地元羽後町の西馬音内盆踊り会館で、元役場職員の中村昭夫さんの絵画展が開かれているので、見に行ってきました。
中村さんとは25年以上にわたって親しく付き合せて頂いていますが、こんなに絵心があるとは思わず、びっくりしました。
上の写真のように、羽後町内の茅葺き屋根の民家を描いた水彩画が32点ほど展示されており、町内外からたくさんの人が見にきていました。
また会場では、神奈川県在住の画家「五島(ごしま)まさをさん」のやはり茅葺き民家を描いた水彩画が展示されており、愛好家の目をひいていました。
さらに、会場の一画では茅葺き職人による茅葺き道具の製造実演も行われていました。
これは、今年茅葺き職人になるために、師匠の村上さんに弟子入りした若者が作業に使う「がんぎ」という道具を作っているところです。
町では今年、緊急雇用の資金を使って2人の職人を養成しています。
右の方が茅葺き大工の棟梁の村上賢助さんです。
羽後町には茅葺き屋根の民家が40軒以上あり、その保存に取り組んでいます。
茅葺きの家は日本の原風景であり、ノスタルジアを感じます。
中村さんの絵画展は1月31日まで開かれています。
今後各地で展覧会を開くことを勧めました。