波打ち際の考察

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波屋山人

マスコミの影響力と、東国原知事の徴兵制発言について(資料2)

2007-12-09 10:51:04 | Weblog
11/28(水)午後5時から、知事公舎において「県民ブレーン座談会」は行われた。その時の囲み取材で、東国原知事が発言について誤解を招いたことを反省し発言を「撤回」したことについて各報道機関は触れず、社会問題化することを助長した。
このことも東国原知事がマスコミに対して不信を感じる原因になっていると思われる。


・宮崎日日新聞の報道(共同通信社47NEWSサイトからのリンク)
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=3678
■「徴兵制あっていい」 東国原知事、座談会で
 東国原知事は28日、宮崎市下北方町の知事公舎会議室で開かれた県民ブレーン座談会で、「徴兵制はあってしかるべきだと思う。個人的には。若者は1、2年ぐらい自衛隊か、ああいう所に入らないといけないと思っている」と述べた。

 11回目となる今回の座談会は、県建設業協会青年部連合会の会員ら12人が参加した。業務委託が決まった県産業開発青年隊について、参加者から今後の若手育成に関する話題が投げ掛けられた際、知事が発言した。

 知事は座談会後、「徴兵制とか軍隊とか言いませんが、若者にはある時期、規律を重んじるような機関で教育することは非常に重要だと思っている。道徳だとか倫理観だとかそういったものの欠落が、今の規律の喪失につながっている気がする」と真意を説明した。
2007/11/29 08:29


・時事通信社の報道
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200711/2007112900035
■徴兵制「あってしかるべきだ」=東国原宮崎知事
 宮崎県の東国原英夫知事は28日、宮崎市の知事公舎で行われた県民との意見交換会「県民ブレーン座談会」で、「徴兵制はあってしかるべきだ」と述べ、若者がある一定期間、自衛隊などで規律を学ぶのは重要だとする認識を示した。座談会は今回で11回目で、県建設業協会青年部の12人が出席。県関係者によると、同知事は若手育成について話題が及んだ際に発言したという。
2007/11/29-01:40


・朝日新聞の報道
http://www.asahi.com/politics/update/1128/SEB200711280014.html
■「徴兵制あってしかるべき」 東国原知事が持論展開
 宮崎県の東国原英夫知事は28日、宮崎市の知事公舎であった若手建設業者らとの懇談会で「徴兵制があってしかるべきだ。若者は1年か2年くらい自衛隊などに入らなくてはいけないと思っている」と述べた。記者団に真意を問われた知事は発言を撤回せず、「若者が訓練や規則正しいルールにのっとった生活を送る時期があった方がいい」と持論を展開した。

 懇談会には県建設業協会青年部の地域代表ら12人が参加。若手の育成方法などが議論になり、知事が個人的意見として語ったという。

 懇談会の終了後、知事は「道徳や倫理観などの欠損が生じ、社会のモラルハザードなどにつながっている気がする」と言及。「軍隊とは言わないが、ある時期、規律を重んじる機関で教育することは重要だと思っている」と語った。
2007年11月28日20時53分


・読売新聞の報道
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/higashi/711/hi_07112901.htm
■「徴兵制あってしかるべきだ」 東国原知事が発言 (07.11.29)
 宮崎県の東国原英夫知事=写真=が28日、宮崎市で行われた「県民ブレーン座談会」で、「個人的には徴兵制はあっていいと思う」と発言。座談会後の報道陣の取材に対し、「(日本の若者を)ある時期、規律を重んじる機関で教育することが重要」という趣旨だったと釈明した。

 座談会には、同県建設業協会青年部の12人が出席。県内にある建設業技術者の養成機関の全寮制による規律正しい生活が話題になり、知事は「個人的に徴兵制はあってしかるべきと思う。若者は1年か2年くらい自衛隊とか、ああいうところに入らないといけないと考えている」と述べた。

 座談会後、知事は「徴兵制とは言わないが、若者は1、2年、厳しい訓練とか生活を経験すべきと思う。規則正しいルールとかが身につく教育がある時期必要。それがなくなり、倫理観とか友情の欠損につながっていると思う」と、報道陣に説明した。


・毎日新聞の報道
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20071129k0000e040021000c.html
■東国原知事:「徴兵制あってしかるべき」
 宮崎県の東国原英夫知事は28日夜、宮崎市内であった若手建設業者との座談会で「徴兵制があってしかるべき」と発言した。座談会後、知事は発言について「若者にはある時期、規律を重んじる機関で教育することが重要だと思っている。道徳や倫理観が今の規律の喪失につながっている」と述べた。

 この会合は、県内のさまざまな業種の人たちと知事が意見を交換する「県民ブレーン座談会」。この日は11回目で、建設業界の12人が出席した。

 建設技術者を養成する全寮制の県立施設の話題が出た際、知事は「個人的な意見」と断ったうえで「徴兵制があってしかるべき。若者が1年か2年くらい自衛隊に入ってもいいのではないか」と述べた。【種市房子】

毎日新聞 2007年11月29日 11時05分


・産経新聞の報道
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071128/lcl0711282237007-n1.htm
■東国原知事が徴兵制に賛意 宮崎県民との意見交換会で
 宮崎県の東国原英夫知事は28日、宮崎市内で開かれた県民から直接意見を聞く「県民ブレーン座談会」で「僕は徴兵制はあってしかるべきだと思っている。若者は1年か2年ぐらい自衛隊か、ああいうところに入らなければならないと思っている」と述べた。

 座談会は今回で11回目。知事公舎で開かれ、建設業者12人が参加。後継者育成の問題について話題が及んだ際、知事が発言した。出席者からの意見はなかった。

 東国原知事は座談会後、報道陣に「徴兵制や軍隊とは言わないですけど、若者にはある時期、規律がきちんと身につくような教育が必要だと思う。そういったものの欠落が、今の社会の道徳や倫理観の喪失につながっている気がする」と発言の真意を説明した。
2007.11.28 22:37



<参考>東国原知事ブログ「そのまんま日記」より
http://www.zunou.jp/higashi/diary2.cgi
共同通信 (2007年12月04日 19時20分)

 先日、僕の携帯に突然、共同通信社の記者さんから電話が入った。
 「僕の携帯番号をどこで入手したのか?」と聞くと、「春くらいに僕本人に教えてもらった」という。申し訳無いが、僕は記憶に無い。
 
 用件は、「北野武監督にインタヴューを取りたいので、知事の方から頼んで頂けないか?」という依頼だった。つまり「口利きをしろ」ということである。
 「共同通信の方から、正式に所属事務所の方に依頼するのが筋ではないですか?」 というと、「正攻法で取材申し込みをすると断られる可能性が高く、現に断られたこともあった」らしい。
 だからと言って、僕に直接電話して来て、北野監督に取材依頼をするというのは如何なものだろう?
 それが、あの会社の取材方法なのだろうか?
 
 僕は、「大変申し訳無いが、出来兼ねます」と断った。
 
 その前に、共同通信社さんには、就任一年の特集でロングインタヴューを受け、忙しい中、協力させてもらっていた。
 
 次の日、県民ブレーン座談会の席、例の「徴○制発言」で、その後の囲み取材で、釈明・撤回をさせて頂いたにも関わらず、そのまま共同通信社は配信した。
 
 まぁ、社民党さんに言わせれば、撤回して謝罪しても済まないのだそうだ。ならば、一体どうすればいいのか?
 
 いずれにしろ、共同通信社の取材の有り方、依頼の仕方はああいうものであることは分かった。携帯番号を変えるか、その記者さんの番号を着信拒否にするかしないといけないだろう。
 キチンと事実を報道する姿勢・主義であるらしいかの報道機関が「宮崎県知事の携帯に直接電話して、北野監督に取材を受けて頂く様依頼したが断られた」という事実は報道していないみたいであるので、代わりに、ここで報告させて頂く。
 
 余談だが、その共同通信の元編集局長が、今度、TBS「ニュース23」のメインキャスターをされるらしい。大丈夫なのかな? 僕はあの番組のファンである。僕個人としては、健康上の問題もあろうが、筑紫さんに続投して頂きたいと強く思っている。

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1 コメント

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Unknown (fuzu-fuzu)
2007-12-10 08:47:48
東国原知事の発言のどこが悪いか。今のままでは国が亡ぶ。
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