シルクロードの一部(蘭州⇒青海湖)の旅-2日-
翌朝、スケジュールの都合で6時起き、朝食6時半、7時出発と
なった。バスはホテルを出て蘭州市内を黄河上流に向かって
西へ走る。途中の山の崖に穴が、時々見えるので、質問が
出た。窑洞(ヤオドン)崖の穴の住居のことである。中国
山西、陜西、甘粛省等に有ると言われている。現在は、住んで
居る人はもう居ないとのこと。
バスで2時間走って劉家峡についた。黄河をせき止めて作った
ダムである。垂れ幕には、黄河三峡にようこそと、書かれて
いる。そこからモーターボートに乗り、ダム湖を突っ走る。
ダム湖が終わると、また黄河になるが、ボートは更に進んで
炳霊寺(へいれいじ)に着いた。
ここは石仏で有名な寺である。古くは五胡十六国時代と言う
から西暦400年頃(日本の古墳時代から飛鳥時代に相当する)
から1000年間にも渡って、営々と彫られた石仏が、レプリカ
でなくオリジナルが手の届く場所に有り、それが太陽光の下
で私たちに語りかけてくる。
残念な点もある。現代中国のようにきっちり管理されて居な
かった頃、石窟に人が住み、火を焚いて煤が天井の仏画を消し
それを削った跡や、異民族か文化大革命の時か、顔を削った跡、
仏像全体を石の壁面から、そっくり剥ぎ取って、多分売って
しまったのであろう。しかし、1600年昔の物が、今目の前に
ある感動は何物にも替え難い。
数ある炳霊寺の旅行記の中から、素晴らしいもの4つ。
http://www.arachina.com/attrations/silkroad/yizhi/binglingsi.htm
http://ikokunotabi.web.infoseek.co.jp/karahoto/kara11.htm
http://www.fsinet.or.jp/~kyouko-h/chinacave/heireiji/heireiji01.htm
http://www.fsinet.or.jp/~kyouko-h/chinacave/heireiji/heireiji02.htm
道路も良くなり、大型モーターボートも配備されて炳霊寺行き
は格段に足回りが良くなった。中国では旅行ブーム、これから
もっと多くの人達が訪れることであろう。日本の仏像ファンの
方々、ここはお勧めです。莫高窟は勿論素晴らしい石仏群ですが
普通は、人の波に押されて、ゆっくり見れない場合が多いと
聞きます。ここでは、ゆっくりと1600年もの時の流れに浸る
ことが出来ます。
全く同じ道を逆にたどって、蘭州に戻り、昼食後、甘粛省博物館
を見学した。はっきり言ってたいした物を展示してある訳では
なく、落胆した。ガイドブックに載ってた銅奔馬もマンモスの
実物骨格も北京の某所に貸し出し中とか。
さて、私たちの旅はホテルと車の手配を旅行社に頼み、食事は
行く先々で、好きなものを食べる建前になっている。ところが
実際には、食事代金のリベートはガイドさんと運転手さんの、
貴重な雑収入だから、彼等が知っているレストランに行きた
がる。ようやくレストランが決まって、そこへ着くと、料理の
注文が難しい。自分の食べられる料理しか食べたくないと言う
人が居る。いつ、何処に行っても同じ料理を注文する人。私の
ように、偶のことなら、変わった料理を食べたい人も居る。
中華料理にはパセリのような野菜で、もっと強烈な香りがする
香菜があるが、これが全くダメと言う日本人が多い。私はこれ
が好きときてる。香菜:
http://www5e.biglobe.ne.jp/~masala/material1kothamalli.html
それで、そういうのをミックスして注文する。変わった料理と
言っても、この地では、羊の料理を2品頼み、一般の部として
麻婆(マーボ)豆腐、青椒牛肉絲(チンジャオロースー)、
トマトの炒り卵(西紅柿鶏蛋)を頼む。どこにでも有る料理
である。スープはキノコが美味しい。
そして飲み物だが、問題はビールが冷えてない。中国人は基本
的に、冷たい飲み物は体に悪いと考えているようで、ビールは
冷やさない。だが、日本人も韓国人もビールは冷やす。それで、
外国人があまり来ないところのレストランには、冷えたビール
はまず無い。私は蒸留酒が好きなので、雑穀を蒸留した白酒で
地元産のものを堪能した。良い香りで42度もあった。
こうして2日目が終わった。
