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自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

ユーラシア鉄道

2014-07-12 21:08:57 | Weblog

ユーラシア鉄道    2014-7-12

先月パナマ運河拡幅のことを書いた。
ヨーロッパとアジアを結ぶルートは、
パナマ運河が拡幅して、大型船がドン
ドン通るようになるとスエズ運河経由
よりも安くて安全な物流の流れになる
と書いた。今でもそう信じている。と
ころが、中国大陸からヨーロッパの
中心都市へ鉄道で物と人を送り込むこ
とが出来れば、これは新次元の話に
なる。 

「渝新欧鉄道(Yuxinou Railway)」は
中国内陸部の大都市、重慶(Chongqing)
とドイツ西部の工業都市デュイスブルク
(Duisburg)を結ぶ貨物鉄道だ。

「現代のシルクロード」と呼ばれ、欧州
―アジア間の輸送を大きく変えると期待
されている。2011年に全線開通した渝新
欧鉄道は全長約1万1000キロ。中央アジア、
ロシア、ベラルーシ、ポーランドを経由
する。

 ライン(Rhine)川とルール(Ruhr)川
の合流点に位置するデュイスブルクは、
世界最大級の内陸港を有するドイツ有数の
輸送中継拠点。一方、重慶は、中国内陸部
の首都と言われる重要な都市。そこを所要
日数はわずか16日で繋ぐ。

この鉄道輸送の歴史はまだ浅い。安全や定
刻運行、関係国の政情などの面で問題が
なければ将来性はある。今の問題点は、中
国からの荷物は多いが、ヨーロッパからの
荷物が圧倒的に少ないことだそうだ。

昔私がヨーロッパ向けの輸出をシベリア
鉄道経由でやっていたころ、このルートで
送る最中にコンテナが紛失すると言う噂を
聞いたが、まさかそれはないよね。


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