波打ち際の考察

思ったこと感じたことのメモです。
コメント欄はほとんど見ていないので御用のある方はメールでご連絡を。
波屋山人

狩猟採集生活

2021-09-20 20:43:14 | Weblog
いくつか鉢植えやプランターで植物を育てているが、ほんとうは地面に植えたい。
植物には好きなだけ大地に根をのばしてほしい。
水やりや薬剤散布、除草など人の手を加えず、自然の中で育ってほしい。
私は草木の生育を見守り、美しい花を眺めたり、実ったものをいただいたりしたい。

狩猟採集生活は、無秩序と向き合う意識が日常的だ。
野生の動植物は、一定の場所にひそんでいることが推測できるが、見あたらないときもある。そうかと思えば意外なところから出現することもある。

食べ物が得られない日もあれば、取れすぎる日もある。
それでも人々は命をつなぎ、旧石器時代から縄文時代まで何万年も日本列島に分布していた。

縄文時代にも、クルミや栗の木を山に植えるなど、食物を手に入れやすい環境を整備することはあった。
しかし、収穫の時期以外はほぼ放置。
何かを得るために計画を立て、その一部分の遂行に集中して我慢する、ということはあまりなかった。

それに引き換え、現代はどこを向いても秩序だった組織ばかり。
世の中はさまざまな仕組みで覆いつくされている。
人々は時間を切り売りするかのように、職場で細分化された労働に従事している。
心躍らせながら、心に安らぎを覚えながら、キーボードを叩いたり荷物を動かしている人はどのぐらいいるだろう。

弥生時代以降に稲作が生活の中心になってから、計画に合わせた行動や水の分配の秩序化、富の蓄積の重視などが不可欠になった。
狩猟採集生活を送っていた縄文人は競争に敗れ、同化あるいは駆逐されてしまった。


しかし、ほんとうは、その日暮らしでもいいのではないだろうか。
なぜ、資産を貯めこまないといけないのだ。なぜ、将来に投資しないといけないのだ。なぜ、成長していかないといけないのだ。

方向性を持った価値観は、切り落としてしまうものも多い。
秩序化に重きを置かない。貯金なんて興味ない、影響力の強化も望まない。
そのような姿勢だからこそたどり着ける意識もあるのではないだろうか。


よく、次のような話を目にする。
https://hebinuma.com/2014/09/10/post-4176/
お金持ちが熱帯の漁村へ行って、貧しい漁師にビジネスの巨大化をすすめる。
日々のどかにすごしている漁師はなぜそんなことをしないといけないのかわからない。
お金持ちは、お金持ちになれば海辺のリゾートでのんびりと暮らせるだろ、と言う。
しかし漁師は、その生活はすでに今の生活なのでは… と不可解に思う。

ビジネスジジョークとしてはよくできていると思う。
ただ、お金持ちになってリゾートに住むことは、否定されることではないと思う。

毎日あたりまえのように漁村で過ごしている漁師と異なり、お金持ちは海や風やヤシの木の美しさを強く感じ取ることができるのだ。
同じ環境にいても、意識レベルというか認識の違いによって、見える世界は違う。

お金持ちになっても幼児のような価値観のまま行動する人もいるけど、美術、デザイン、歴史、文化などの知識も深めている人は、さまざまな魅力を感じ取ることができる。

だから、お金持ちが海辺の寒村に住んだり、都会人が山奥の秘境に住んだりするのも、おもしろいのではないかと思う。


私がいま想像しているのが、狩猟採集生活。
山を買って、さまざまな果樹や薬草、ハーブ類を植える。
必要な時に山野草とともに採取。縄文人が使っていたような囲炉裏で鍋をつくる。
主食は里芋とか山芋だろうか。山ブドウのお酒も作ってみたい。

混沌や無秩序に向き合う生活であっても、快適さを追求するために現代の利器との融合を目指したい。
竪穴式住居のように見えながらもガラス窓を使い採光性をよくする。

狩猟採集生活に移行するにあたり、株の配当金などで細々と生活できるような金融資産を確保しておきたい。
医療保険にも入り、生活に不安のない状況をつくっておく。
そうすると、心おきなく狩猟採集生活に入り、山や川と意識がつながった日々が送れるのではないだろうか。
そこで感じた日々のすばらしさをyoutubeかブログで配信すれば、共感者も増えるかもしれない。

人類社会は、秩序化や組織化はもう限界に達しようとしているのかもしれない。
縄文人が見たらめまいがするような数の知識を現代人は求められている。
いちど、複雑な電子機器も数々のアプリも、行動を制約する常識も社会ルールも手放し、無秩序な自然の中に裸足で立ち入ってみてもいいのではないだろうか。
そうすると、またあふれでる活力を補うことができるかもしれない。



コメント (15)
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銀行

2021-09-17 20:12:40 | Weblog
執筆者や著作権者に支払手続きをすることがある。
支払先口座は、都銀、地銀、たまに信金、海外口座など多岐に渡るが、圧倒的に多いのは、三菱UFJ銀行の口座だ。
だいぶ離されて、三井住友銀行、みずほ銀行。
りそな銀行は珍しい。
ネット銀行も意外に少ない。
先生方には三菱UFJ銀行の評価が高いようだ。

