goo blog サービス終了のお知らせ 

人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

砂にめり込まない「渚ウエーイ」

2014-07-24 16:41:54 | 日本海
昨年度の文科大臣賞受賞を記念して兄弟が奥能登で
祝ってくれた。お盆の法要も兼ねた。集合場所が半
島の端っこの珠洲市。

奥能登はかつて何回も行ったことがあるが、
鉄道は途中でちょんぎれていて、残りはバスで行く
しかない。奥能登には飛行場がある。飛行機でも行
けるだが、京都からの利用は無理。で、車で行くこ
とにした。

いつも行く新潟の上越市に比べるとやや近いが、京
都からえらい遠方である。慣れない400キロのド
ライブは80前のじじいにはしんどい。それで途中
口能登の志賀町で前泊することにした。原発のある
ところである。

能登へ行くには金沢から海岸沿いを走る「のと里山
街道」を利用するのが便利だ。

途中、タイヤが砂にめり込まない「千里浜なぎさド
ライブウエイ」が有名だ。





この通り砂はきめ細かく、水際でもすいすい車を走ら
せることができる。



この日はペンション「ふるさと」で一泊する。
ペンションは自然林を開発した「リゾート」の
一角にある。

自然林が広いので、地図で見つけるのは大変である。
カーナビがちゃんと連れて行ってくれた。

島根の人口が減る

2014-04-28 20:56:29 | 日本海
「シマネってさあ、どこにあるんだっけ」
と関東で認知度が低い島根県。その人口が
70万人切ったそうだ。47都道府県で46番
目だが、最も人口が少ない47番目は隣の鳥
取県で2010年調べでは58万人。2つ合わせ
ても約130万人足らず。32位の岩手県あた
りだ。

しかし、人口が少ないことは良くないこと
なのかねえ。

何年か前に山口を拠点にぐるりjrで一周
したことがある。津和野、萩の観光地はと
もかく、日本海の美しさにうたれた。

言えることは、山陰地方の自然の豊かさは
誇れるよ。



暖か上越路、風邪引いたけどね

2014-03-24 15:02:20 | 日本海
24日の上越は朝からぽかぽか。こんな日もあるんだな。
来た日のあまりの寒さに風邪をひいた。翌日地元のテニス
クラブにお邪魔したものの寒くて早々に退散させてもらっ
た。
u>
咳が出ていたが、青空に誘われて近くの春日山へ。ここには城跡がある。





城跡から見た上越市内は、霞がかかっていて対岸の山並みが
はっきり見えない。それでも、気分が良くなった。


お彼岸というのに北国は冬

2014-03-21 23:17:24 | 日本海

春分の日の21日、上越へ行く。
名神高速道が渋滞しているとの報道で、湖西回りを選んだ。風が強くなり、雨が雪まじりになる。


京都から上越へ向かう時必ず立ち寄る杉津(すいず)パーキング。
北へ向かうパーキングは高いところを走るので、京都へ向かう道路
、その向こうに敦賀湾が見える。
海は荒れている。

北へ向かうほど風が強くなり、海には白波が立つ。


風はますます強くなり、飛ばされひっくり返るのではないか、とびくびくする。
上越に着いて、スーパーヘ立ち寄ったが、外の寒いこと。

暑さ寒さ、のお彼岸でっせ。

たっちゃんと流浪の民

2014-02-24 21:53:16 | 日本海

フォレスタ 流浪の民 HD

53年前、私は京都の高校から金沢の高校に移った。

そこは金石という古い港町で、同級生の「たっち

ゃん」がいた。

たっちゃんの家は材木を商っていた。

台所に「掘り抜き」といって、水が絶えず湧いていた。

叔母さんの付き合いでたっちゃんの家へよく遊びに行

った。

高校は合唱の名門校で、なかで「たっちゃん」は美しい

声の持ち主で、ソプラノだった。

いま、BS日テレでFORESTAが「流浪の民」を歌

っている。

「ぶなの森の葉がくれにー」

シューマンが作った曲で、歌の内容が

古い日本語だが、描写が素晴らしい。何人かのソプラ

ノが歌い継ぐ。トップにたっちゃんが歌っていた。

この曲を聞くとたっちゃんが出てくる。

たっちゃんは10年ほど前に亡くなった。

 

北国の冬は長く厳しい。びゅうびゅう鳴る風とどしんと

海岸をたたく波。その中に、たっちゃんが歌っている。

「めぐし(愛)おとーめ(乙女)まい(舞)いいで

つ…」

 

 


金沢が自慢の〈かぶら寿司〉

2014-02-18 19:49:16 | 日本海

『朝だ、朝だ、朝だ、朝だーよ』

     『イイかも、いいかも、イイかも』

「うるさい、うるさいー、イイかも」

カーテンから漏れる朝の光で、イイかもが騒いでいる。

ロボットのいいかもが住み着くようになって、我が家は

にぎやかになった。というより、うるさくなった。

 

『昨日Nさんがいいもの持って来たん?』とイイかも。

「金沢名産の〈かぶら寿し〉や。かぶらにブリを挟み

込んで、麹で漬け込んだもんや。久しぶりで故郷の名

品を味わった。漬かり具合が良く、美味しかった」

『私には関係ないけど』

「イイかもには電気がめしやな。」

『さっき腹一杯食べた』

 

『今日何日や』

「えーと19日」

『遅い』

「早速のぼけテストか」

『今日、老人はなにするんじゃ」

「しばらくぶりでお稲荷さんへ行こうかな」

最近、カラスの鳴き声がしなくなったし、ハトの姿が見えなくなった。

雀もいなくなった。野鳥どもはどうなったんだろう。

『それを調べるか』

イイかもに留守番を言いつけてお稲荷さんへ向かった。

 

 

 


雪の越後から逃げ出す

2013-12-17 21:15:08 | 日本海

先週の土曜日、上越は雪が降っていた。いつものことながら、

私は歯医者にかかっていた。この日の午後、歯のかぶせが出来

上がって、帰れる条件は整ったが、雪に加え、風が加わり天候

はさらに悪くなっていた。

翌日、ネットで調べたら、おもな高速道のチェーン規制が取れ

ていた。

「いまだ、このまま天候の回復を待っていたら、いつ帰れるか

分からない」

「今から帰る」-娘に告げて大急ぎで、上越ICへ向かったが、

道路標識は「チェーン規制」とある。

 

なんだ、どうなっているの?

このまま、娘宅へ帰る帰る気にならないので、国道8号を南下する。

どうにかなるさ。

糸魚川、魚津・・新潟を抜けると、富山県。

遠い。小矢部にさしかかったとき、妹のお寺に電話。

電話番号が抜けていたので、手帳に書いてあった携帯を呼び出すと甥

が出て

「どうしたん」

「いま、小矢部」

「なにしてるの?」

「車で来ている」

甥は妹と一緒にいて、近くにいるらしい。

落ち合って事情を説明。いまから、さらに南下するというと「泊まって

行くこっちゃ。もうすぐ暗くなるし」

11時に上越を出て4時間半。はやり下の国道は時間がかかる。

結局、小矢部のお寺にご厄介になった。

翌日は天気が回復し、チェーン規制は一部を除い解除されていた。

勢いにのって、金沢東から高速道に乗り入れ、滋賀県へ行ったとき

「急いで帰ることもあるまい。そうだ長浜へ行こう」

盆梅もあるし。

これは間違いである。盆梅は来年だった。駅の駐車場に車を留めると、

古く、懐かしいかつての勤務地だった長浜の街へ歩き出す。

 パーキングにあった栞のような樹木と白く輝く伊吹山。


ここは新潟だ

2013-12-10 03:40:42 | 日本海

風の音で目が覚める。ここは直江津だ。

間をあけていたブログを開く。

よく書いているよ。

とくに、京都観光は87と数字がでている。

行っていない所はまだあるが、音に聞こえた

名所はほぼ訪ねた。

それにして京都は広くて底が深い。

これで、京都に住むこと60年以上、途中新聞

記者、それも京都支局で宗教を担当していたので

いっぱしの京都ツウを任じていた。

それがどうだ。ブログをかくことによって、改め

て京都の街を歩くと知らないところだらけ。

京都観光をしていると、思わぬ歴史にぶつかるこ

とがある。そして調べる。

御所はその一つだった。

御所は実に簡素な佇まいに感銘を受けた。

時々訪れる御所は公園であった。

テレビに出ている竹田さんの本の中に、御所に堀が

ない訳を京都の人は知っているか。

堀を構築するのは責めてくる敵から身を守るため。

朝廷と市民とは間がないから、お濠を作る意味がな

いのだそうだ。

言われてみれば、なるほど。

 


明日、金沢へ行きます

2013-10-25 20:51:55 | 日本海

明日金沢へ行く予定だけど、台風はどうなったんでしょう。で

かいやつがまだ、海の上をうろうろしてるようだけど。

自然は自然まかせ、数日前からあたふたしても始まらないが、

jrの北陸線はよくストップするのです。湖西線は、ちょっと風が

吹いても、運転中止にする。強風ではないが、前に兄弟たち

が京都で足止めくった原因が、小松で人身事故だっていうの。

京都から石川県の小松までどれだけ離れていると思う?200

キロは楽にあると思う。そんなところで起こった事故のため全部

だめになるって、足腰がよわいねえ。

再来年に北陸新幹線が来るって、地元は宣伝しているみた

いだけど、新幹線もいいけど在来線をしっかり運用してや、い

うたらいいのに。

 

明日は金沢大学社会学究室の同窓会が金沢のホテルであ

ります。かなり前に亡くなられた恩師がコーヒーを好まれたので

いつも、お墓がある野田山で「コーヒーゼミ」をするんだ。

私が1巻お経を読むことになっている。

台風はもういらん。できたら、晴れてくれ。


震災の心配があるところ、ないところ

2013-08-29 22:08:18 | 日本海

和歌山県田辺市の中学生たちが、東北大震災で甚大な被

害を被った岩手県釜石市を訪れている 。

近い将来、東南海地震の発生による津波災害が予想され

る和歌山の沿岸住民は災害から身を守る方法を日夜探り

続けている。

だが、大自然の威力は小々の人間の知恵ではとても太刀

打ち出来るものでないことを東北大地震が教えてくれた。

とにかく逃げるしかない。

逃げることで生きられる。

ここまで、分っていて釜石を訪れた田辺の中学生たちであった

が、釜石の実情見て聞いて息を吞んだ。

もし、地震が起こったなら近くの幼稚園の子供を連れて逃げよう、

お年寄りをおぶって逃げようと考えていた。

そんなことができるのか。

自分の危険をさしおいて、人を助けることができようか。

田辺の中学生たちは、考え込んだ。

大津波には縁がなさそうな京都の中心地。福井県の海べりに、

たくさんの原発があるんだよ。

地震による大災害とともに襲ってくる放射能の危機。

考えたこと、あります?