今日の1本は「アルマゲドン」
98年、監督はマイケル・ベイ、壊すの大好きな監督です。
映画ってどんな気持ちで観るかによって、感じることも反応もすごく違ってくる。この「アルマゲドン」を見たときはめちゃめちゃ悲しいことがあったときで、もう泣いちゃえ~モードでした。
相方と席につき、始まるのを待っていたら、横並びに元ヤン系職人兄ちゃんの軍団が・・ニッカポッカとかはいている。始まる前「おらおら~ジュース買ってこいや~」みたいに大はしゃぎしてたのに、上映が終わったらみんな目を隠してそそくさと退場。号泣したのでしょう。
地球にどでかい隕石がつっこんでくる・・しかも数週間しか時間はない、どうする、どうなる!
救うのは、そうそこのあなた、いつも大変なブルース・ウィルス。今回は油田堀のボス。隕石までフライトして穴をあけ、爆薬をしかけてまっぷたつに破壊、軌道をはずしてほしいとNASAから依頼を受けます。
愛する家族を守るため、信頼できる野郎どもをひきつれて、宇宙へ。
もうめっちゃくちゃなストーリー、でもこの映画のいいところは脇役たちです。
皮肉な天才肌スティーブ・ブシェミ、NASAの司令塔ボビー・リー、黒人で体型がミシュランタイヤのマークのようなマイケル・クラーク・ダンカン・・
ボビー・リーはアンジェリーナ・ジョリーの元夫。彼女は彼に最初に会ったとき「どうしたの?私呼吸がとまっている・・」と思ったそうだ。超セクシーだが、とにかく体から4本手足が出ているものなら机を除けば、せまるらしい。困ったお人だ・・
最後、ブルース・ウィルスは地球のために命を落とし仲間に「男の中の男だ、お前は」と言われる。
もう、のるかそるか、感情移入できなければかなり苦痛を伴う映画でしょうな~
フランスでは最後の盛り上がりのシーンで大爆笑だったらしい。
それにしてもさ~いつも思うが映画で「地球を救う」ミッションを描く国ってアメリカだけだよね。ヨーロッパ映画でそんなのあった?