シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

予告編でローレンス・フィッシュバーンを見たとき悪役と思った人、手を挙げて!「マトリックス」

2006-01-19 20:41:16 | Weblog
99年ウォシャンスキー兄弟監督の「マトリックス」

主演はキアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー・アン・モス。

タイトルにも書いたけど、予告編を映画館で見たとき「すげ~~~!!面白そう~~~!!」

そして思った「ローレンス・フィッシュバーンは悪役だな」

人間の顔の印象って影響が大きいね。

この「マトリックス」は3部作になっていて、私個人はこの第1作目にしか価値は見出していない。

1作目を劇場で見終わったとき、ひとりだけ「パチパチ・・」と拍手して恥ずかしい思いをしたものだが、それだけ、革命的な作品に出会った感覚があった。

この作品でフィッシュバーンの大ファンになりました~救世主ネオを求め、ネオを信じ、ネオを守る信念のオトコ、モーフィアス。いい男だな~~

ラスト、自らの宿命、能力に覚醒したネオ・・かっこよかったですな。

2作目公開前に登場人物ひとりひとりのポスターが発表され、そのあまりのかっこよさに「おおおおおお!!」と期待大だったが、実際に見て「ほへ?」

ウォシャンスキー兄弟はこの1作目を作るにあたって映画会社幹部にストーリーを説明したが、あまりにややこしくて判ってもらえず、全編をコンテにおこすように言われたんだと。

15センチ近い厚みのコンテを作って、ようやく「ゴー」していいってことに。

プロデューサーはやり手のジョエル・シルバー、「物語は難解だったけど、わかったよ」

ジョエルってあんまり頭が良さそうには見えないが、「ヒット」の匂いがプンプンしたんだろう。

ウォシャンスキー兄弟って、一見全然似ていない。漫才の「中川家」のようだ。
3部作の最後がいささか腰くだけ状態になり、これからの身の振り方が気になります。でも傑作「バウンド」を作った才能の持ち主である彼らなので、長い目で見ていてあげましょう。