩みを
抱いていました。大自然の中でのびのびと暮らすうちに 座敷わらしに出会ったというみんなの体験が
バラバラだった家族にお互いの絆を取り戻させ、幸せをもたらすという何とも言えぬほのぼのとした余韻の
ある心地よい映画でした。
座敷わらしは東北地方の妖怪伝説で有名ですが、その昔極貧の農家で家族が生きるために間引かれた幼子の
化身といわれ、座敷わらしのいる家は繁栄するという福の神でもあるとのこと。
Kの俳句二句書く
行く秋や丹波の里に名酒あり
バスツアーで丹波路を辿った。焼き松茸、土瓶蒸しなど松茸づくしの昼食を堪能したあと、
最寄りの酒蔵に立ち寄ったが老舗の有名な酒造所とか。秋の新酒の試飲は口当たりもよく美味だった。
酒は水が命というが、人里離れた鄙びたところにこそ思いがけない名酒があるのかも。
丹波は丹波栗、丹波黒(黒豆)でなじみがあるが、酒どころでもあった。紅葉には少し早かったが、
秋日和の一日、美味しいものを食し、美味い酒を楽しみ大いに英気を得た。
天を突く皇帝ダリア秋深し
この春、10センチほどの皇帝ダリアの苗木を庭の一角に植えた。
先年、戒壇院近くの民家の塀から伸びた枝にきれいな花々を見てその気品ある優美さに魅かれた。
後日、皇帝ダリアと分かったが、その苗木が偶々園芸店にあったので興味深々で早速買求めた。
ラベルには「11月に開花、一年で3~5メートルに成長する」とあったが、疑心暗鬼だった。
ところが、日を追うごとに幹は太くなり、ずんずん身長が伸びて何と、今では4メートルくらいに。
蕾が沢山ついており開花が楽しみな日々である。ラベルに偽りなしというところ。
ところで、天辺に新しい枝と葉ができるたびに根元の古い枝葉は自然に枯れ落ちる様は、人間界の
世代交代を見る思いで感慨深い。自然の摂理には抗し難いものがあると痛感した。
先日 「HOME愛しの座敷わらし」というの映画を観ました。
都会から転勤で東北の古民家に引っ越した一家のものがたりでした。
一転して現代の便利な生活から風呂も薪で沸かすという不便さの生活で家族はそれぞれに不満や悩みを
抱いていました。大自然の中でのびのびと暮らすうちに 座敷わらしに出会ったというみんなの体験が
バラバラだった家族にお互いの絆を取り戻させ、幸せをもたらすという何とも言えぬほのぼのとした余韻の
ある心地よい映画でした。
座敷わらしは東北地方の妖怪伝説で有名ですが、その昔極貧の農家で家族が生きるために間引かれた幼子の
化身といわれ、座敷わらしのいる家は繁栄するという福の神でもあるとのこと。