今年6月に健康診断に行ったところ、便潜血などでひっかかった。
7月に大腸内視鏡検査をすると、潰瘍性大腸炎と診断されてしまった。
難病指定されている潰瘍性大腸炎は、安倍首相が患っていることでも有名だ。
「安倍首相はお腹が痛いと言って政権を投げ出した」などと揶揄する人もいるけど、
それは難病患者にとっては辛い言葉だと思う。
私の尊敬する芸術家である藤原新也さんも、「ストレスに弱い肝の小さい人間だから安倍さんは潰瘍性大腸炎になった」というようなニュアンスのことを発言されていたけど、残念な印象。
タフな人でも、耐え切れないときだってあるのだ。。。
・高橋メアリージュンも患った難病「潰瘍性大腸炎」とは
http://matome.naver.jp/odai/2139487194702604401
潰瘍性大腸炎と似ているけど小腸にまで症状がある病気は、クローン病という。
長い間、クローン病患者のメルマガを見ていて、10年以上の努力にもかかわらず悪化するばかりで大変だなと思っていたけど、自分が同じような病気になってしまった。
松井二郎さんは28歳でクローン病と診断されて10年以上ステロイド剤を使わないで治そうとしているけど、寝たきりに近い状態になってしまっている。
本質的な完治から遠ざかってしまうステロイド剤を使ってでも、症状の悪化をくい止めておけば、30代の日々を楽しむことができたのではないかと思う。
・松井二郎「1日2食の健康革命」
http://blog.canpan.info/2shock/
しかし、私だって本質的に治したい。ステロイド剤には頼りたくない。
医師には、「治らない病気」「ずっと付き合っていかないといけない」「ストレスのない生活が大事」などと言われ、気持ちが沈んだ。
とりあえず3週間分の薬を購入したけど、1万円を超えた。薬代も気になる。
ペンタサは炎症をとるような軽い薬で、ステロイド系ではない。比較的軽症の患者に処方される薬らしい。
並行して独自の取り組みも進めた。
その結果…
半年後、12月には「もはや潰瘍性大腸炎ではない」と医師に言われる状態にこぎつけた。
難病が治るのは奇跡的。
すばらしいクリスマスプレゼントとなった。
時系列をメモしておこう。
2015年6月上旬 健康診断。便潜血でひっかかる。禁酒スタート。
2015年7月下旬 大腸内視鏡検査や生体検査を行い、潰瘍性大腸炎と診断。毎日ペンタサという薬を浣腸の要領で注入。
2015年10月上旬 潰瘍性大腸炎の権威に診てもらい、薬をやめて様子をみることに。
2015年10月 勤務先の部署を移動。飲酒再開。
2015年10月下旬 15日間、バリ島各地で癒しの一人旅。
2015年11月中旬 9日間、バリ島各地で癒しの二人旅。
2015年12月上旬 便潜血は見られず。念のため行った胃カメラでも胃や腸に異常なし。
2015年12月下旬 大腸内視鏡検査を行い、潰瘍性大腸炎でないことを確認。肛門近くに赤いところがあるのでペンタサ1週間分処方。
そもそも、ストレスの多い生活は10年以上続いていた。
10年前は連日午後1時と深夜1時に食事を取るような日々。
出版社の忙しい部署にいると、どうしても帰る時間は遅くなる。
運動不足、食事の偏り、ストレス、それらが重なるとタフな人でも病んでしまう。
私のいた部署は、前任者は1年、前々任者も2年半くらいで異動している。
私は6年も7年も同じところから逃れられず、体のいろんなところにガタが出始めていた。
まぶたの痙攣、原因不明の腕肩の痛み。目も、立体的に物が見えていない状態。白内障や緑内障の疑いも告げられたことがある。
そんなわけで、まず目指したのは部署異動。
医者に聞くと、潰瘍性大腸炎の診断書があれば、異動できるでしょ、とのことだった。
ちょうどいいタイミングだったので10月の部署異動の時期に残業が少ない部署に異動。
本格的に体調改善プログラムに取り組んだ。
・無農薬玄米を主食にして健康的な食生活にする。
・岩塩岩盤浴に通ったり硫黄温泉に入ったりして体を温める。