それにしても、みずほ銀行のシステムの評判はよくない。
その場しのぎの小手先の対応ばかりやっていたら、やがて行き詰ってしまう時が来る。
それがわかっていながら抜本的な作り直しをしなかったのであれば、みずほ銀行は人々の支持を得られないだろう。

ちなみに、講談社のメインバンクは三井住友銀行。文藝春秋は三菱UFJ銀行。
だから、みずほ銀行にとってとても都合のわるい記事でも掲載できる。広告は減るだろうけど。
しかし、たしかKADOKAWAや新潮社や集英社のメインバンクはみずほ銀行だから、批判的な記事はかなり書きづらいのではないだろうか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e97788874499731d6ec7127c90585147c24a54f4
> ■「みずほ銀行」のシステム障害はなぜ防げなかったのか…エンジニアを見下す「悪しき体質」
> 9/17(金) 7:02配信 週刊現代

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/87384?page=4
> ■これから「みずほ銀行」に起こる、ヤバすぎる現実…システムの「爆弾」を誰も処理できない
> 週刊現代


余談だが、私のメインバンクは三井住友銀行だったけど、徐々に楽天銀行に移行中。
今年、クレジットカードの引き落としはすべて楽天銀行に変更した。

楽天銀行だと、他行への振り込みも月に3回までは手数料ゼロだ。利息も高め。
競争力のない銀行は危機感がないと、消滅してしまうかもしれない。



コメント (3)
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R研

2021-09-16 20:56:14 | Weblog
同じ事象を目にしても、人によって認識は異なる。
人それぞれ言い分が異なると、何が事実なのか見極めるのは難しい。
被害者のように見えて加害者かもしれないし、加害者のように見えて被害者かもしれないし、どっちもどっちなのかもしれない。
一方の言い分だけを聞いて鵜呑みにすると判断をあやまる可能性がある。

だから、なんとも言えないけど、R研と言われると理研のことだろうと想像する。
神様のような名前といえば、布袋とか大黒といった名字もあるけど、いちばん有名なのは青森県などに分布する神(じん)だろう。


新世紀ユニオンという労働組合の委員長のブログ
  ↓
http://shinseikiunion.blog104.fc2.com/
■R研の女性研究者へのパワハラ・セクハラ事案について
Aさんは博士号を持つ若手女性研究者である。AさんがR研で受けたリーダー長のパワハラ・セクハラはひどいもので、怒鳴りつける、おしりや胸に日に10回も触りまくる。
パソコンを取り上げ、研究を禁止し、退職を強要し、Aさんに屈服を迫った。
この神様のような名前のリーダー長は「名は体を表さない」典型的人物で、朝から職場でテレビを見ながら酒を飲み、定時後は女性研究者数人を侍らせて宴会を行う。Aさんは日に3時間も宴会に付き合わされ、そのあとで自分の研究を行わねばならなかった。
(略)
新世紀ユニオンはR研が名誉棄損で訴えてくれれば、訴訟費用が安上がりに闘えるので、ぜひ訴えてほしいと思っています。R研には女性研究者の被害者がほかにもたくさんいます。多くの被害者が我々の闘いに賛同されることを期待しています。
# 国立R研 #パワハラセクハラ事件



理化学研究所のHPを見ると、すぐに該当する人らしき研究室が出てくる。
私は検索が下手なので、下記はまったく関係のない研究室かもしれない。
でもチームリーダーは神様のような名前の人だ。

https://www.riken.jp/research/labs/bdr/nanobio_probes/index.html
> 生命機能科学研究センター
> ナノバイオプローブ研究チーム


少し検索してみると、研究室のメンバーが異なるページもあった。
http://www.qbic.riken.jp/japanese/research/member/lab-04.html


最新のページには掲載されていない女性研究員の名前を検索すると、Natureの論文が出てくる。
https://www.nature.com/articles/s41598-017-11784-y
Normothermic Microwave Irradiation Induces Death of HL-60 Cells through Heat-Independent Apoptosis
Mamiko Asano, Satoshi Tanaka, Minoru Sakaguchi, Hitoshi Matsumura, Takako Yamaguchi, Yoshikazu Fujita & Katsuyoshi Tabuse
Scientific Reports volume 7, Article number: 11406 (2017)

写真を見る限り、女性研究員は容姿端麗。セクハラに遭いやすいのだろうか。
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/245062/1/rish_01500_43.pdf
> 2017年理化学研究所研究員/2018年京都大学生存圏研究所研究員


チームリーダーはパワハラ的な圧力を醸し出しているようにも見えるけど、写真のうつりがわるいだけかもしれない。
https://www.bdr.riken.jp/jp/research/labs/jin-t/index.html
> ナノバイオプローブ研究チーム


真実はどうなのかよくわからないけど、とりあえず、理研で何やら問題が発生しているようだ。
「R研には女性研究者の被害者がほかにもたくさんいます。」と書かれているのがこわい。

理研といえば、日本の研究機関ランキングで東大京大の次に位置する。
ノーベル賞級の研究も多く行っている、日本を代表する研究所だ。
もし、研究者たちの待遇に何か問題があるのであれば、ぜひ改善してほしい。




コメント (4)
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