波打ち際の考察

思ったこと感じたことのメモです。
コメント欄はほとんど見ていないので御用のある方はメールでご連絡を。
波屋山人

またロイター

2007-12-05 19:20:23 | Weblog
ロイターは世界的な通信社。本社はロンドン。
いろんな記事を新聞社などに配信する通信社は日本にも多いけど、ロイターは最も格上の通信社の一つ。
尊敬する知人も転職を繰り返したけど最終的にロイターに入り精力的に記事を書いている。

私はいつのころからか「Reuters Japan Media」という差出人で届く「ロイター・ニュースメール」というメールを受け取っている。自分で登録したのかどうか忘れたけど。

でも、最近不思議に感じる件名や記事が時々目に付く。

今日はニュースサイトで、ロイター通信社がふしぎなニュースを配信しているのを見つけた。
12/5現在アクセスランキングトップの記事のようです。
「性交とダークチョコレート、知力向上に有効=学者」というタイトル。
認知心理学者のテリー・ホーン氏と生化学者のサイモン・ウートン氏って評価されている人なのでしょうか。

通常、科学分野で何か発見があったときは、「何々という学術雑誌に掲載される予定」という一文が記事に掲載されると思いますが、この研究についてはそういうことは書かれていません。
ドクター中松だって知力向上の研究をやってないですか。ドクター中松の研究を記事にするのと大差ないかもしれません。

あるいは「性交とダークチョコレート」という言葉が読者の目を引くと思って記事にしたのでしょうか。
目論見どおりアクセスランキングトップにはなりましたが。
性交とダークチョコレートの摂取を頻繁に行ったところで、知力向上に本当に有効なのか疑問。
  ↓
  ↓
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-29182520071204
現在地: ホーム > ニュース > 記事 性交とダークチョコレート、知力向上に有効=学者
2007年 12月 4日 11:31 JST
[ロンドン 3日 ロイター]
 ダークチョコレートを食べ、頻繁に性交をし、朝食には冷たい肉や魚をとることが、知力を高めるのに有効と主張する本が出版された。

 認知心理学者のテリー・ホーン氏と生化学者のサイモン・ウートン氏は、共著「Teach Yourself: Training Your Brain(原題)」で、知力を最高の状態に維持するためには、ライフスタイルの選択が極めて重要な意味を持つと指摘。17歳を過ぎると認知能力が低下するのは避けられないとする意見に対し、ライフスタイルを注意深く選択することで「予備の認知能力を作り出せる」と反論している。

 世界中の優れた科学研究を基にしたという同著は、大部分が常識的な内容。ホーン氏は、ロイターとのインタビューで「ストレスは思考に悪い。過剰なアルコール摂取やマリフアナの吸引も避けるべき」と指摘。メロドラマを見るのはやめ、「愚痴や泣き言、文句、皮肉ばかり言っているような人たちとはかかわらない方が良い」とも語った。

© Reuters 2007. All rights reserved.




ロイター通信といえば、11/8にはこんなタイトルのニュースメールが送られてきた。
まるで、マリファナにもいいところはあるよ、と評価しているかのような書き方。
たしかにそういう面もあるだろうけど、飲酒を禁止されているイスラム圏の国でわざわざお酒のいいところを書いて記事にするだろうか。
マリファナ(大麻)を禁止されている日本でこういうことを書くのは平気なのだろうか。
まあ、ロイター通信社の記者の何%かはマリファナ経験者、マリファナ解禁論者かもしれないけど。
  ↓
  ↓
【マリファナ喫煙者】吸わない人より秀でた部分も=研究者【脚本家スト】ハリウッドで決行、一部TV番組は再放送に
■ロイター・ニュースメール■
差出人: Reuters Japan Media (25.20059308.-19@mail.investor.reuters.com)
送信日時: 2007年11月8日 9:19:53


このメールには下記のページへのリンクがあった。
「マリファナ喫煙者、吸わない人より秀でた部分も」というニュース。
マリファナ喫煙者は非喫煙者に比べて「より社会的に動き、スポーツをする傾向が極めて強く、仲間とより良好な関係を持っている」のだそうです。
でもね、マリファナと窃盗・万引きには似たところもあるのではないでしょうか。
一般的には犯罪だとされているけど、価値を見出すこともできる。
窃盗だって、ロマ(ジプシー)にとっては物を採集するようなもの。だけど、窃盗が禁止されている社会でわざわざ窃盗は採集だ、とかコミュニケーションだ、とか共有の精神で自由を、とか万引きする若者は精力的で明るいスポーツマンが多い!などと言ったりする人はあまりいません。
この記事は、「万引きする人は、万引きしない人より秀でた部分も」と書くのと大差ないのではないかと感じます。
  ↓
  ↓
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-28739520071106?rpc=131
現在地: ホーム > ニュース > 世界のこぼれ話 > 記事 マリファナ喫煙者、吸わない人より秀でた部分も=研究者
2007年 11月 6日 17:28 JST
[シカゴ 5日 ロイター]
 スイスで5000人以上の若者を対象に行われた調査では、マリファナ喫煙者は、吸わない人より秀でた部分もあることが明らかになった。ローザンヌ大のJ・C・スリス博士らの研究チームが5日、学術誌「Archives of Pediatrics & Adolescent Medicine」11月号に掲載された論文で発表した。

 一方、マリファナとたばこを両方とも吸う人はこれに当てはまらず、薬物を大量に摂取する傾向があるとしている。

 同研究チームは、マリファナ喫煙者が、非喫煙者に比べて「より社会的に動き、スポーツをする傾向が極めて強く、仲間とより良好な関係を持っている」と指摘。さらに「(マリファナ喫煙者は)授業をさぼる傾向が強いものの、同程度の良い成績を取る。親との関係は(非喫煙者に比べ)悪いものの、うつ状態にはなりにくい」としている。論文では、これらの事象の理由については説明していない。

 同論文は、2002年に16─20歳のスイスの学生5263人を対象に行われた調査を分析。この調査では、マリファナ喫煙者が455人、マリファナとたばこの喫煙者が1703人、両方とも吸わないのが3105人だった。

c Reuters 2007. All rights reserved.




