日本時間10月7日金曜日午後9時から20分間、国際宇宙ステーションの大西飛行士とのインタビューがありました。今回は子供達が相手ではなかったので、かなり難しい心理的な面も感想として聞くことができました。例えば、ステーション内は無音ではないが自然の音はなく、全て機械的な音なので、音楽を聴いていると落ち着くことができる。特に自然を描くような音楽は気持ちを和ませる。無重力の世界では上下は関係ないのだが、地上と同様に照明を一方(上方)に揃えて照らすまた設備の上下を揃えて配置することによって、潜在的な意識の中で上下を決めるようになる。具体的には足元は常に一方の方向に向く。地上では物を落とすと下に落ちるが宇宙では何処に行くかわからないので自ずと注意を向けるようになる。国際宇宙ステーションでは共同作業がほとんどであり、また宇宙と言っても400キロメートルほど離れているだけなので孤独感はないが、親しい人達と会うことができないという寂しさがある。など。
<出典>: オリジナル
<大判>: イメージをクリックしてホームページから(ウェブNASAテレビから録画)。
<お知らせ>: 国際宇宙ステーションに関連するクルーの往来や貨物の搬送は、ロシアのソユーズの技術的なトラブルから大幅に遅れていました。このたび、国際宇宙ステーション補充クルー、遠征49・50を運ぶロシアのソユーズ MS-02 の打上がようやく10月19日に設定されました。このソユーズの故障に伴う遅延のため、それ以後のステーション関係のスケジュールがかなり遅れ、また圧縮されます。
1.前回の飛行士達の帰還に伴う補充クルー、遠征49・50の打上 --- 10月19日(遅延)。
2.現在の滞在クルー遠征48・49クルーの帰還(含む大西飛行士) --- 10月30日(計画通り)。
3.遠征48・49クルー補充クルーの打上 --- 11月16日(計画通り)
4.プログレス MS-04 貨物船の打上(ロシア) --- 2016年12月1日 (遅延)
5.「こうのとり」貨物船の打上(日本) --- 2016年12月9日 (遅延:日本側の原因による打上延期を含む)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます