教師でもないのに「教え子」とは言い過ぎですが、かつて監督をしていたスポ少で野球を教えた子どもが立派に成長して、先日の魁新報で紹介されていました。
現在、農水省からスポーツ庁に出向して地域振興係長として活躍している佐々木康寿くん(安良町出身、34歳)で、スポーツ庁でまんが本を通じて地域振興の仕事をしているそうです。
少年の頃そのままの顔で、すぐに「あっ、康寿(やすひさ)だ」と分かりました。
彼が小学6年生の時、エースで4番を務める新成(にいなり)スポ少は、あれよあれよという間に全県大会を勝ち進んで見事全県初優勝し、茨城県水戸市で開かれた全国大会に出場しました。
ピッチャーは左右の2枚看板でしたが、右投げの彼を先発させて緩急自在の投球で大館成章スポ少を3-1で破った決勝は、私にとって会心の試合でした。
私の長いスポ少指導歴でも、忘れられない出来事でした。
新聞記事を見て、その活躍ぶりに、心からのエールを送りました。