シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

テレビ東京の「世界の料理ショー」

2006-04-20 20:24:25 | Weblog
グラハム・カーっていうおっちゃんが、スタジオ内のキッチンで、ひとりペラペラしゃべりながら料理を作る。

「ちょっと、どうよ、これ!うまそうでしょ~~~!!」とか言うとスタジオに観覧に来ているお客さんの顔(「うまそう!!!」っていう顔)が映る。

出来上がると、必ずお客さんのひとりを選んで、テーブルにつかせ、食べてもらう。

グラハム・カーの「世界の料理ショー」はそんな番組だった。

私が10代後半のころ大好きで見ていた番組だ。

グラハムのしゃべり(もち吹き替え)が流れるようで、笑いの質もよかった!

奥さんがプロデューサーだったんだって!初めて知ったわ。

ふたりは71年に事故にあい、かなり大怪我を負ったようで、番組も打ち切りになったようだ。

しかしね~今思い返しても、彼が作っていたレシピって「デブの素」みたいなメニューばっか。たっぷりのバターを溶かして、ガーリックを入れ、すごい量のクリームとかも使う。

このバターを溶かすあたりで「ね~~~たまんないよね、この香り」とか言うのよ。

事故からは復帰したけど、奥さんが心臓を患ってしまう。そこでグラハムは高コレステロール、高脂肪の料理作りにピリオドを打ち、体に良い、野菜中心、低脂肪、低コレステロールの料理に切り替えた。

奥さんは無事回復したんだって。食事ってすごいもんだね。

何となくあのバターを大量に溶かしていたグラハムのイメージが強いので、あっさり料理を作っているところは想像しにくいが・・

まあ、時代の流れですな。

とにかく、この「世界の料理ショー」はトークも楽しく、料理を作る過程もショーとしてきっちり見せていた魅惑の番組でした。

また再放送で見たいな~~