そういえば10月には下記のようなメールが送られてきていた。
ロイター通信社から送られてきたメールだけど、広告メール。
しかも、詐欺じゃないかと疑われて久しいバルチックカレーの投資話の広告ではないですか。以前もエントリに書いたことありけど。広告にあやしいものを載せると、社のブランドイメージを利用され、傷つけられることにもなるので注意が必要です。(七田式教育だって広告依頼があるといろんな出版社の人がどう対応するか苦心することが多い。あやしー、と思ってる人が多いから)
ロイター通信の広告取扱基準はどうなっているのか気になります。
  ↓
  ↓
【中国投資】ストックオプション付オーナー募集のお知らせ!<提供:株式会社バルチック・システム> 2007/10/22【PR】‏
差出人: Reuters Japan Media (25.20059308.-19@mail.investor.reuters.com)
不明な差出人からのメッセージです。受信許可|受信拒否
送信日時: 2007年10月22日 7:58:54
宛先: XXXXXXXX@XXXXXX.com

【中国投資】ストックオプション付オーナー募集のお知らせ!
<提供:株式会社バルチック・システム> 2007/10/22【PR】

こんにちは。カレー専門店チェーンの「バルチック・システム」です。

日本では業界第2位のバルチックカレーが、14年連続2ケタ成長の中国外食市場
に進出中です。

そこで今回「バルチックカレー中国プロジェクトFCオーナー」を募集中!!

しかも、投資資金は100万円というローコスト。
それだけで、巨大中国市場のレストランFC展開に参加できるのです。

↓ バルチックカレー中国制覇プロジェクト ↓
http://ad.doubleclick.net/clk;148597563;17540396;w?http://bal-sys1.dreamblog.jp/

ここ数年、日本のカジュアルフード人気が高まっている中国。
2年後の2008年には北京五輪、さらに4年後の2010年には上海万博と、
世界的なビッグイベントが目白押しです。

これに伴い、ますます中国の外食産業の需要も高まっております。

「バルチックカレー中国制覇プロジェクト」では、
3つの利点とビッグなオマケが付いています。

■ 利点1 開業資金わずか100万円で中国FC展開に参加できる。

   通常1店舗当たりの開業資金は3000万円程度。
   それが何とわずか100万円で魅力的な中国市場の共同オーナーに!

   しかも、3つの店舗を1つのパッケージにしてシェアするため、
   リスク分散ができ、収益の安定につながります。

■ 利点2 開業から運営まで、その他全てのノウハウや実績を100%代行 
      完全副業を実現
   出店は中国なので、中国市場の外食展開ノウハウを持った、中国有数の
   企業が全面的にバックアップしての開業となります。 

   また、運営、その他は弊社本部が全て代行します。
■ 利点3 右肩上がりの巨大マーケット中国外食市場への参入 
      14年連続2ケタ成長
   中国の外食市場は、人件費・原価率などが日本に比べ、非常に安く
   利益の確保が容易。

   さらに無尽蔵の顧客を抱える巨大マーケット。
   日本の高度経済成長期と同じと言え、中国元切り上げが実施されると、
   資産上昇の可能性もあります。

なので、現地外食企業は、3年以内の株式上場を目指します!!
そこで、今回の募集に限り、株式取得の権利=ストックオプションを付与!
上場後のキャピタルゲインも期待できます。
元の切り上げが実施されれば、資産上昇の期待もあります。
(※ストックオプションの付与・権利行使に際しては、中国の国内法の適用を受けます。)

実際に、香港・北京・上海とオープンし、お陰様で連日大盛況いただいております!

■ 詳細をお知りになりたい方は、下記URLをクリックしてください↓

http://ad.doubleclick.net/clk;148598299;17540396;d?http://bal-sys1.dreamblog.jp/5/4/

中国は今後益々発展していく、魅力的な国の一つです。
その高度成長期の前に、レストランのオーナー権利をゲットしておく事は
非常に面白みのある投資と言えます。
  一度資料だけでも見ておくと勉強になりますよ。
  という事で本日はこの辺で!
===================================================
株式会社バルチック・システム
〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-3-22 第一秋山ビル2階
URL : http://www.baltic-pj.jp/
お問合せ先:baltic@system.name
===================================================
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【提供】株式会社バルチック・システム
【配信】ロイター・ジャパン株式会社 メディア
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【ご注意】このメールは商品・サービスの情報提供を目的に配信されておりま
す。商品・サービスの内容についてのお問い合わせは、発売元へ直接ご連絡下
さい。なお、弊社では一切お応えしかねますので、何卒ご了承ください。

■ID・パスワードを忘れてしまった方■こちらからリクエストできます↓↓↓http://www.investor.reuters.co.jp/home/LostPassword.asp

■ ニュースメールの配信の登録や変更、停止をご希望の方はhttp://www.investor.reuters.co.jp/home/Faq.asp#2-1

■ このニュース・メールの再配信・ホームページへの掲載は禁じます。
ロイター・ジャパン株式会社 不許複製
Copyright c2007 Reuters Japan Limited, All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
URL: http://www.reuters.co.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする