人生アラカルト

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チュートリアル徳井のショパンにあっぱれ!

2010-11-04 19:02:09 | やるー
10月30日に放送されたNHKtvの4時間に及ぶ「みんなのショパン」は
見ごたえ、聞きごたえ十分であった。中で司会のチュートリアル徳井が、
番組中、錚々たるピアニストの目の前で、「別れの曲」を”見事”弾いた。
<あっぱれ〉

日頃、民放tvの音楽番組は舌足らずで、とくにひどいと思ったのは辻井信行
の場合だった。曲は沢山並べるのだが、始まりと終わりのジャンジャーンだけ。
なんやこれ。わけわからへん。

番組では、小曽根真、横山幸雄、ブーニンらがショパンの名曲の数々を生
演奏で披露した。

さて、チュートリアル徳井は、番組の後半で「別れの曲」を演奏した。
演奏というより、挑戦か。

彼は、仲代郁代さんを先生に、特訓を重ねたそうだ。生徒さんは楽譜を読め
ないという。こんな人でも教えようとする先生にまず敬意。

ショパンで、私は思い出がある。滋賀県で記者として、働いていた時のこと。
原稿を書いていた昼下がり、庭の向こうから聞こえてくる「雨だれの曲」。
中学生、いや時間からみて主婦か。

あ、やっぱり。今日もうまいこといかへんなあ。毎回、同じ所で弾きそこな
いをするのです。

ああ、もうちょっとやのに。

これ人ごとではない。自分も周囲に迷惑をかけています。以前はエレクトーン、
いまフルート。本人は夢中になると、人のことが気にならない。

チュートリアル徳井の「別れの曲」はどうだったか。

聞いている方も失礼ながら、名演奏を期待しているわけではない。
つかえる。間があいて、次が気になる。仕方のないことです。

でも、最後まで彼は弾いたのです。聞いていたピアニストたちは前かがみなって
応援したのです。

いわく。
やさしい音だ。ショパンになっている。


私はだれもいないマンションの1室で、「すごーい」と叫びました。

どや、これが音楽やで。上手、下手は問題なしや。

・・・・・・・・・・・・・・訂正・・・・・・・・・・・・・・・
最初「雨だれの曲」と書きましたが、「別れの曲」でした。徳井さん
からご指摘がありました。失礼しました。




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