以前、箸尾事件とも言われる盗作騒動があった。
販促会議という雑誌の「公開 これがプロの企画書だ!」という特集。
サイバーエージェントの社員が堂々と企画書を示していたが、その内容は某社の社長が作成した資料を無断使用したものだった。
ちょっとアイデアをお借りした、というレベルではなく、アイデアも文面もまとめもごっそりコピーしたという印象。
とてもプロの企画書と言える仕事ではない。
当然大きな問題となり、ぼくの耳にも入ってきた。
<参考> 箸尾拓哉氏の記事の弊社資料無断転載について
http://www.usability4s.info/press/0512.htm
ユニークなアイデアを大々的にパクられた女性社長は、すぐに株式会社宣伝会議やサーバーエージェントに抗議したらしい。
だが、各社は「盗作は犯罪」という認識が薄いのか、厳正な対処をしなかったようだ。
通常、出版社ではこのような無断転載は大きな問題となるが、宣伝会議は事態を深刻に受け止めなかった。
今でも販促会議という雑誌の該当バックナンバーはネットで購入できる。
ちゃんと女性社長に著作権使用料か迷惑料は払っているのだろうか。
宣伝会議は表参道に立派なオフィスがあるけど、内情がどうなのかはよくわからない。
http://careerconnection.jp/review/2174-kutikomiList.html
http://2chreport.net/com_59.htm
そんな7~8年も前のことをふと思い出したのは、先日テレビで謝罪代行業が紹介されていたから。
上司に代わって同行して謝り、頭を下げてやりすごし、具体的賠償などは行わない。
ひたすら謝ってうやむやにしてしまう。
箸尾事件では上司を名乗る人がひたすら頭を下げていたらしいけど、結局何か具体的な賠償などはあったのだろうか。
以前は箸尾氏の名前を検索するとすぐに盗作騒ぎのことが上位に表示されていたけど、最近はツイッターやフェイスブックなどのページが出てきて、なかなか過去の事件は出てこない。
それでも、あの事件を覚えている人はまだ多い。
出版社的には完全にアウトの事例だけど、なぜIT企業はうやむやにしようとしたのだろう。
紙に印刷して流通させると取り返しのつかない出版と、ネット上で文面をすぐに修正できるITでは意識に大きな差があるのかもしれない。
追記 もし、それなりの賠償金などでカタがついた話であれば、すみません。
販促会議という雑誌の「公開 これがプロの企画書だ!」という特集。
サイバーエージェントの社員が堂々と企画書を示していたが、その内容は某社の社長が作成した資料を無断使用したものだった。
ちょっとアイデアをお借りした、というレベルではなく、アイデアも文面もまとめもごっそりコピーしたという印象。
とてもプロの企画書と言える仕事ではない。
当然大きな問題となり、ぼくの耳にも入ってきた。
<参考> 箸尾拓哉氏の記事の弊社資料無断転載について
http://www.usability4s.info/press/0512.htm
ユニークなアイデアを大々的にパクられた女性社長は、すぐに株式会社宣伝会議やサーバーエージェントに抗議したらしい。
だが、各社は「盗作は犯罪」という認識が薄いのか、厳正な対処をしなかったようだ。
通常、出版社ではこのような無断転載は大きな問題となるが、宣伝会議は事態を深刻に受け止めなかった。
今でも販促会議という雑誌の該当バックナンバーはネットで購入できる。
ちゃんと女性社長に著作権使用料か迷惑料は払っているのだろうか。
宣伝会議は表参道に立派なオフィスがあるけど、内情がどうなのかはよくわからない。
http://careerconnection.jp/review/2174-kutikomiList.html
http://2chreport.net/com_59.htm
そんな7~8年も前のことをふと思い出したのは、先日テレビで謝罪代行業が紹介されていたから。
上司に代わって同行して謝り、頭を下げてやりすごし、具体的賠償などは行わない。
ひたすら謝ってうやむやにしてしまう。
箸尾事件では上司を名乗る人がひたすら頭を下げていたらしいけど、結局何か具体的な賠償などはあったのだろうか。
以前は箸尾氏の名前を検索するとすぐに盗作騒ぎのことが上位に表示されていたけど、最近はツイッターやフェイスブックなどのページが出てきて、なかなか過去の事件は出てこない。
それでも、あの事件を覚えている人はまだ多い。
出版社的には完全にアウトの事例だけど、なぜIT企業はうやむやにしようとしたのだろう。
紙に印刷して流通させると取り返しのつかない出版と、ネット上で文面をすぐに修正できるITでは意識に大きな差があるのかもしれない。
追記 もし、それなりの賠償金などでカタがついた話であれば、すみません。