翌朝、スケジュールの都合で6時起き、朝食6時半、7時出発と
なった。バスはホテルを出て蘭州市内を黄河上流に向かって
西へ走る。途中の山の崖に穴が、時々見えるので、質問が
出た。窑洞(ヤオドン)崖の穴の住居のことである。中国
山西、陜西、甘粛省等に有ると言われている。現在は、住んで
居る人はもう居ないとのこと。
バスで2時間走って劉家峡についた。黄河をせき止めて作った
ダムである。垂れ幕には、黄河三峡にようこそと、書かれて
いる。そこからモーターボートに乗り、ダム湖を突っ走る。
ダム湖が終わると、また黄河になるが、ボートは更に進んで
炳霊寺(へいれいじ)に着いた。
ここは石仏で有名な寺である。古くは五胡十六国時代と言う
から西暦400年頃(日本の古墳時代から飛鳥時代に相当する)
から1000年間にも渡って、営々と彫られた石仏が、レプリカ
でなくオリジナルが手の届く場所に有り、それが太陽光の下
で私たちに語りかけてくる。
残念な点もある。現代中国のようにきっちり管理されて居な
かった頃、石窟に人が住み、火を焚いて煤が天井の仏画を消し
それを削った跡や、異民族か文化大革命の時か、顔を削った跡、
仏像全体を石の壁面から、そっくり剥ぎ取って、多分売って
しまったのであろう。しかし、1600年昔の物が、今目の前に
ある感動は何物にも替え難い。
数ある炳霊寺の旅行記の中から、素晴らしいもの4つ。
http://www.arachina.com/attrations/silkroad/yizhi/binglingsi.htm
http://ikokunotabi.web.infoseek.co.jp/karahoto/kara11.htm
http://www.fsinet.or.jp/~kyouko-h/chinacave/heireiji/heireiji01.htm
http://www.fsinet.or.jp/~kyouko-h/chinacave/heireiji/heireiji02.htm
道路も良くなり、大型モーターボートも配備されて炳霊寺行き
は格段に足回りが良くなった。中国では旅行ブーム、これから
もっと多くの人達が訪れることであろう。日本の仏像ファンの
方々、ここはお勧めです。莫高窟は勿論素晴らしい石仏群ですが
普通は、人の波に押されて、ゆっくり見れない場合が多いと
聞きます。ここでは、ゆっくりと1600年もの時の流れに浸る
ことが出来ます。
全く同じ道を逆にたどって、蘭州に戻り、昼食後、甘粛省博物館
を見学した。はっきり言ってたいした物を展示してある訳では
なく、落胆した。ガイドブックに載ってた銅奔馬もマンモスの
実物骨格も北京の某所に貸し出し中とか。
さて、私たちの旅はホテルと車の手配を旅行社に頼み、食事は
行く先々で、好きなものを食べる建前になっている。ところが
実際には、食事代金のリベートはガイドさんと運転手さんの、
貴重な雑収入だから、彼等が知っているレストランに行きた
がる。ようやくレストランが決まって、そこへ着くと、料理の
注文が難しい。自分の食べられる料理しか食べたくないと言う
人が居る。いつ、何処に行っても同じ料理を注文する人。私の
ように、偶のことなら、変わった料理を食べたい人も居る。
中華料理にはパセリのような野菜で、もっと強烈な香りがする
香菜があるが、これが全くダメと言う日本人が多い。私はこれ
が好きときてる。香菜:
http://www5e.biglobe.ne.jp/~masala/material1kothamalli.html
それで、そういうのをミックスして注文する。変わった料理と
言っても、この地では、羊の料理を2品頼み、一般の部として
麻婆(マーボ)豆腐、青椒牛肉絲(チンジャオロースー)、
トマトの炒り卵(西紅柿鶏蛋)を頼む。どこにでも有る料理
である。スープはキノコが美味しい。
そして飲み物だが、問題はビールが冷えてない。中国人は基本
的に、冷たい飲み物は体に悪いと考えているようで、ビールは
冷やさない。だが、日本人も韓国人もビールは冷やす。それで、
外国人があまり来ないところのレストランには、冷えたビール
はまず無い。私は蒸留酒が好きなので、雑穀を蒸留した白酒で
地元産のものを堪能した。良い香りで42度もあった。
こうして2日目が終わった。
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