波打ち際の考察

思ったこと感じたことのメモです。
コメント欄はほとんど見ていないので御用のある方はメールでご連絡を。
波屋山人

ビーチ学講座

2013-06-19 23:43:11 | Weblog
ビーチは奥が深い。
人類は波打ち際で生まれたという説もある。

潮騒を聞いていると、呼吸のリズムと合う瞬間を感じる。
ハンモックでやさしい風を感じていると心休まる。

ビーチにはいろんな系統がある。
大きく分けて、湾曲ビーチ系と直線系ビーチ系。
湾曲ビーチは砂浜が弧を描いている。
包み込まれているような印象。
直線ビーチは視野も広く、開放的。

白砂系と色砂系の違いもある。
まっしろな砂のビーチと、茶色や黒などの色がついた砂のビーチ。
白砂系は、大きく分けてサンゴ系と石英系に分かれる。

砂浜の幅も大きなポイントだ。
波打ち際から平行してどこまで砂浜が続いているか。
10mもない細いビーチもあれば、何十メートルもある太いビーチもある。
細いビーチのほうがアットホームな印象。
太いビーチはレジャーに向いている。

砂浜に並行する通りの海側にリゾートが並んでいるか、
海から見て通りの向こう側にリゾートがあるか、ということもひとつのポイント。

リゾートと砂浜の間に道がないほうが、海に直結している印象がある。

また、静かかにぎやかかというのも重要だ。
同じようなビーチでも、海上レジャーやレストランがにぎやかかそうでないかでずいぶん印象が異なる。

そういえば、ビーチの向側に島や陸地があるかないかという違いもある。

そういったさまざまなビーチを歩いてきた結果、いまのところぼくが好きなのは
直線系の開放的なビーチ。

あたたかみのあるサンゴ系の砂で、
砂浜の奥行きはやや細め。
波打ち際から10数メートルもないところにヤシの木が立っていて、
リゾートを出ると数歩で砂浜。

潮騒を耳にして昼寝できる静かさで、ハンモックは肌に食い込まないタイプ。
正面に陸や大きな島などはなくて、遠くを行く船がかすんで見える。

できればビーチパラソルはヤシの葉などの天然素材がいい。
まあ、蚊が多くてもビールがいまいちでも、きれいな海があればそれだけでラッキー。
きれいなビーチに着いたら、小さなことにケチをつけないで鷹揚に構えるのが、ビーチを楽しむ一番のポイントだ。


今回は沖縄でビーチ学をさらに深めたいと思う。


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梅雨明けの海へ

2013-06-19 21:27:05 | Weblog
霧雨が続く涼しい日は、濡れた青葉でも静かに眺めたい気分。
だけど少し暑くなってくると、湿度が高く不快さを感じる。
ちょうどひとつ校了したことだし、彼女と梅雨明けの沖縄に行こうと思う。
ANA往復、オーシャンビューのリゾートなど4泊の宿も手配。レンタカーも予約済み。
明日の夜にはTシャツ短パンでグルクンのから揚げでも食べながらビールを飲んでいるだろう。

宮古島に足をのばした昨年の6月も、梅雨明けでちょうど台風も去ったタイミングだった。
強い日差しの中、美しいビーチを眺めながらリフレッシュすることができた。

沖縄本島は半年ぶり。
年末も緑が多くて居心地がよかったけど、沖縄を一番楽しめるシーズンは梅雨明けではないだろうか。
天候、人ごみ、ツアー料金の総合評価。
ハイシーズン並みの天候なのに、混雑は少なめ、何よりツアー料金が安い。
ちょっといいリゾートホテルも予約がとりやすい。
ANA往復と1泊がついた1泊5日のツアーは夜発夜戻りのフライトで1人4万円少々。
JALだったら4万以下のコースもある。SKYMARKだったらもっと安い。

今回は海を見ながらゆっくりするつもりだけど、北のほうにも足をのばしてみたい。
沖縄本島の北半分は、那覇のあたりとは違った言葉が話されているらしい。
国頭方言と言う人もいるし、国頭語と言う人もいる。

かつて、沖縄本島の北半分には北山国という独立王国があり何代か続いていた。
でも、本島南部の勢力に滅ぼされて琉球国の一部分になった。

今帰仁村の城跡で、沖縄のことについても考えてみたい。
沖縄人のアイデンティティを主張する人もいるけど、かつて琉球国に蹂躙された奄美や先島(宮古、石垣)などの人たちは、琉球国意識に共感を覚えるのだろうか。

沖縄の言葉が日本語の方言扱いされるのに違和感を覚える人もいるけど、宮古や石垣の言葉が琉球語の方言扱いされることに違和感がある人もいるだろう。

琉球主義者は、日本に反発しても、日本主義者と似たようなことをしてしまうのかもしれない。むずかしい。
まあ、世の中の複雑さをありのままに眺めるのはおもしろい。
海を見ながらしばらくゆっくりしたい。


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