【アントニオ】鹿島×グアダラハラ

速報版に付け足します。
公式サイトによると、鹿島は、昨日、バスでアブダビに移動したそうです。
FIFAの公式サイトによると、準決勝はZayed Sports City Stadiumで行われ、日本時間で12/19（水）深夜25:30キックオフです。

公式サイトの写真を見ると、鹿島の宿舎は、Zayed Sports Cityに隣接しているHilton Capital Grand Abu Dhabiのようですね。
スポニチによると、クラブの経費で1人部屋に変更して、航空券も、スタッフも含めた50人全員をビジネスクラスに変更したようです。
このホテルなら、もともと、良い部屋でしょうし、1人部屋ならゆっくり休めますね。

グアダラハラ戦ですが、やはり、グアダラハラは強かったです。
メキシコはフィジカル面のアドバンテージがなく、日本のお手本になるサッカーをする国だと思いますが、メキシコらしいサッカーをするクラブでした。
個々の能力も含めて、鹿島を、全ての面で少しずつ上回っていたように感じました。

グアダラハラは、あれだけ立ち上がりからペースを上げていましたから、前半のうちに、勝負を決めたかったはずです。
さすがに、90分間、あのプレーを続けることは出来ませんし、必ず足は止まります。

その前半を、0-1で乗り切れたことで、鹿島に勝機が生まれました。
後半の早い時間に同点にしたことで、鹿島に流れが移りましたが、そう考えると、1点目の土居のクロスは大きかったですし、お見事でした。
きれいに、股を抜いています。
PKにつながったプレーも、土居の速さにグアダラハラのDFがついて来られませんでした。

土居は、うまく行っていない時でも、根気強くチャレンジを続けることが出来ます。
このゲームでは、それが効いたように思います。

PKをもらったファールは、篤人がワンツーを狙って、土居につけたボールからでした。
篤人が土居にパスを出して、後ろを走り抜けたことも、あのファールにつながったと思います。
立ち上がりの失点の原因は、篤人にもありますが、そこからは安定したプレーをしてくれていました。

鈴木と三竿（弟）を欠いた中で、外国籍選手を5人先発させたこと自体は、悪くなかったと思います。
チョン・スンヒョンやセルジーニョの活躍を見ると、この大会での外国籍選手のモチベーションは高いはずです。
日本で外国籍選手としてプレーしていますが、先々はヨーロッパでプレーしたいと思っているでしょうし、自分のプレーをアピールする絶好のチャンスです。

ただ、今季、ほとんどプレーしていなかったレアンドロの先発は、どうだったんでしょうか。
レアンドロ自身は、自分らしいプレーをしていたとは思いますが、周りと連動した守備が出来ていませんでした。
安部を入れてからの状況を見ても、やり慣れた組み合わせの方が良かったことは間違いありません。
大岩のミスを、選手たちが救ってくれましたね。

次のゲームは、左右のSBを替えて、安部を先発に入れることになりそうです。
このゲームで途中交替で入った3人は、先発したくてウズウズしているはずですよ。

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