波打ち際の考察

思ったこと感じたことのメモです。
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波屋山人

福利厚生アウトソーシング企業(株式会社ベネフィットワン)

2014-07-25 22:39:21 | Weblog
福利厚生のアウトソーシングを行う企業は多い。
JTBベネフィット、リロクラブ、イーウェル、等々。
最大手はベネフィットワンだろう。

<参考> 福利厚生代行サービスのサイトと会社
えらべる倶楽部 ---------- (株)JTBベネフィット
福利厚生倶楽部 ---------- (株)リロクラブ
WELBOX ---------------- (株)イーウェル
ベネフィット・ステーション ---- (株)ベネフィット・ワン

以前、ベネフィットワンと仕事をしたときに勢いのある会社だなと感じたので
少しばかり株を買っておいた。

株主優待として自動的にベネフィットワンの会員に登録されていたけど、
今まではまったく活用していなかった。

近年株価が上がり、株主優待でゴールド会員になれる2000株を買うには100数十万円は必要だ。しかし100株だけでもスタンダードコースに入れる。

スタンダードコースとゴールドコースの差はそれほど大きくない。
ゴールドコースであれば、一部の宿泊施設がスタンダードコースより少し安く泊まれるといった程度。
勤務先が福利厚生アウトソーシングを利用していない人は、ベネフィットワンの株を100株だけ購入しておいてもいいだろう。

株主配当だけで毎年何万円かもらっているのでありがたいけど、
ゴールド会員の会費も年間1万円くらいに相当する。
せっかく登録させてもらっているのだから、活用できないだろうかと、この数か月ベネフィットステーションのサイトを眺めている。

活用法を手探りで試しているなかで、いくつか気がついたところをメモしておこう。

1. ベネフィットワンのサイト利用者は比較的少ない。
300万人以上の会員がいると聞くけど、タイムセールや夜市で割安な商品が出ているにも関わらず、売れ残っているものが少なくない。
価格コムなどでチェックすると最安値レベル。商品ラインナップもわるくない。
酵素青汁も電気ポットも太陽光充電器もダイエット器具も格安で購入させていただいた。

1.8つの直営宿泊施設もたまに空きがある。
300万人以上が登録しているのだから、8つしかない割安な直営施設を利用するのは難しいのではないかと想像してしまう。出版健保の直営の宿はすぐ満室になりがち。
だけど、先日ちょっとサイトを見ていたら空きがあったので、熱海伊豆山のベネフィット・ステーション直営の宿を予約してみた。
土曜日に、熱海の花火を見るために滞在する。豪華版の夕食にしても、2人で2.5万程度。ハイシーズンでこの価格は良心的。

1. ベネフィットステーションにしか出てこない宿泊施設もある。
ヤフーや楽天やじゃらんや一休といった宿泊予約サイトを検索しても出てこない施設が、ベネフィットステーションにはある場合がある。四季倶楽部とか。これが安くて便利そう。
ベネフィットステーションは安い独自のプランも多い。
東横インも、ベネフィットワンで申し込むと最安レベルだ。けっこう使える。

1. 提携サービスが便利。
エクスペディアで予約する宿泊料が、ベネフィットステーション経由だと9%引きになる。これは大きい。いろんな企業と提携しているようなので、要チェック。グルーポンでも購入額の最大10%がベネフィットワンのポイントとしてもらえるらしい。レンタカーもベネフィットステーション経由だと割引がある。


結論。
株主優待で会員になれば、会費を払わなくていいし、配当金ももらえるのでお得。
(福利厚生アウトソーシング会社で上場しているのはベネフィットワンだけのようだ)
会社としてベネフィットワンに入っている企業は多いけど、実際に活用している人は少ないのではないだろうか。
活用している人にとっては利用しやすいサービスとなっている。

ベネフィットワンとしては、会員が多くて利用者が少ないのが、もっとも利益の上がる状態だろう。
数百人規模の会社でも、毎年数十万以上のお金を福利厚生アウトソーシング会社に支払っている。活用している社員の少なさが問題になれば、解約する企業も増えるかもしれない。
だが、ベネフィットワンの便利さが知れ渡って活用する人が増えると、混み合ってしまって利用するのが不便になってしまう。
ベネフィットワンも悩むところだろう。
ただ、サービスを充実させれば、評判を上げることにつながるので、今後も利用者にとってお得なサービスを増やしていただければと思う。