・バリ島の癒しスポットを巡ってストレスを減らす。
・定期的にジョギングをして汗を出す。
上記のような取り組みを続けた結果、ほぼ完治につながった。
早めに医者に行き、「会社近くの大腸検査に優れた医者」「勤務先の診療所の女医」「台湾の大病院の院長を歴任した老医」「仕事でお世話になっていた女医」「大学病院の潰瘍性大腸炎の権威である女医」等々の先生方の助言や診察、治療を受けることができたことも良かった。
潰瘍性大腸炎と診断されたら、まずはストレスを減らすべきだと思う。
我慢して悪化させるのはバカらしいので、誰が何と言おうと、休みをとる。
できれば2週間くらいはリゾートに行ってのんびりと神経をゆるませる。
バリ島には癒しスポットが多い。
シドゥメン、モンドゥック、ブドゥグル、ジンバラン、ロヴィナ、様々なところをめぐって、心身を修復する。
沖縄でもハワイでもいいけど、リラックスできるところでのんびりと過ごすだけで、症状を悪化させることを避けることはできると思う。
各地でのんびりするうちに、まぶたの痙攣や、右腕から肩にかけての痛みもなくなった。
それから、いい医者にかかることが大事。
最初に診てもらった医者は、もしかしたら潰瘍性大腸炎とは言えないレベルの疾患を、潰瘍性大腸炎と診断してしまったのかもしれない。
本物の潰瘍性大腸炎であれば、さすがにこんなに早く治すのはむずかしい。
あるいは、本物の潰瘍性大腸炎を軽症レベルで発見してもらえたのかもしれない。
どちらにしても、腸に穴が開くような悪化した状態だったら、早く治すのは困難だったと思う。
複数の医者に診てもらうと正確な診断をしてもらえるかもしれない。
今回の一連の診察・検査・治療の過程で、何度となく女医さんに胃カメラや大腸内視鏡カメラを体に押し込まれた。
ヤマメの塩焼きのように口に管をつっこまれたときはとても辛かったけど、健康を取り戻して一安心した。
次の健康診断ではひっかからないように日常生活に気をつけたいと思う。
油断大敵。ストレスをためないように、のんびり心地いい生活を心がけたい。
7月に大腸内視鏡検査をすると、潰瘍性大腸炎と診断されてしまった。
難病指定されている潰瘍性大腸炎は、安倍首相が患っていることでも有名だ。
「安倍首相はお腹が痛いと言って政権を投げ出した」などと揶揄する人もいるけど、
それは難病患者にとっては辛い言葉だと思う。
私の尊敬する芸術家である藤原新也さんも、「ストレスに弱い肝の小さい人間だから安倍さんは潰瘍性大腸炎になった」というようなニュアンスのことを発言されていたけど、残念な印象。
タフな人でも、耐え切れないときだってあるのだ。。。
・高橋メアリージュンも患った難病「潰瘍性大腸炎」とは
http://matome.naver.jp/odai/2139487194702604401
潰瘍性大腸炎と似ているけど小腸にまで症状がある病気は、クローン病という。
長い間、クローン病患者のメルマガを見ていて、10年以上の努力にもかかわらず悪化するばかりで大変だなと思っていたけど、自分が同じような病気になってしまった。
松井二郎さんは28歳でクローン病と診断されて10年以上ステロイド剤を使わないで治そうとしているけど、寝たきりに近い状態になってしまっている。
本質的な完治から遠ざかってしまうステロイド剤を使ってでも、症状の悪化をくい止めておけば、30代の日々を楽しむことができたのではないかと思う。
・松井二郎「1日2食の健康革命」
http://blog.canpan.info/2shock/
しかし、私だって本質的に治したい。ステロイド剤には頼りたくない。
医師には、「治らない病気」「ずっと付き合っていかないといけない」「ストレスのない生活が大事」などと言われ、気持ちが沈んだ。
とりあえず3週間分の薬を購入したけど、1万円を超えた。薬代も気になる。
ペンタサは炎症をとるような軽い薬で、ステロイド系ではない。比較的軽症の患者に処方される薬らしい。
並行して独自の取り組みも進めた。
その結果…
