ヨーロッパ宇宙機関のXMMニュートンは、その‘頭’に変わった粒子の加速の位置を示す、マナティー星雲として知られるこの美しい宇宙の生きもののX線写真を撮った。このマナティー星雲(W50)は、空全体にガスのシェルを投げつけ、巨大な星がおよそ3万年前に爆発したときの、大きな超新星の残骸であると考えられる。それは、四つの満月の大きさに広がる、知られているそのような形の最大の一つである。超新星の残骸には珍しくブラックホールがそのコアに残っている。この中央の SS 433 として知られるマイクロクエーサは、二重の塊の形をつくりながらガスの殻を通して叩く、光速の4分の一に近い速度で旅する粒子の強力なジェットを発している。
<出典>: 「今週のイメージ(Week in images (ESA))」
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<ひとこと>: マナティー(manatee)は、西インド諸島、メキシコ湾、アマゾン川、アフリカ西岸などにいる草食獣。
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<火星探査は今!>
今日のテーマ: サイドニアのメサの隆起 (リコネッサンス)
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