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ベネッセの個人情報管理委託先

2014-07-11 23:48:28 | Weblog
760万件以上、最大2070万件の個人情報が流出したと話題になっている。
そもそもベネッセはどこから大量の個人情報を集め、通信教育のダイレクトメールを送っていたのだろう。
10年近く前に、住民基本台帳からの情報収集はやめると宣言されていたようだが。

文科省もベネッセによる情報流出を危惧しているらしい。
しかし、文科省は把握しているのだろうか。
ベネッセが学力テストに関する個人情報をどこで取り扱っているのか。。。

下請け会社もベネッセも言わないだろうけど、
もし、中国の遼寧省だとしたら、、、問題ないのだろうか。
(ぼくの認識間違いだったら恐縮だけど、ベネッセはA社に委託して学力テストの集計などを行ってなかったでしたっけ。国内で作業すると高くつくし)

ぼくは、中国経由で学力テストのデータを手に入れても、名簿業者に売るようなことはしない。
まあ、それ以前に、個人情報を収集しようと思わない。
でも、お金を積まれたり脅されたりしたら、流出させてしまう人もいるのではないかと思う。
ベネッセの個人情報漏洩について、どこまでのレベルのことが明らかになるか、ちょっと注目。

ベネッセ本社も、関連会社がどこの下請け会社を使っているか、きちんと把握しておいたほうがいいと思う。


<参考>NHK NEWS WEB より
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140711/k10015928501000.html
■文科省 ベネッセに学テ集計委託
7月11日 13時00分
「ベネッセコーポレーション」の通信教育サービスを利用している子どもや保護者の個人情報およそ760万件が流出した問題で、全国学力テストの集計などをベネッセに委託している文部科学省は、「子どもを対象にした教育関連企業での個人情報の流出は極めて遺憾だ」としています。
文部科学省は、全国の小学6年生と中学3年生を対象に行っている全国学力テストのうち、小学生のテストの問題冊子の送付や採点、集計などを8年連続でベネッセに委託しています。
今年度はおよそ21億円8000万円で委託されました。
また今年度は、9万人の高校3年生を対象に英語力をはかる調査研究事業を、2000万円余りでベネッセに委託しています。
これらのテストについてベネッセからは、今回、情報が流出したデータベースとは別のシステムで管理しているいため、問題はないと説明を受けているということです。11日の記者会見で下村文部科学大臣は、「子どもを対象に教育事業を行う企業で、大量の個人情報が流出したのは極めて遺憾だ。警察の捜査の結果を踏まえ、経済産業省とも連携して、未然防止策を考えていきたい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140711/k10015918501000.html
■ベネッセ 個人情報の管理態勢を強化へ
7月11日 2時27分
ベネッセ 個人情報の管理態勢を強化へ
「ベネッセコーポレーション」が手がけている通信教育サービスの利用者の個人情報が大量に流出した問題で、ベネッセは流出元となったデータベースの運用を停止するとともに、ほかのデータベースも接触できる人数を大幅に絞り込むなど個人情報の管理態勢を強化する方針です。
この問題は、ベネッセコーポレーションの「こどもちゃれんじ」や「進研ゼミ」など、26の通信教育サービスなどの顧客の子どもや保護者の名前や住所、電話番号など、およそ760万件が流出したもので、流出した個人情報は最大でおよそ2070万件に上る可能性があるとされています。
ベネッセは、情報を流出させたのは社員やグループ会社の関係者ではないとしていて、流出元のデータベースに接触した記録を詳しく検証しながら個人情報が持ち出された状況の解明を急いでいます。
さらに、ベネッセは今後、情報流出の被害が拡大しないよう個人情報の管理態勢を強化する方針です。
具体的には、個人情報が流出したデータベースの運用をいったん停止するほか、すべてのデータベースで接触できる人数を大幅に絞り込み、社長をトップとする特別チームを設けて、不正な情報の持ち出しが行われていないかどうかの監視を強化することにしています。
ベネッセは、経済産業省から今月17日までに詳しい事実関係を報告するよう求められていて、警察とも協力しながら詳しい流出経路の特定を急ぐことにしています。


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