とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

初霜のころ

2013-11-14 22:03:00 | 山行
今日は霜が降りました。
初霜です。
作物の植えていない畑は真っ白です。
いよいよ冬の季節となりました。

11月の下旬ともなれば谷川岳の天神平でスキーの初滑りをしたものです。
初めてのスキーも天神平でした。
なにしろ山スキーでしたので、初心者の私はリフトに乗るのも一苦労でした。
むろん上から滑るなど及びもつかぬこと、
なめくじが這うように斜滑降をして、必死の思いで降りてきました。
スキーなんか嫌いだと思ったものです。

当時のスキー道具は、骨董品のようなもので、
竹のストックに反りのまったくない重たい山スキー、
ビンディングはワイヤーで登山靴を固定する方式のジルブレッタ125というシンプルなもの、
それは明治時代のレルヒ少佐のスキーに限りなく近いものでした。

夜行電車で土合まで行き、ロープウエイが動きだすまで雪が吹き込む乗り場の横で、シュラフにくるまって寝たこともありました。

天神平のスキー場横のブッシュの中にテントを張って年越しをしたこともあります。
いやあ根性ありましたね。



2年前のゴールデンウイークにひさしぶりに山スキーで新潟の山へ出かけましたが、
やはり登山靴でなくゲレンデブーツでないときびしいですね。