天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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10月16日:アンタレスロケット立ち上がる/お知らせ

2016年10月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

シグナス宇宙船を搭載したオービタルATKのアンタレスロケットが、2016年10月14日金曜日に、バージニアのNASAのワロップフライト施設の打上台 0A で垂直位置に上げられる。国際宇宙ステーションへのNASAとオービタルATKの6回目の契約貨物補給ミッションは、軌道の研究室とそのクルーに、クルー補充用品と機器類約 2,500 キログラムを届けるだろう。この国際宇宙ステーションへのアンタレスは、東部夏時間10月16日日曜日午後8時3分(日本時間10月17日月曜日午前9時3分)以降に打上げの予定である。このステーションに打上げられる新しい科学機器には、宇宙での燃焼調査、睡眠と毎日のリズムへの照明の影響、健康関連のデータの収集、中性子測定のための新しい方法を含んでいる。

<出典>: 「Commercial Resupply Mission(商用補給ミッション)」

<大判>: イメージをクリック

<お知らせ>: 
1、 日本時間今日10月16日午後11時30分から、ヨーロッパ宇宙機関のエクソマーズ火星探査宇宙船の、軌道船(TGO)と着陸船(Schiaparelli)分離の放送があります。詳細は「ホームページ」の 「アストロトピックス(10月16日)」 から。また、エクソマーズ宇宙船の当面の行程はその前日(10月15日)の記事を参照してください。
2、 国際宇宙ステーションに向かうオービタル社のシグナス補給船が、日本時間明日17日朝打上げられます。中継放送時刻等は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

なお、このところ、複数の遅延の重なりによって国際宇宙ステーション関連の行程が非常に輻輳しており、加えてヨーロッパ宇宙機関のエクソマーズの計画が重なっていますので、ほぼ毎日何らかのイベントがあります。これらは発表の都度「ホームページ」の 「アストロトピックス」 に掲載してありますので参照してください。

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10月15日:低地球軌道からの星の跡/お知らせ

2016年10月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションの宇宙飛行士達は、時速 17,500 マイル(28,000 キロメートル)で地球を周っている2016年10月3日に、一連の素晴らしい星の跡のイメージを捕えた。ステーションは90分で地球を周り、宇宙飛行士達は、24時間に平均16回の日の出と日没を見る。

<出典>: 「遠征49」

<大判>: イメージをクリック

<お知らせ>:3月に打上げられたヨーロッパ宇宙機関のエクソマーズ(ExoMars)宇宙船が10月17日に火星に到着し、ガス追跡軌道船(TGO)とスキアパレリ着陸実験船に分離され、それぞれのミッションに向かいます。着陸実験船のミッションは短期間です。それぞれの到着時の予定時刻が発表されました。中継放送とツィッターを通した報告が予定されています。詳細は「ホームページ」の「アストロトピックス」から。

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10月14日:星団 Terzan 5 を拡大する(動画)

2016年10月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

かつて球状星団がミルキーウェイを支配した。我々の銀河が最初にできたとき、恐らく何千もの球状星団が我々の銀河を徘徊していた。今日、200未満が残っている。多くの球状星団は、長い間に、相互の、または、ミルキーウェイ銀河の中央との、度重なる宿命的な遭遇によって破壊された。生き残っている遺物は、どんな地球の化石よりも古く、我々の銀河の他のどの構造よりも古く、宇宙自体の生の年齢を限定している。形成するのに適した条件にないので、我々のミルキーウェイ銀河には若い球状星団はない。このビデオは、ハッブル宇宙望遠鏡でとられた集団の写真を終わりにして、地球から球状星団 Terzan 5 に行くまでに見えるかもしれないものを示している。この星団は、最近、我々のミルキーウェイ銀河の早期の星達だけでなく、全く驚くべきことに、約70億年後の別の星の爆発的形成を含むことが発見された。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<動画>: イメージをクリックして Youtube NASA から。

