人生アラカルト

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弦の合奏に不思議な力をもらって 

2015-06-27 21:51:44 | 80はミステリーゾーン

稲荷山に行き損なったので、ネットで音楽会場の
予定を調べたら、京都コンサートホールで《アン
サンブル都》の演奏会というのが見つかりました。

入場無料とあるから、市民オーケストラでしょう。
夕方5時開演に合わせて地下鉄へ急ぎました。

会場についたら、ホワイエで拍手が聞こえました。
ロビーコンサートです。プログラムにはさんであ
った曲目に、葉加瀬太郎の「情熱大陸」やサンサ
ースの「白鳥」が並んでいました。
本番を前に大サービスです。


ところで、京都に市民オーケストラがいくつあるか
と思いますか。

大学が8つと市民が19あります。ネットに載って
いるなかで、「アンサンブル都」は名が載ってなか
ったので、合わせると20団体ですが。

弦だけのアンサンブルなので、オーケストラの中に
入らないのかな。

《都》はつくって5年というから、歴史は浅い。
ヴァイオリン、チェロ、コントラバスの編成で20
人足らず。指揮者はいません。

1曲目、モーツアルトの「ディベルティメント 変ロ
長調 K137」。「え?」と舞台上の楽団員を見ました。

おみそれしました。
すごくいい音を出しているのです。

ソリストにチェロとチェンバロが加わりました。
ました。

17世紀のH・パーセルの「アブデラザール組
曲」は初めて聞く曲ですが、旋律が実に美しいのです。

コンサートホールにはホールが2つあって、《都》は小
さい方の会場(500席)にぴったりです。

ヴィヴァルディの「2つのチェロのための協奏曲 ト
短調」はチェロの音色を存分に堪能。

休憩をはさんで、チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ
 ハ長調」は第2楽章ワルツがあまりにも美しすぎるから
ものだから、有名ですが、4楽章全体を聞いてチャイコ
フスキーの素晴らしさを感じ取ることができます。

弦の合奏を聞いているうち、森を思い浮かべました。
雨が木々を潤しています。


若い音楽家たちから、エネルギーを頂きました。











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