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自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

中国の一人っ子政策

2006-08-04 19:10:22 | Weblog
中国の一人っ子政策

これについて、時々聞かれますが、よく判りません。現実に
行われているようですが、資料はまずありません。中国政府の
正式資料で、一人っ子政策とはこういうものである。・・・とは
出し難いですよね。欧米諸国から、人権抑圧だと指弾される
ことが目に見えてますから。ただ現実に、一人っ子政策は行わ
れてきて、一人っ子同士が結婚して、生まれてくる子が一人っ
子と言う時代に、入りつつあります。

一人っ子だったお父さんも、両親から大切に、可愛がられて
成人し、一人っ子だったお母さんも同様です。そして、一人っ
子の孫が生まれてくると、もっと可愛がられます。つまり、
両親から大事にされ、両親の両親からも大事にされます。6人
から可愛がられることになるのです。お爺さん2人とお婆さん
2人には、他に孫が居ないのです。

中国の都会に住む一人っ子は、6人の金ずるを持つ裕福層と
言われる所以です。因みに、中国では、このお爺さん、お婆
さんの名称が、字を見れば、どちらなのか判るようになって
います。即ち、父方の父は爺爺、母は奶奶、母方の父は老爺、
母は姥姥。但し中国南方では、母方の祖父母の名称が変わり、
外公と外婆になるとのことです。

6人の金ずるを持つ一人っ子と言うのは、見方を変えれば、
3世代で人口が6分の1になる訳ですから、これは大変なこと
です。ただ実際には、中国の人達は、法律を完全に守る訳で
は無いので、こうはならないと思います。

現在、私達の学校では、毎週水曜日の午後、街の見学会が
催おされていると書きました。第1回目はフランス租界の跡で
あったことも書きました。その時、その地区の小学校の終業式
が行われていたようで、夏休み前の最後の登校日であったよう
です。その時の学校の周りの、父兄の出迎え光景に驚いたもの
です。


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