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10月13日:タイタンのメタンの溢れる谷

2016年10月13日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

土星最大の月タイタンは著しく地球に似ている。その直径は僅か地球の約40%であるが、タイタンの窒素の豊かな、密度の濃い、地表の地質活動は、二つの天体の間の比較を避けられないものにしている。NASAとヨーロッパ宇宙機関のカッシーニ宇宙船のレーダーでとられたこのイメージは、まさにタイタンの地形が地球の地形にどれくらい似ているかを示している。タイタンは、地球を除いては、大きなスケールでの活動的な浸食の証拠を発見し得る唯一の他の天体である。地球で水が浸食するように、この月には、地表を彫る、主にメタンといくらかのエタンの液体炭化水素で満たされた、海、湖、川がある。印象的な例は Vid Flumina であり、ナイルに似た分岐する川のシステムがイメージの左上四半部に見える。この川は、イメージの右の暗い片として現れているメタンの豊富な海、月の北極領域の Ligeia Mare(ライジーア・メア)に流れ込んでいる。2013年5月からカッシーニのレーダー観測を分析しているイタリアと米国の調査者達は、この Vid Flumina から分岐する狭いチャンネルが、流れる炭化水素で満たされた深い急斜面の谷であることを明らかにした。このチャンネルは、幅1キロメートル未満、深さ570メートル、40度より急な斜面を持っている。それらは、主に Vid Flumina 川に流入する液体のメタンによって彫られたことを示唆している。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

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10月12日:ガイア:太陽はここにある(動画)

2016年10月12日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

我々の銀河の外からホームに戻るとどのように見えるだろう? ヨーロッパ宇宙機関のロボット、ガイア(Gaia)ミッションからの最近のデータは、宇宙における人類のユニークな現代の眺望を提供するのを助けている。ガイアは、地球の近くで太陽を周り、1年のコースの上でその変化する有利な点から僅かな移動も判断し、また距離も判定できるほど正確に星の位置を解くことができる。 --- 中略 ---  このビデオは 600,000 を超える星達をベースにしているが、ガイアは、その計画された5年間のミッションで、計画された10億以上の視差距離を計る途上にある。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<動画>: イメージをクリックして Youtube から。

<ひとこと>: ガイアは銀河系の非常に高精細な3次元地図を作ることを目的としており、その最初のデータが発表(9月27日の記事)されている。ガイア計画の日本語解説は ウィキペディア から。

 

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10月10日:地殻上活動的な惑星水星/お知らせ

2016年10月11日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのメッセンジャ宇宙船で得られたイメージは、以前には検出されていない階段のステップに似た崖のような地形、小さな断層の斜面を明らかにしている。これらの斜面は、科学者達が、それらが地質学的に若くなければならないと考えるほど十分に小さかった。それは水星が未だに縮んでおり、以前に考られたように、地球のみが我々の太陽系で唯一の地殻活動する惑星ではないことを意味している。ジョンズホプキンス大学応用物理研究所によって管理されたメッセンジャは、2004年8月3日に打上げられ、2011年3月18日に水星を周り始めた。このミッションは、2015年4月30日に、水星の地表に計画的な衝突を行って終わった。

<出典>: 「水星探査宇宙船メッセンジャー(MESSENGER)」

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<お知らせ>: 今年3月に打上げられたヨーロッパ宇宙機関・ロシア宇宙局共同のエクソマーズ(ExoMars)探査船が10月19日に火星に到着します。同時にスキアパレリ着陸実験船の着地も試されます。詳細は「ホームページ」の 火星探査軌道船着陸船 の二つのコーナーを参考に、着陸のシミュレーションアニメもあります。

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10月10日:嵐の目(ハリケーンマシュー)

2016年10月10日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス計画センチネル3Aからのこのイメージは、米国のフロリダに接近したときの、10月7日 03:13 GMT (日本時間10月7日午後0時12分)の、ハリケーンマシュー(Matthew)の雲のトップの温度を示している。海洋表面から約12キロメートルの、雲のトップの嵐の目の外側の摂氏 -80 度の温度から、比較的穏やかなメキシコ湾の海面の約 25 度までが示されている。このイメージがとられたとき、この幅400キロメートルのハリケーンは、マイアミビーチの約200キロメートル北西にあった。既にカリブ海で被害をもたらしたマシューは、この10年以上の間に米国の大西洋岸を脅かした最も強力なハリケーンであり、この100年以上の間にフロリダを襲った最も破滅的な嵐かもしれない。センチネル3号の海・地表温度放射計は、九つのスペクトル帯で地球の表面から放射するエネルギーを測定している。これは1キロメートルの解像度での熱赤外線イメージである。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック

<ひとこと>: 日本では台風18号の接近で混乱しましたが、米国東海岸ではハリケーンマシューの接近でフロリダなどで大きな被害を出したほか、ハイチでは400人を超える犠牲者が出たと報道されています。

