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自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

天津21

2005-03-07 17:13:46 | Weblog
天津21 2003-01-21

台湾コミュ
中国天津に来て1ヶ月半、気が付いて見ると、私は台湾コミュの中に
います。自分の会社が台湾の会社で、私を採用したのが台湾人で
あることは勿論判っていましたが、この会社の最大顧客は台湾系の
会社で当社のすぐ隣りに有ります(ここまでは事前に知っていました)。
当社の下請けも、台湾系、設備を入れてる会社も、ダンボールを
納入している会社も、そうでした。

19(日)この人たちの忘年会に同席しました。会社ホテルの夕食が
無い日です。当社はホテル居住者全員、近所の取引先の台湾人と
地元の人も1人入った16人での忘年会です。仕入先とか納入先と
言った堅苦しい関係は全くありません、和気藹藹、実にフレンドリー
です。おっちゃんも居れば、若い衆もいます。シニアレデイも居ます。
総務、経理、購買関係の担当者は、女性が多いです。
わが社の一行がレストランに着くと既に数人が先に着いて店先で
待っていました。それで席に着くかと思いきや、食材選びが始りました。
活き魚海鮮レストランです。魚槽の前で選ぶ訳ですが、これが美味しい
とか、これならこう言う料理が良いとか話しているのでしょう。勿論、店の
人も複写式の受注伝票に選ばれた食材と調理方法を書き込んで
いきます。これが15分程続きます。そして2階に上がって席に着きます。
8人ずつ2卓。こういう状況では席の指定は無く、知ってる人の脇に
適当に座ります。正式な紹介の場は無く、私のような未知の人は、
近くの人に自己紹介すれば良いようです。台湾の人も、○○さんと
日本のさんを使います。台湾人同士で、陳さんとか、周さんとか
呼び合っています。便利な言葉ですね・・・・さん。

この日出てきた料理は凄かったです。順不動で、魚はちょうざめの
蒸し物、野菜はちんげん菜、椎茸、いずれも油炒め、蝦(車えびの
小型の感じ)茹でたもの。渡り蟹茹でたもの。イセエビ半分に縦割り
して油と香菜で炒めたもの。豚の肝臓。豚肉とピーマン、鮑の炒めた
もの。スープ2品。春巻きの皮(粟の粉で作ったらしく黄色い)と小蝦の
塩茹で。小蝦を春巻きの皮で巻いて食べる:絶品。とても全てを食べる
事はできませんが、『先生美味しいよ、どーぞ、どーぞ』と日本語で攻め
られる。酒は台湾でならば紹興酒の筈が、ここでは白酒(中国焼酎)。
酔いが廻ってくると、乾杯乾杯。白酒は、濃い味の料理が変わった時に
舌を洗う程度に(その目的だけで)飲んでいれば、良い酒なんですよ、
中華料理と合います。この時間の流れ、食事の時間はゆうに2時間を
超えました。談笑のひと時、豊かな食文化、良いですね、私たちも
見習いたいです。

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