秋田県を代表する種雄牛「義平福」に感謝する集いが、アキタパークホテルで行われました。
(写真、義平福の産子を多く生産した3名の農家に、佐竹知事から感謝状が授与されました。)
義平福は、7年前に長崎県で行われた「第10回全国和牛能力共進会」で準優勝を受賞し、全国に秋田県の畜産をアピールした和牛のヒーローです。
義平福の父方は羽後町仙道の藤原義美さん(羽後町議長)が飼っていた「義安福」、母方は羽後町田代の伊藤永治さんが飼っていた「ふくかつ」で、羽後町田代で産まれました。
その後、その能力が評価されて県種雄牛となり、多くの優秀な子牛を生産して、先月その生涯を終えました。
脂肪交雑(サシ)に優れただけでなく体重も大きく、1頭から多くの枝肉が取れた事からその名声は高く、全国から秋田家畜市場に売参人が訪れ、子牛価格が高騰しました。
性格も穏やかで、農家にとってもとても飼いやすい牛だと絶賛されました。
羽後町由来の牛なので、誇らしい気持ちで一杯です。
