人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

真宗教団に美坊主はいない

2012-05-02 16:10:29 | 判断は勝手
これも新聞で拾ったネタ。
これは限りなく面白い話。

坊主のこと。坊主とはお寺に住む人。仏様に仕える人。
このところ、美坊主が女性に人気があるのだとか。
ついに、「美坊主図鑑」も出版されたとか。

いまごろ、気付いたか。

仏様は人が考えた理想像だから、美しさにかけては人間
は背伸びしてもかなわない。

例えば、人気ナンバー1は広隆寺の弥勒菩薩半跏像。
いや、奈良・薬師寺の聖観世音菩薩像。新薬師寺の
十二神将の荒荒しさが魅力という人もいるだろう。
数では三十三間堂の1千仏。

綺羅星のように並ぶ仏様もいいが、仏にお仕えする坊様、
それも、若い坊さんに魅力があるのだとか。

永平寺で掃除に明け暮れる雲水たちの動きに見とれたこと
があった。

冬、京都で雪を踏んで托鉢する僧たち。絵になるから、ど
れだけ写真を撮ったことか。

この間も、バスに乗り込んで来た衣姿のお坊さん。
青々と剃り上げた頭に見とれた。

やっぱり、お坊さんの頭には毛があってはあかんのやなあ。

だから、北陸で多い真宗の坊さんに魅力なし。
この間も、友人の奥さんが亡くなった葬儀で、御経を上げる
坊さんたちがそろって有髪。俗人がお経をあげているようで、
有難味に欠ける。

私(若いころ坊主してた)や隣のおっさんが上等の衣を身
につけても、俗っぽさが身をやつしているようで、魅力は
全然ないのである。

坊主は青々した頭でなければ。