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10月9日:大西飛行士のインタビュー/お知らせ

2016年10月09日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

日本時間10月7日金曜日午後9時から20分間、国際宇宙ステーションの大西飛行士とのインタビューがありました。今回は子供達が相手ではなかったので、かなり難しい心理的な面も感想として聞くことができました。例えば、ステーション内は無音ではないが自然の音はなく、全て機械的な音なので、音楽を聴いていると落ち着くことができる。特に自然を描くような音楽は気持ちを和ませる。無重力の世界では上下は関係ないのだが、地上と同様に照明を一方(上方)に揃えて照らすまた設備の上下を揃えて配置することによって、潜在的な意識の中で上下を決めるようになる。具体的には足元は常に一方の方向に向く。地上では物を落とすと下に落ちるが宇宙では何処に行くかわからないので自ずと注意を向けるようになる。国際宇宙ステーションでは共同作業がほとんどであり、また宇宙と言っても400キロメートルほど離れているだけなので孤独感はないが、親しい人達と会うことができないという寂しさがある。など。

<出典>: オリジナル

<大判>: イメージをクリックしてホームページから(ウェブNASAテレビから録画)。


<お知らせ>: 国際宇宙ステーションに関連するクルーの往来や貨物の搬送は、ロシアのソユーズの技術的なトラブルから大幅に遅れていました。このたび、国際宇宙ステーション補充クルー、遠征49・50を運ぶロシアのソユーズ MS-02 の打上がようやく10月19日に設定されました。このソユーズの故障に伴う遅延のため、それ以後のステーション関係のスケジュールがかなり遅れ、また圧縮されます。

1.前回の飛行士達の帰還に伴う補充クルー、遠征49・50の打上 --- 10月19日(遅延)。
2.現在の滞在クルー遠征48・49クルーの帰還(含む大西飛行士) --- 10月30日(計画通り)。
3.遠征48・49クルー補充クルーの打上 --- 11月16日(計画通り)
4.プログレス MS-04 貨物船の打上(ロシア) --- 2016年12月1日 (遅延)
5.「こうのとり」貨物船の打上(日本) --- 2016年12月9日 (遅延:日本側の原因による打上延期を含む)

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10月8日:宇宙ステーションの EarthKAM からのパウエル湖

2016年10月08日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2016年7月14日、軌道の研究室がパウエル(Powell)湖およびユタとアリゾナの境界を飛んだとき、国際宇宙ステーションの遠隔制御サリーライド EarthKAM がこの写真をとった。コロラド川にあるパウエル湖は米国第二の大きな人工の貯水湖である。この EarthKAM プログラムは、宇宙ステーションに設置された特別なカメラで、学生達が特定の地球の地形の写真を求めることができる。 これらのイメージは、世界中の参加している教室で、また一般市民と学生達のために、オンラインで投稿し掲載することができる。 EarthKAM は、学生達に、地球を周っている宇宙船の装置の直接制御を提供し、環境科学、地理、宇宙通信について学ぶ他にないプログラムである。このプロジェクトは1995年にアメリカの女性サリー・ライド博士によって始められ KidSat と呼ばれた。このカメラは、スペースシャトルのフライトで5回飛び、2001年の遠征1で宇宙ステーションへ移設された。

<出典>: 「国際宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: イメージをクリック

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10月7日:上から見た土星/お知らせ

2016年10月07日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この土星のイメージは地球からは撮れなかっただろう。地球ベースの写真では、土星の夜の側と、また土星のリングを横断して投げられる影を見ることはないだろう。地球は土星よりも太陽に非常に近いので、地球からはリングに囲まれた惑星の昼の側のみが見える。実際に、このイメージ合成は、今年早くに、今、土星を周っているロボット、カッシーニ宇宙船によって、回転する土星の44時間ビデオを撮影する前にとられた。土星の美しいリングが完全な広がりで見られ、また、北極を囲む極の「六角形」の雲の詳細が見える。カッシーニミッションは、今、その最後の年にあり、宇宙船は次の9月に土星の大気に降下するように計画される予定である。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ムービー>: ムービーは こちら(mov 形式、33MB) から。ファイルサイズが大きいことに注意!

<お知らせ>: 今夜9時から、NHK-TVによる、国際宇宙ステーションの大西飛行士のインタビューがあります。中継放送は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。 言語によりチャネルが変わりますので注意。

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10月6日:ガリレオ宇宙船からの木星の月エウロパ

2016年10月06日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このボールは木星の月であり、結晶は氷であり、この月は汚れているだけでなく亀裂が走っている。しかしながら、生命を保持するかもしれないエウロパの割れた氷の平原の下の海の存在の推測は刺激的である。この推測は、氷で覆われた月から、表面に微細な海洋生物をもたらすかもしれない水蒸気の噴煙が時々まき散らされていることを示す、ハッブル宇宙望遠鏡からのイメージによって今再び強められている。1996年のガリレオ宇宙船の観測の、おおよそ地球の月ほどの大きさのエウロパが、今、ここに自然色で描かれている。ハッブルによる、また10年後のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡などの将来の観測によって、また、更に2020年代のエウロパフライバイミッションのような計画されたミッションが、エウロパと初期の太陽系のみならず、生命が宇宙の他の部分に存在する可能性についても人類の理解を進めるかもしれない。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック

<ひとこと>: ハッブル宇宙望遠鏡は、最近、木星の月エウロパに噴出している可能性がある水の噴煙を発見しました。このコーナーの 9月28日の記事 および 「ホームページ」の「ハッブル宇宙望遠鏡」参照。

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10月5日:木星の南北

2016年10月05日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

8月27日、大きなループを描く軌道がジュノを木星に近づけた。宇宙船が巨大な惑星の極を周ったとき、 JunoCam は、これらの最初の極地の視界を直接捕らえた。木星の北極領域(左)の日の当たる側は、ジュノの最接近の2時間前に、雲のトップから約 125,000 キロメートルで撮られた。南極領域は、接近の1時間後に、 94,500 キロメートルからとられた。良く知られた赤道領域を取り巻く明るい色の「ゾーン」と暗い「ベルト」が著しく異なって見える。極領域の雲が、時計回りにまた反時計回りに嵐のシステムを回転させて、より複雑にまた斑に現れている。ジュノのミッションの間に更に35回の接近通過が予定されている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック

 

<ひとこと>: 極から見た図でははっきりしないが、特に木星の赤道付近では緯度ごとに異なる雲の流れがあり(左図)、比較的明るい部分を「ゾーン (zones)」と暗い部分を「ベルト (belts)」と呼んでいる。

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10月4日:JunoCam マーブルムービー(動画)

2016年10月04日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この JunoCam 「マーブルムービー」は、軌道 PJ0 と PJ1 の間のミッションフェーズをカバーしている。ビデオの終わりでは映像が急速に木星に接近している。

<出典>: @NASAjuno

<大判>: 動画はイメージをクリックして Youtube NASA から。

<ひとこと>:  JunoCam は8月28日に第一回木星近接飛行を行った木星探査宇宙船ジュノに搭載されたカメラ。ムービーに出てくる四つの衛星は、ガリレオ・ガリレイが自作の望遠鏡で発見したとして知られる“ガリレオ衛星”。内側から、イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト。本サイトの「ガリレオ(宇宙船)記念記録」 「ガリレオ衛星」 参照。

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10月3日:ロゼッタの彗星の着陸地点

2016年10月03日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この概要図には、着陸船フィラエの最初と最後の着地点とともに、ロゼッタの最終的なインパクトポイント(Ma'at)が示されている。これらの全三つのサイトは、彗星67P/チュリュモフ-ゲラシメンコの二つのロブの小さい側にある。 
左上:降下カメラ ROLIS によってとられた着陸船フィラエの最初の着地点アギルキア(Agilkia)。2014年1月12日に、地表上9メートルの高さからとられ 0.95 センチ/ピクセルの解像度を持っている。 
中央下:着陸船フィラエの最終着地点アビドス(Abydos)の視界。2014年11月13日に、着陸船の CIVA カメラでとられた。イメージは二つのイメージの合成であり、着陸船の足の一つが見える。 
右上:ロゼッタの最終インパクト地点。2016年9月30日に、非常に大雑把な楕円で示された 700 × 500 メートルの中の Ma'at 領域に制御されたインパクトを行った。このイメージは、2014年10月13日に、ロゼッタのナビゲーションカメラで、 16.8 キロメートルの距離からとられた。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージは細かいので 高精細(4.83MB,5333×3333 pix) イメージからご覧ください。イメージをクリック。

<ひとこと>: この探査に関連する名は古代エジプト神話に登場する名前、例えばロゼッタは有名なロゼッタストーンからとられています。

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10月2日:バレンツの開花

2016年10月02日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

水彩画のように見えるかもしれないが、このイメージは、センチネル2A衛星によってとられたバレンツ海のプランクトンの花の自然の色である。海に見られる、生命の中で最も量の多いプランクトンは、海の表面またはその近くに漂う微細な海の植物である。それらは、ある時は「海の草」と呼ばれ、他の海の生命の基本的な食物である。プランクトンは光合成の葉緑素を含んでいるので、これらの単純な生物は、光合成のプロセスで、地球の植物に似た役割を演ずる。プランクトンは、水、窒素、炭素などの無機化合物を複雑な有機素材に変えることができ、地上と同じくらい大気から多くの二酸化炭素を取り除くことができると考えられている。プランクトンは大気の炭素の量に対する大きな影響を持ち、環境の変化に敏感なので、それらを監視し、また、将来の気象変化の計算にモデル化することは重要である。このイメージは、6月30日に、ヨーロッパ宇宙機関のセンチネル2Aによって捕えられた。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック

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