とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

オーディオマニア

2013-11-09 19:41:52 | 音楽 美術
オーディオマニアというのは大げさで
正統なマニアに怒られてしまいそうですが
やはり自分もオーディオは嫌いではありません。

本当に音楽が好きな人は自分で楽器をやったり
コンサートへ行けばよいのでしょうが
オーディオにはそういうのとは、また違う視点があります。

オーディオを楽しむには
自分なりの音楽へのこだわりと
好みのオーディオ機器の選択が大切だと思います。




私のは、50年ほど前のアナログ製品が中心で、
いわゆるビンテージものに分類されます。
アンプは真空管を使用したもので
コントロールアンプのマランツ#7に
パワーアンプがマッキントッシュのMC240
ターンテーブル(レコードを回す機械)はイギリスのガラードという
真空管システムとしては、オーソドックスな組み合わせです。




スピーカーにはユートピアグラフの箱にタンノイのスピーカーを左右に2つずつ、計4つ入れたのを使用しています。
コンセプトはずばりコンサートホールです。
細かい音を拾って出すというのではなく
いかにコンサートホールの臨場感が出せるかに主眼を置いています。
スピーカーがとても大きいのも、ホールの空間が感じられるようにするためです。




作られてから50年ほどになる古い機器ですが、音はもちろん、
オーディオの佇まいからも当時の技術者達の意気込みが感じられるような製品で
今でもまったく物としての魅力が衰えていません。
良いものはいつの時代になっても良いのです。



(お料理教室でも活躍しています)

千葉さんのCDだって、そこで弾いてくれているように聞こえます。

千葉純子&平野智子 デュオリサイタル

2013-11-09 08:54:51 | 音楽 美術

昨日は千葉純子さんと平野智子さんのデュオリサイタルでした
(めぐろパーシモンホール2013年11月8日 金曜日)

お天気も寒くもなく暑くもなくで
いい感じだったのではないでしょうか

-印象的だった曲など-

<プラークン バイオリン・ソナタ>
プラークン没後50年にちなんでの選曲とのお話
現代風な曲調というんでしょうか
聴いているこちら側も演奏者と真剣勝負する必要のある曲でした。
きっと曲の解説がなければ
よくわからずに終わってしまったところが沢山あったと思います。

<ラヴェル 水の戯れ>
なぜか昔レコードで聞いたワイセンベルグの展覧会の絵を思い出しました。
ピアノの華やかさを感じさせる曲でした。

<サンサーンス ハバネラ>
千葉さんが突然中央通路から登場し、そのままヴァイオリンを弾かれていました。
予定外の演出であったとか。
ヴァイオリンの響きもよかったのですが、ピアノとヴァイオリンの位置が離れていることから音源がくっきり2か所に分かれ、ホールいっぱいに互いの楽器の音が響いていました。
へんな言い方ですが、まるでステレオで聴いているようです。
他の方も音がすばらしかったとおしゃっていましたので、同じ思いだったのでしょう。
それまでのホール真ん中での演奏はいく分おとなしめに聞こえていたのだと思います。

コンサートの最後 小さな女の子がブーケを持って舞台の千葉さんの所へ
大人達の視線の中スポットライトを浴びてステージに向かう姿はほんとにかわいらしかったですね
たいへん良く出来ました。

千葉さんのCDは、演奏も録音も秀逸です。
今回サインしていただいたCDはストラディヴァリウス「ジュピター」での演奏とのこと、
ついこの間ストラディヴァリウスのことをテレビでやっていたので聞いてみたくなりました。