8月29日は、宇宙打上システム(SLS)ロケットが、ケネディ宇宙センタの打上台39Bから離陸する最初の機会である。この最初のアルテミス・ミッションは、NASAのオリオン宇宙船とヨーロッパのサービス・モジュールを、月を越え、また戻すだろう。この宇宙船は、速度を増し推進するために月の重力を使い、これまでに有人宇宙船が旅したより遠い、地球から約50万キロメートルの月の軌道に入るだろう。この旅は、人間を乗せたフライトの前の、オリオン宇宙船と SLS ロケットのテストになるだろう。二回目のアルテミス・ミッションでは、4名の宇宙飛行士達が月の周りをフライバイするだろう。
<出典>: 「人間とロボット探査(Human and Robotic Exploration:ESA)」
<ビデオ>: アルテミスⅠ飛行ビデオ(Youtube)はイメージをクリック。
<ひとこと>:
1、アポロ以来の月探査再開のため、新しく 「アルテミス」 を設けました。
2、アルテミスⅠ打上の中継放送はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 または 「Artemis 1」 から。
3、アルテミスⅠの分かり易い飛行の行程は こちら(Youtube 3.59 分) から。
4、帰還(オリオンの着水)は10月中旬に予定されています。
<参考>: アルテミスⅠの打上は、日本時間今日8月29日午後9時半(放送は7時半)以降が予定されています。
<追記>: アルテミスⅠの打上は、予定時刻経過後間もなく中止が発表されました。
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<火星探査は今!>
今日のテーマ: 火星の新しい水のマップ、将来の探査のために非常に貴重であることを証明するだろう (マーズエクスプレス)
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