シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

最近で一番笑えた!「ディボース・ショウ」

2006-01-25 23:26:41 | Weblog
03年コーエン兄弟監督作「ディボース・ショウ」

主演はどこか目が笑っているジョージ・クルーニー、キャサリン・ゼダ・ジョーンズ、ジェフリー・ラッシュ、笑えるちょい役でボビー・リー・ソーントン

いやいや~~~笑えました!相方も私もずっと笑いっぱなし!

でもきっと「なんや、こりゃ?」って方もいたと思う。

このセリフの応酬、ほとんどカメラのアングルは固定してAさん、Bさんを交互に撮り、会話のやりとりをテンポよくポンポンと進めていく。

会話劇なので、スタイルとしてキライな方もいるだろうね。

ジョージはいつも目が笑っていて、いい男なだけに普通の2枚目役では、かえってイヤミ。このくらい極端な役の方がいいですね。

離婚裁判にかけては、どんな不利な状況であれ、絶対に依頼人の勝利を勝ち取る超やり手の弁護士をジョージが演じます。

彼はある離婚裁判がきっかけで、キャサリンと出会う。あれだけの美女なので、強烈に印象的。くらくらきちゃいます。

キャサリンは実に野心的な女性、下心満点で金持ちの男と結婚しては、さっさと離婚、財産分与で離婚太りしようとしている。

このふたりの駆け引き勝負!

何度も「ア~~~~!!!!」っていう叫びがあがる逆転が!!

「ゼーゼーのジョー」ってキャラが最高で、プロの殺し屋なんだけど、重度の喘息患者で、殺しの依頼の打ち合わせ中に何度も気管支拡張剤(スプレーになっていて吸入タイプ)を使う。

自分も喘息なので、この拡張剤のお世話になっているが、ジョーは吸入して数分後にはまた呼吸が「ゼーゼー~~~」

こんなに吸入してたら死んじゃいまっせ~~でもブラックで大笑いできました~~

キャリゼダは本当にかわいくスタイルも抜群でした!!

またジョージのビジネスパートナーの弁護士のキャラは優しく泣き虫で、頭髪の感じが「古畑任三郎」の西村さんそのものだった!