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自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

天津22

2005-03-07 17:26:09 | Weblog

天津22 2003-01-26

古文化街(Guenhua Jei)
天津を語る時に、ここを除外しては語れない場所が、天津古文化街である。
天津駅の北東約2kmの地点に、一本の路地があり、その両側に、書画
骨董、陶芸品、翡翠や玉を刻んだ彫刻(当然印鑑や落款も作ってくれる、
15分もあればOK)、装身具、筆、すずり、紙、天津の特産の組みひもや
飾りひも、泥人形、木彫、彫金、鋳物の置物、偽ブランドの時計、珍奇な
アイデイア商品等がびっしりと、約1kmほど続く。商店そのものも、古い建物
を残してあり、商品群と一体になって古文化を継承しているが、その商店の
裏側は、再開発がどんどん進められている。この通り1本だけは、このまま
残すようだ。

この商店街は、定価が無い、すべて価格交渉で値段が決まる。中国語が
出来なくても、紙とペンがあれば全て通じる。そして、日本人が好む書画
骨董の店とか、端渓の硯の店には、日本語が堪能な店員が居て、てぐすね
引いて日本人の到来を待っている。だから安心なさいと言うべきか、気を
付けなさいと言うべきか・・・・古い本物と称して売っている書画骨董は、
99%偽物と思って良い。TVの『なんでも鑑定団』を見ていれば判ること。

25(土)そこに行ってきました。上に書いたとおりの商店街に、今年最後の
土曜日とあって、正月用のお飾りの店が、通常の商店以外に露店として
いくつも出ており、それを買い求めるお客さんで身動き出来ないくらいの
混雑でした(馬鹿め、カメラを持たずに出てきてしまいました)。真っ赤な
紙に万事如意とか幸福を招く言葉が書かれていたり、赤い紐で飾り
組紐にしたもの、目の前で金色の墨で手書きして売っているもの、いろいろ
です。私が買ったものは、家内から頼まれていた落款、商店街を入って
最初の印材屋さんで、頼んでおいて、帰りがけに、彫ってもらったものを
受け取ってきました(33元)(15倍で日本円)。次に、商店街の中程に
あった筆と硯の店で買い物。筆の5本セット、根元の直径が8-4mm
まで1mmずつ細くなるくらいのもの、1組と硯。硯は丸く平べったい容器に
なっていて、ぴたっと収まる上蓋が付いている。筆は、いたちの冬毛とかで
100元、硯が50元だったが、両方で100元で交渉成立。店員は、
日本語が上手で、私を店の奥へ招き入れ、端渓の高い硯や、墨を持ち
出して勧めます。私は興味が無いこと、買った硯は、家内の絵手紙の
絵の具溶き用で、墨は使わないので、本当の硯は必要ないと説明し、
店を出ました。

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