半年後、12月には「もはや潰瘍性大腸炎ではない」と医師に言われる状態にこぎつけた。
難病が治るのは奇跡的。
すばらしいクリスマスプレゼントとなった。
時系列をメモしておこう。
2015年6月上旬 健康診断。便潜血でひっかかる。禁酒スタート。
2015年7月下旬 大腸内視鏡検査や生体検査を行い、潰瘍性大腸炎と診断。毎日ペンタサという薬を浣腸の要領で注入。
2015年10月上旬 潰瘍性大腸炎の権威に診てもらい、薬をやめて様子をみることに。
2015年10月 勤務先の部署を移動。飲酒再開。
2015年10月下旬 15日間、バリ島各地で癒しの一人旅。
2015年11月中旬 9日間、バリ島各地で癒しの二人旅。
2015年12月上旬 便潜血は見られず。念のため行った胃カメラでも胃や腸に異常なし。
2015年12月下旬 大腸内視鏡検査を行い、潰瘍性大腸炎でないことを確認。肛門近くに赤いところがあるのでペンタサ1週間分処方。
そもそも、ストレスの多い生活は10年以上続いていた。
10年前は連日午後1時と深夜1時に食事を取るような日々。
出版社の忙しい部署にいると、どうしても帰る時間は遅くなる。
運動不足、食事の偏り、ストレス、それらが重なるとタフな人でも病んでしまう。
私のいた部署は、前任者は1年、前々任者も2年半くらいで異動している。
私は6年も7年も同じところから逃れられず、体のいろんなところにガタが出始めていた。
まぶたの痙攣、原因不明の腕肩の痛み。目も、立体的に物が見えていない状態。白内障や緑内障の疑いも告げられたことがある。
そんなわけで、まず目指したのは部署異動。
医者に聞くと、潰瘍性大腸炎の診断書があれば、異動できるでしょ、とのことだった。
ちょうどいいタイミングだったので10月の部署異動の時期に残業が少ない部署に異動。
本格的に体調改善プログラムに取り組んだ。
・無農薬玄米を主食にして健康的な食生活にする。
・岩塩岩盤浴に通ったり硫黄温泉に入ったりして体を温める。
・バリ島の癒しスポットを巡ってストレスを減らす。
・定期的にジョギングをして汗を出す。
上記のような取り組みを続けた結果、ほぼ完治につながった。
早めに医者に行き、「会社近くの大腸検査に優れた医者」「勤務先の診療所の女医」「台湾の大病院の院長を歴任した老医」「仕事でお世話になっていた女医」「大学病院の潰瘍性大腸炎の権威である女医」等々の先生方の助言や診察、治療を受けることができたことも良かった。
潰瘍性大腸炎と診断されたら、まずはストレスを減らすべきだと思う。
我慢して悪化させるのはバカらしいので、誰が何と言おうと、休みをとる。
できれば2週間くらいはリゾートに行ってのんびりと神経をゆるませる。
バリ島には癒しスポットが多い。
シドゥメン、モンドゥック、ブドゥグル、ジンバラン、ロヴィナ、様々なところをめぐって、心身を修復する。
沖縄でもハワイでもいいけど、リラックスできるところでのんびりと過ごすだけで、症状を悪化させることを避けることはできると思う。
各地でのんびりするうちに、まぶたの痙攣や、右腕から肩にかけての痛みもなくなった。
それから、いい医者にかかることが大事。
最初に診てもらった医者は、もしかしたら潰瘍性大腸炎とは言えないレベルの疾患を、潰瘍性大腸炎と診断してしまったのかもしれない。
本物の潰瘍性大腸炎であれば、さすがにこんなに早く治すのはむずかしい。
あるいは、本物の潰瘍性大腸炎を軽症レベルで発見してもらえたのかもしれない。
どちらにしても、腸に穴が開くような悪化した状態だったら、早く治すのは困難だったと思う。
複数の医者に診てもらうと正確な診断をしてもらえるかもしれない。
今回の一連の診察・検査・治療の過程で、何度となく女医さんに胃カメラや大腸内視鏡カメラを体に押し込まれた。
ヤマメの塩焼きのように口に管をつっこまれたときはとても辛かったけど、健康を取り戻して一安心した。
次の健康診断ではひっかからないように日常生活に気をつけたいと思う。
油断大敵。ストレスをためないように、のんびり心地いい生活を心がけたい。