2006年から2007年にかけて世界経済に大きな変動が起こっている。
2006年末、ユーロの世界流通量がついにドルを上回った。
世界の基軸通貨であったドルの地位低下は今後も進行する。まだまだ底が見えない。
2005年からの石油高騰によってロシア経済は復活した。
中国の台頭は著しく、それに伴って中国内外でさまざまなせめぎあいの動きがある。日本からの投資も中国からベトナムなどに大きく動いている。
2005年に世界第10位の経済規模に躍進した韓国は2006年から毎年その順位を下げることになった。
日本の立場も変わろうとしている。結果的にアメリカとも中国とも距離をとるようになる可能性が高い。
2007年から日本はひきこもりの傾向を見せているように見える。今後、日本はあまり世界情勢と関わらず、世界の争いごとや交渉からは距離をとり、国際社会でリーダーシップはとらず、国内で独自文化を形成していくのではないかと私は推測する。
論理で行動することよりも、なれあいや空気といったものに合わせる人々が多いため、似た価値観を持つ人たちで集まり、仲間だけで楽に生きていこうとする傾向が強くなるかもしれない。日本人は主義主張を扱うことに慣れていないため、主義主張を持つと戦争を起こしたり粛清を起こしたり排外的、糾弾的な社会運動を起こしてしまうこと目立つのかもしれない。
また、2007年はマスコミの影響力の低下が際立って目立ってきた年だった。
新聞やテレビは自分たちに都合のわるいことはなかなか調べないし、報じたりもしないが、インターネットは人影響力を増やし、人々の意識も確実に変えてきている。
流行語としてマスコミに取り上げられることはほとんどなかったが、ネットの世界では「マスゴミ」という言葉がよく見られるようになった。
見下したような、ゴミ扱いするような、この言葉に私は違和感を感じるが、このスラングのような言葉を大学教授が口にして、大手新聞社を批判しているのを聞いたことがある。
総務省の調査では、すでに2004年の段階に、家庭で利用されるメディアはインターネットが37分、新聞が31分となっている。現在はさらに差は開く一方。新聞の購読者数もこの数年減少が続き、新聞業界に関わる人の数も減少しつづけている。
購読している新聞の記事を信用している人は10年前に比べて半減しているのではないか。
新聞の記事は参考資料の1つになっている。少し検索すれば、同じ事件についての何種類もの記事を読むことができる。
ブログで個人が配信するニュースやニュースについての感想も多く、新聞の影響力は相対的に低下している。
大手新聞社のサイトでは閲覧者がコメントを書き込むのを拒み、読者の反応を知ることができないが、ネット専門のニュースサイトではコメントを受け付けるところもいくつかあり、ニュースを読む人が、それを読んだ人の感想を見ることができるようにもなっている。
インターネット先進国の韓国では大手新聞社のニュースサイトに閲覧者がコメントを書き込めることが多いので、日本語版の中央日報も2005年5月からコメントが書き込めるようになっている。
・中央日報(韓国)
http://japanese.joins.com/
見るに耐えない感情的な言葉を使った書き込みも多く、韓国の人にとっては認めたくないであろう発言も多く、中央日報の人の忍耐強さに感心する。
日本の新聞社でもコメント欄を設けると厳しい意見が多くなると感じているから、コメント欄を設ける気が起きないのではないだろうか。
しかし、大手新聞社がコメント欄を設けなくても、匿名掲示板2chに集まった、さまざまなニュースに対する意見をまとめたブログ「痛いニュース」は多くのアクセスがあり、人気ブログとなっている。
新聞の報道についての懐疑的な意見も多い。
・痛いニュース
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/
インターネットが発達し、さまざまな角度からの意見を目にする機会が増えた。それによって、新聞社が社会問題を発生させ、世の中をあおり、人々を動かすことが難しくなってきた。
2006年末、ユーロの世界流通量がついにドルを上回った。
世界の基軸通貨であったドルの地位低下は今後も進行する。まだまだ底が見えない。
2005年からの石油高騰によってロシア経済は復活した。
中国の台頭は著しく、それに伴って中国内外でさまざまなせめぎあいの動きがある。日本からの投資も中国からベトナムなどに大きく動いている。
2005年に世界第10位の経済規模に躍進した韓国は2006年から毎年その順位を下げることになった。
日本の立場も変わろうとしている。結果的にアメリカとも中国とも距離をとるようになる可能性が高い。
2007年から日本はひきこもりの傾向を見せているように見える。今後、日本はあまり世界情勢と関わらず、世界の争いごとや交渉からは距離をとり、国際社会でリーダーシップはとらず、国内で独自文化を形成していくのではないかと私は推測する。
論理で行動することよりも、なれあいや空気といったものに合わせる人々が多いため、似た価値観を持つ人たちで集まり、仲間だけで楽に生きていこうとする傾向が強くなるかもしれない。日本人は主義主張を扱うことに慣れていないため、主義主張を持つと戦争を起こしたり粛清を起こしたり排外的、糾弾的な社会運動を起こしてしまうこと目立つのかもしれない。
また、2007年はマスコミの影響力の低下が際立って目立ってきた年だった。
新聞やテレビは自分たちに都合のわるいことはなかなか調べないし、報じたりもしないが、インターネットは人影響力を増やし、人々の意識も確実に変えてきている。
流行語としてマスコミに取り上げられることはほとんどなかったが、ネットの世界では「マスゴミ」という言葉がよく見られるようになった。
見下したような、ゴミ扱いするような、この言葉に私は違和感を感じるが、このスラングのような言葉を大学教授が口にして、大手新聞社を批判しているのを聞いたことがある。
総務省の調査では、すでに2004年の段階に、家庭で利用されるメディアはインターネットが37分、新聞が31分となっている。現在はさらに差は開く一方。新聞の購読者数もこの数年減少が続き、新聞業界に関わる人の数も減少しつづけている。
購読している新聞の記事を信用している人は10年前に比べて半減しているのではないか。
新聞の記事は参考資料の1つになっている。少し検索すれば、同じ事件についての何種類もの記事を読むことができる。
ブログで個人が配信するニュースやニュースについての感想も多く、新聞の影響力は相対的に低下している。
大手新聞社のサイトでは閲覧者がコメントを書き込むのを拒み、読者の反応を知ることができないが、ネット専門のニュースサイトではコメントを受け付けるところもいくつかあり、ニュースを読む人が、それを読んだ人の感想を見ることができるようにもなっている。
インターネット先進国の韓国では大手新聞社のニュースサイトに閲覧者がコメントを書き込めることが多いので、日本語版の中央日報も2005年5月からコメントが書き込めるようになっている。
・中央日報(韓国)
http://japanese.joins.com/
見るに耐えない感情的な言葉を使った書き込みも多く、韓国の人にとっては認めたくないであろう発言も多く、中央日報の人の忍耐強さに感心する。
日本の新聞社でもコメント欄を設けると厳しい意見が多くなると感じているから、コメント欄を設ける気が起きないのではないだろうか。
しかし、大手新聞社がコメント欄を設けなくても、匿名掲示板2chに集まった、さまざまなニュースに対する意見をまとめたブログ「痛いニュース」は多くのアクセスがあり、人気ブログとなっている。
新聞の報道についての懐疑的な意見も多い。
・痛いニュース
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/
インターネットが発達し、さまざまな角度からの意見を目にする機会が増えた。それによって、新聞社が社会問題を発生させ、世の中をあおり、人々を動かすことが難しくなってきた。