シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

ケビン・コスナーが一番かっこよかった、ファンダンゴ

2005-01-15 14:04:31 | Weblog
雪の予報が出ていたけど、今のところは大丈夫なようですね。
でも、しばれます・・

今日の1本は「ファンダンゴ」

たぶん観ている人はめちゃ少ないでしょう。20年ちょい前の映画。
主演はケビコン。若い!!毛がある!!顔もすっきり・・

ベトナム戦争当時の話。大学生の5人グループ「グルーバーズ」のひとりの結婚を祝うパーティーのシーンから始まります。でも、遅れてきた新郎になるはずだった彼は結婚をキャンセルしたと。徴兵の通知が来たのです。

その夜からグルーバーズの連中の大学卒業記念&徴兵だ、ヤケクソ旅行が始まります。
車でメキシコとの国境沿いに埋めた「ドム」との再会のために。「ドム」はシャンパンのドム・ぺリのことですが、グルーバーズの結成を祝して埋めたやつらしい。

ケビコンはグルーバーズのボスみたいな存在で、めちゃ不良っぽい、でも、すごくかっこいい役。

5人のメキシコへの旅行は、道中めちゃめちゃな展開になる。このめちゃめちゃぶりが、すんごく笑えます。

実はケビコンは徴兵逃れが目的だったんですけどね。

最後は、一度はあきらめた仲間の結婚式を実現させるシーンで終わりますが、ラスト10分くらい、大好きなパット・メセニーの「As Fall Wichita,So Falls Wichita Falls」からの曲が!
う~~~なんて美しいんだろう。シーンそのものもとても美しいけど、曲も本当に美しい・・

「ファンダンゴ」はたぶん今まで生きてきた中で一番回数を多く観た映画です。
セリフも70%くらい覚えている・・何の自慢にもなりませんが・・

切なく、バカバカしく、おかしく、でも優しい・・結婚式を実現させるやり方も、「うっへ~こんなやり方があったの??」って感じだし。
スカイダイビングを習えるパラシュート教室が出てくるが、そこの先生は、完全にらりってて終始何かくちゃくちゃ食べている・・

すべてが愛すべき1本なのでした。